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いつもと違う?

原作では炎蓮さんと梨晏は会ったことがありませんが…この外史では炎蓮さんが存在し、梨晏と出会う。そんな外史があっても良いよね。

「んん…朝か…」


目を覚まし、寝台から身体を起こす。そして部屋を見渡す。いつもの建業の城の自室とは違う。ここは太史慈が治めていた城だ。戦闘終了後、戦処理の為にこの城に一時的に常駐しているのだ。寝台から降りようと手をつくとズキリと左腕に痛みが走る。


「くそ、痛えなぁ…。ったく…油断した俺が悪いんだけどさ…」


そう独り言を呟きながら窓を開けタバコを取り出し一服する。肺腑の奥まで煙を吸い込み、ゆっくり煙を吐き出す。なんか久しぶりにゆっくり一服した気がする。しかし、まだ朝早いな。朝議まで時間はありそうだ、時間つぶしがてら庭にでも出るか。そう思い携帯灰皿にタバコを押し付け、ポケットに仕舞い。庭に出る、とそこには先客が居た。太史慈だ


「よう。おはよ。精が出るなぁ、こんな早くから訓練なんて。」


「あ、おはよ。えーと…」


「ああ、悪い。自己紹介がまだだったな。俺は三船玄助。好きに呼んでくれて構わないよ。」


「ありがとう。じゃあ私も改めて、名前は太史慈、字を子義。真名は梨晏だよ。」


「おいおい、真名まで良いのかよ?」


「もう雪蓮とは真名の交換してるし、それに私も呉に降って、これからは孫呉の一員になるから良いかなって。」


「なるほどねぇ…しかし、梨晏は強いんだな。あの雪蓮と互角に打ち合うなんて。」


「あ、見てたの?あはは…まぁ私もそれなりには自信はあるかなー」


「それなりどころじゃないと思うぞ?俺なんて一瞬で負けそうだ。」


「えー、でも玄助は劉耀様からの援軍を押し留めてたんでしょ?」


「よく知ってるな。」


「あはは。周瑜から聴いてね。戦嫌いの玄助が兵を連れて増援に対処したって。」


「なるほど…冥琳から聞いたのか。」


「うん。ねね、玄助は建業で天の国のモノを売ってるってホント?」


「ああ、ホントだな。」


「えー見てみたいなぁ。どんなのがあるんだろ。気になるなぁー」


「まぁ今見せられるのは1つだな」


「え?今見れるの?」


「ああ、ホレ。」


「なにこれ、鉄の箱?」


「これはライターって言ってな、簡単に火を起こせる道具だよ」


「へぇー。凄いよー!簡単に火を起こせるなんて!こういうのを売ってるの?」


「ああ、あとは嗜好品とかお菓子とか、飲み物とか。まぁ色々だ。」


「建業に着いたらお店案内してよ。私、凄く興味あるなぁー」


「おう、いいぞ。ついでにいくつか買ってくれると助かるな。」


「うわ、商売する気満々じゃん。」


「あはは、俺はすっかり商人になっちまったらしい。」


「戦で献策して、前線で戦う商人なんて居ないよー?」


「それもそうか。んじゃ、俺はなんだ?」


「いや、それは私には分からないけど…天の御使いってのは嘘じゃないんでしょ?」


「まぁそれは…そうだな。」


「ならソレで良いじゃん。それとも玄助は武官や文官になりたいの?」


「うーん…いや、俺の能力じゃなぁ…」


「だったら天の御使いって肩書きだけでも凄いことだよ!」


「まぁそれもそうか。これからも孫呉の便利屋として働きますかねー。おっとそろそろ朝議だ、梨晏、行くぞ。」


「あ、ちょっと待ってよー!」


朝議では先の戦闘での被害報告など様々な報告が上がってくる。もちろん朝議を取り仕切るのは冥琳。



「以上が先の戦闘での報告となります。」


「結構持ってイかれたなァ…。建業に戻り次第、兵の補充と調練を徹底しねェとな。」


「その通りかと…。」


「兵の調練は祭と粋怜を主にして、動かすとして、だ…太史慈、てめェは我ら孫呉に降るんだな?」


「は、はい!私と私の部隊1500名、孫呉に降ります。」


「そうかァ…よっしゃ、なら太史慈、てめェはこのままウチで武官として働け、最初はウチのやり方に戸惑うかもしれんが、てめェなら出来るだろ。ただし、てめェの部隊は一度解散させ、各武将の部隊に組み込む。そのまま残して、反乱でも起こされたら意味がねェ。」


「そんな、反乱なんて、」


「太史慈、お前は裏切らないとは思うが兵まで裏切らんとは限らん。ならばその可能性を少しでも低くするために一度解散するのだ。」


「1500が丸々反乱なんて起こしたらたまったもんじゃないわよねぇー。」


「分かりました。確かに私だけなら真名に誓って裏切らないと言えるけど、兵たちはどう思ってるか、分からないから…孫堅様の言う通りにしてください。」


「おう。ところで、玄助。」


「はい?なんでしょう?」


「てめェ本陣に居ろと言ったのに、前線まで出たらしいなァ…しかも独断で敵の増援を押し留める?てめェは一丁前の武官になったつもりか?」


「あー…いや、あの時はアレが最善だったかと…」


「それで手傷を負ってるじゃねェか!いいか?戦はてめェが考えてるほど甘くねェ、いくらてめェが戦に慣れてねェからと言っても、敵は待ってくれねェ。次からは気をつけるんだな。あと、よく敵の援軍を押し留めたな、褒めてやる。コレでてめェの命令違反の罰と敵の援軍を押し留めた褒美はトントンだ。」


「ありがとうございます。」


「冥琳!他にはなにかあるか?」


「いえ、以上です。」


「よし、なら解散だ!てめェら早く戦処理終わらせて建業に戻るぞ!いつまでも建業を空けとくワケにもいかねェからなァ!」


「「御意!」」


そうして朝議は解散となった。みんな梨晏と自己紹介をしている。梨晏は話してて明るく、それで居て武官としての実力もある、みんなに好かれ、孫呉に馴染むのも時間の問題だろう。しかし、やっぱり慣れた土地が恋しいよ…早く帰りたいなぁ…店も閉じっぱなしだし、早く帰らないとお客さんが待ってるし…

戦ってめんどくせぇー!

やっと梨晏が仲間に。いつ蓮華たちを出そうか悩んでます。ああ…考えることがいっぱいだー…

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