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試験運用?そのまま続けちゃえば?

お店が忙しいのは嬉しい悲鳴ですな。

【天の万事屋】がオープンしてから数日…売り上げは日に日に増え、今では最低でも5000銭、売れる時は3万銭を売り上げるまでに至った。うん、売れるのは嬉しいよ?お客さんが満足そうに笑顔で帰って行くのを見るのも幸せだよ?でも、俺1人じゃ限界があるし、大量の売り上げ金を、日も落ちた夜に1人で城まで運ぶのは疲れるし、強盗にあったらと思うと気が気でない…。うーん…しかし、城から応援を呼ぶにしても…みんな仕事があるし…何か良い案は無いものか…。冥琳に相談してみよう。


「冥琳ー。居るー?」


「む?三船か?入っていいぞ。」


「お邪魔しまーす。」


「何用だ?それに店はどうした」


「お店は休憩中。それより相談があって…」


「聞かせてみろ。」


経緯を説明する。接客は何とかしようと思えば何とかなるが、大金を城まで運ぶのは危険過ぎる。


「なるほどな…しかし、そこまでの売り上げか…。分かった、では、城下の警備をしている兵を護衛に付けよう。開店から閉店まで兵が常駐していれば、問題があった時にすぐに対処出来るだろう。」


「ありがとう。助かるよー…。大金運ぶの大変なんだよ…重いし、強盗にあったらどうしようとか…」


「強盗くらいならばお前は撃退出来るだろう?」


「いやいや、確かに武術の心得はあるけど、さすがに刃物とか持った数人相手はキツイって…。それに買いかぶり過ぎじゃない?」


「先の戦では賊を数人相手にしたのだろう?ならば大丈夫だろう」


「いやいや、アレは仕方なく…」


「ふむ…分かった。では護衛に兵を店に常駐させると言うことで良いな?」


「え?うん。それだけでも、充分助かる。」


「では、手配しておこう。お前もそろそろ店を開く刻限ではないか?」


「え、もうそんな時間?あー、急がないと!それじゃ、冥琳よろしく!」


バタバタと走って店に戻って行く


「しかし、試験運用とはいえ…大金を稼ぐとは…。あやつには商才があるのか?それとも天の品の物珍しさか?ふむ…まだ計れんな…。しかし、店で何かあれば問題になるのは確か、早めに手を打っておいて問題は無いだろう。」


そう言って、玄助の出ていった扉を見ながら人を呼びすぐさま、警備の指示を出すのであった。


やっぱり冥琳は頼りになるな…まさか城下の警備兵を店に常駐させてくれるとは…。しかし、それでは警備が薄くなるのでは?いや、冥琳のことだそこは抜かりないだろうな…。あ、そう言えば税っていつ誰に払えば良いんだ?聞くの忘れてた…いつまでも俺の部屋に大金を置いとくワケにもいかないし…。まぁまずは店だ…待たせすぎると暴動でも起きかねん。それに暑い中外で待って貰うのも悪いし…急いで店に戻らないと…


「待たせてごめんなさいねー。すぐお店開けるからちょっと待っててー」


すぐさま開店すると、お客さんが流れ込んでくる


「常連さんは慣れたモンだ…いつも同じモノを買うから値段覚えてくれてるから会計はすぐ済むし、ソレにその常連さん達がウチの店に慣れてない人達に説明までしてくれてるし…うーん…優しい世の中だな…」


「あの、御使い様?独り言も良いですが、早く会計を…」


「おっと、すまん。毎度ありー!」


「御使い様ー!くっきーとじゅーすのお代わりをお願いします」


「はいよー!」


そうやって今日も接客をこなす。俺って天の御使いだよね?小間使いじゃないよね?いや、自分で店をやるって言ったけど、こんなに民に近い天の御使いって…まるで蜀ルートの主人公じゃんか!呉ルートでは文官的な立ち位置だったじゃん!はぁ、【北郷一刀】と俺は違うってことか…。まぁ、北郷くんはゲームの主人公だからね、俺はリアルだし…そりゃ立ち位置も変わってくるか…それに俺の選んだ道だしなー。しゃーなしか…


次はどういった内容にしようか悩んでます。まぁ書き始めてしまえば早いのですが…色々と浮かんでくるんですよねぇ…ソレにまだ恋姫の内容的には黄巾の乱で終わってますし…早く話を進めないと…

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