恋姫のキャラはリアルでも美人。
二話目にして主人公の名前が判明。
さて、ここからどうなっていくのか…
「ここの辺りだと思うんだけど…」
桃色のロングヘアーをなびかせ褐色肌の女性が馬を止め降りる
「策殿!全く…世話のかかるお人じゃ…」
もう一人の同じく褐色肌で銀髪の女性がため息を吐きながらもう一人の女性のそばに寄る
「あ!見つけた!祭!ほらあそこ!」
銀髪の女性を呼び、とある方を指差すとその向こうには見慣れない格好をした男が立って居る
「アレが天の御遣いじゃと?ただの男にしか儂には見えんが…」
「でも、こんな所にあんな軽装で…旅人には見えないし、それに服装も見慣れないわよ」
男の服装が見慣れないのも当然である、ワイシャツにデニムパンツ、ハイカットブーツと言う現代日本のファッションだからである
「ふむ…確かに策殿の言う通りじゃ…しかし危険ではないかのう…」
「危ないヤツだったら斬っちゃえばいいのよ。それに私はあんな小綺麗な賊は見たことないわねー」
「確かに身なりは綺麗じゃが…ふむ…どうしたモンかのう…」
「焦れったいわね。話しかけましょう」
そう言うと男に近づき話しかける
「ねえ。そこの人。そう貴方。貴方、ここに流星が落ちたんだけど何か知らないかしら?」
「んー…流星は知らんが…多分その流星は俺だな。推測だが」
紫煙を燻らせ、女性からの問いに答える
「じゃあ、貴方が天の御遣い?」
女性は問う
「天の御遣いなんて大層なモンじゃないと思ってるが…この大陸、いや此処とは異なる世界から来たのは本当だ。」(このキャラ…見た目からして…雪蓮か…ってことは呉ルート?あっちで警戒してるのは祭さんかな…てか、リアルでもこんなに美人なのかよ…二次元だから良いと思ってたが…3次元でもこんなに美人だとは…)
「異なる世界?ソレは天のこと?」(この男の言ってることが本当かどうか分からないけど…一応連れて帰った方が良さそうね…)
「まあ…天の世界ってことにしとこうか…。んじゃ、こっちからも質問。貴女とそちらの女性は何者かな?」(まあ…予想が当たってれば孫策と黄蓋だよな)
「そう言えば名乗ってなかったわね。私は孫策。こっちは黄蓋よ。貴方の名前は?」
「俺?俺は三船、三船玄助だ。ああ、姓が三船で名が玄助だ。」
「変わった名前ね…天の国ではそういう名前が一般的なの?」
「ああ、そうだ。しかし、そちらの…黄蓋さんはまだ警戒してるようだ。」
「当たり前じゃ!胡散臭いとしか思えん。しかも異なる世界から来たじゃと?余計に胡散臭いわ!」
「まあ…確かに胡散臭いな…なら…貴女たちが知らない技術を見せよう。ああ、危なくないから警戒しなくていい。もし、命の危険だと思ったら俺を斬ってくれていいから。」
「へえ…どんなモノを見せてくれるの?天の国のモノなんだからさぞかし凄いんでしょうね」
「危険だったら斬って良いんじゃな?」
「もちろん。なら、コレ見て」
スマホを取り出し、スマホのカメラで二人を撮影する
パシャリ
「何の音?」
「此奴…」
「待って待って、ほら、孫策さんと黄蓋さん」
そう言ってスマホの画面を見せる
「えー!なにこれ!ホントに私と祭が…」
「あの一瞬で儂らにそっくりの絵を描いたじゃと…」
「どう?コレで少しは信じてくれるかな?」
「凄いわ!本当に貴方、天から来たのね。」
孫策は喜んでいる。黄蓋は未だ信じられないと言った顔だ
「祭、これは天命よ!早速、玄助。私たちと来てくれない?悪いようにはしないと誓うわ」
「策殿!軽率じゃぞ。それに大殿になんと説明する。」
「正直に話すわよ。それじゃあ、玄助?一緒に来てくれる?」
「そりゃ良いけど…ホントに身の安全は保証してくれるんだよな?」
「もちろん!でも母様たちにも説明してもらわないといけないけど…」
「ああ、良いぞお安い御用だ。」(しかし…母様?雪蓮の母、孫堅はゲームでは死んでる設定だったが…まさか、新作では生きてることになってるのか!しまった、失念していた…。雪蓮の母親だ…江東の虎…どんな人物だ…)
かくして、主人公「三船 玄助」は孫策、黄蓋と共に孫堅の居城へと向かうのであった。
次で建業へと場所は移ります。物語を書くのは大変ですね…