どの世界も悩みは同じ…
今回もタバコの話です。タバコの話ばかりすみませんm(*_ _)m
アレからタバコやら嗜好品、マッチも売れて少し安定してきた…朝議ではタバコを吸いながら参加している重臣も居る、あ、もちろん炎蓮さんも吸っている。そして炎蓮さんには王であって貰う為に見た目が豪華な灰皿といくつかタバコを献上した。どうやら強めがお好きらしい。さて、話を戻そう、朝議で話題になっているのは賊の頻発、そしてタバコのポイ捨てである。賊のことは知らんがポイ捨てはコッチの責任だ、購入者にちゃんとマナーを教えるべきだった…
「と言うことで賊の討伐には祭殿と穏を向かわせましょう。」
「ふむ…オレも異論はねェ…」
「では、それで進めていきます。では次ですが、城内の至る所にタバコの吸殻が捨ててあるのが報告されています。コレに関して三船、何か策はあるか?」
「えーと、次からは購入者に携帯灰皿を渡すのと、城内にいくつか喫煙所を設置するのが良いかと…」
「なるほどな…持ち運び出来る灰皿に、タバコが吸える区画を決めてそこで吸ってもらうのか。」
「そういうこと、一応皆には据え置きの灰皿をあげたけど、見た目からして高そうでしょ?だからみんなには良いと思うけど…他のことを失念しておりました、ごめんなさい。」
「オレ様の城がゴミだらけってのはいただけねェ…玄助、早急に対処しろ。いいな」
「はい!では俺は早速喫煙所の設置と購入者への対応をします。」
「他には何か問題はねェか?冥琳?」
「いえ、ごさいません。」
「よし、ならば賊の討伐は祭と穏に任せる、兵500を連れて行け!」
「御意」「かしこまりましたぁ〜」
しかし…ポイ捨てか…安易にどこにでもタバコが吸えるからこその問題だな…うぅむどう対策しよう…
「玄助、ポイ捨て問題について何か対策はあるか?」
「ううむ…注意喚起や口頭での注意、それでもポイ捨てがあるようなら、ポイ捨てをした人物にはタバコの購入を制限しようかなと。」
「ほう?3度目は無いぞ?と言うことだな?」
「ええ、なので、簡易的ではありますが喫煙所を作ろうかと。良いですか?」
「おう!オレの城がゴミだらけって噂が流れるのは敵わんからな」
「では早速、制作に取り掛かります。」
そうして城の様々な場所に灰皿の設置と喫煙所と書かれた看板を立てた、後は購入者たちに喫煙所で吸うように伝えることと、携帯灰皿の配布をしよう。
コレで少しはマシになれば良いけど…。日本もコッチの世界もやはり喫煙者のマナーが必須だな。
「さて、今日も商売頑張りますかー」
屋台の準備をし、旗を立てるオープンの合図だ、それと同時に数名の客が来る。早速タバコにハマったヤツらが居るな?コイツらは何度か来ている。顔は覚えた。
「いらっしゃい!いつものか?」
「いえ、今日は他のモノを試そうかなと…」
「へぇ?じゃあどんなのが良い?」
「そうですね…今まで吸っていたのは確かに軽かったですが、少し重いモノに挑戦してみようかと…」
「なるほどな…じゃあコレなんかどうだ?少しキツめのタバコだ…甘い匂いがするからあまり匂いも気にならない。あと、コレを配る事にした。携帯灰皿だ。使い方はまあ蓋開けてタバコの火を消して中に捨てるだけ。簡単だろ?」
「確かに簡単ですな?頂いて宜しいので?」
「あぁ、もちろんだ。最近タバコのポイ捨てが問題になっててな。購入者全員に配ろうと思ってる」
「それは何とも…御使い様、ここで吸っても宜しいですか?あぁ、あとあいすこぉひぃも下さい」
「了解、アイスコーヒーね。ほら、ただし、吸殻以外のゴミを灰皿に捨てるなよ?ゴミはゴミ箱に。だちゃんとゴミ箱設置してるんだからちゃんと正しい所に捨てろよ?って俺が言ってたって仲間の兵士にも伝えておいてくれ。そっちの文官さんも頼むよ?じゃないとタバコの購入を規制することになるからな。」
「わ、分かりました。」
さて、コレでどれだけの効果があるのか分からんが…一定の効果はあると見込みたい…しかし、まだ喫煙者は城内の一定数のみ、コレ城下に流すとなると、喫煙所の設置大変すぎん?何か今のうちに考えておこう。
喫煙を推奨するものではございません
未成年での喫煙は辞めましょう。
そして喫煙者の皆様は、ルールを守って喫煙しましょう。