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博麗記録帳  作者: 如月碧
闇幻想録
7/18

永遠に赤い幼き月ー紅魔館へー

※技名が一度に少し出るため読みにくいかも知れません。

「さぁてと霊夢が地霊殿に向かったから私は、紅魔館に行かないとな」

そう言い紅魔館へ向かうのであった。

「邪魔するぜ…っておいおい結構中は、荒れてるな…」

そう壊れかけの壁や床、天井を見て魔理沙は言った

「ま、魔理沙じゃん!?」

「フラン!?大丈夫か?その怪我」

フランと呼ばれている少女は、片腕を失った状態で倒れていた。

「まぁ、今のところ。」

「ならよかった。そういえば、咲夜や美鈴、パチュリー達が見当たらないが…」

「お姉様と戦ってるよ…お姉様が部屋から出てきたらおかしくなってたから。」

(主犯が、操っているってことか。)

「私も加勢しに行く…フランは、ここで待ってろ。」

「だけど…」

「だけどじゃない!」

「!?」

「うぐ…お前は、今死にかけなんだぞ?」

「確かに…」

「お前は、ここで体を休めとけ。この戦いが終われば、きっと咲夜達が処置はしてくれるさ。てかお前は、多分能力で止血しているだろ?」

「え?あ、うん?」

(見ての通り私は、普通に服で止血をしてるけど…)

「安静にしてろよ!」

「あ、うん…」

フランは、困惑しながら言われた通りに安静にしているのであった。

「私も混ぜろ!」

「…」

(皆、戦闘に集中してるな…)

「なら、ドーンっと一発かますことにしよう。〔ブレイジングスター〕!!」

「ちょっ!?」

そうして、攻撃は皆の間を通り抜けるのであった。

「魔理沙!!」

「なんだよ…」

「取りあえず美鈴!」

「はい!」

「お嬢様の相手をまだお願いね?」

「合点承知の助丸(すけまる)

「パチュリー様は、この魔理沙(あほ)をしばいといて下さい。」

「咲夜?それは、後にしてこの魔理沙(あんぽんたん)にもレミィを止める為に手伝ってもらったら?」

そう言われ咲夜は…

「確かに、いい戦力にはなりそうですね。分かりました…魔理沙?」

「は、はい?」

「取りあえず、手伝ってね?」

「え、あ、はい?」

「なら行くわ…」

(私一人でお嬢様の相手をしろって、言う必要あった?)

美鈴は、〔彩符(さいふ) 極彩颱風(きょくさいたいふう)〕を使用咲夜は、〔奇術(きじゅつ) エターナルミーク〕を使用パチュリーは、〔月符 サイレントセレナ〕を使用し、魔理沙は、

「皆んな凄いな…私も超えないと…一応巫女見習い。巫女の技と私の技をそのままぶち込んだ技!〔夢&恋符(ゆめあんどこいふ) 二重結界&マスタースパーク〕!!」

「!?」

今戦っている相手レミリアは、魔理沙の攻撃のタイミングが遅く反応が遅れ…

「直撃したか?」

(二重結界で相手の行動を制限、そして私の自慢の技マスタースパークで大ダメージを与えるこの技…流石に体力の消耗が激しいな。)

そして、攻撃で発生した煙が消え…そのには、元に戻った様子のレミリアが倒れていた。

「なんとか、殺さずにすんだな。」

「はぁ…よかった、お嬢様が元に戻ってくれて。」

「それじゃ、私はここらへんでお(いとま)を…」

「させるとでも?」

「!?」

「いや〜…あのはじめの攻撃もしかしたら、私達に当たってたかもなのよ?」

「そ、それは〜(焦」

「パチュリー様お願いします。」

「分かったわ。」

「あの、本当に申し訳ございませんでしたーー!!」

そうして、魔理沙はたっぷりしばかれたのであったのさ。

「やっぱり、倒されるか…ただ今が攻め時か?」

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