永遠に赤い幼き月ー紅魔館へー
※技名が一度に少し出るため読みにくいかも知れません。
「さぁてと霊夢が地霊殿に向かったから私は、紅魔館に行かないとな」
そう言い紅魔館へ向かうのであった。
「邪魔するぜ…っておいおい結構中は、荒れてるな…」
そう壊れかけの壁や床、天井を見て魔理沙は言った
「ま、魔理沙じゃん!?」
「フラン!?大丈夫か?その怪我」
フランと呼ばれている少女は、片腕を失った状態で倒れていた。
「まぁ、今のところ。」
「ならよかった。そういえば、咲夜や美鈴、パチュリー達が見当たらないが…」
「お姉様と戦ってるよ…お姉様が部屋から出てきたらおかしくなってたから。」
(主犯が、操っているってことか。)
「私も加勢しに行く…フランは、ここで待ってろ。」
「だけど…」
「だけどじゃない!」
「!?」
「うぐ…お前は、今死にかけなんだぞ?」
「確かに…」
「お前は、ここで体を休めとけ。この戦いが終われば、きっと咲夜達が処置はしてくれるさ。てかお前は、多分能力で止血しているだろ?」
「え?あ、うん?」
(見ての通り私は、普通に服で止血をしてるけど…)
「安静にしてろよ!」
「あ、うん…」
フランは、困惑しながら言われた通りに安静にしているのであった。
「私も混ぜろ!」
「…」
(皆、戦闘に集中してるな…)
「なら、ドーンっと一発かますことにしよう。〔ブレイジングスター〕!!」
「ちょっ!?」
そうして、攻撃は皆の間を通り抜けるのであった。
「魔理沙!!」
「なんだよ…」
「取りあえず美鈴!」
「はい!」
「お嬢様の相手をまだお願いね?」
「合点承知の助丸」
「パチュリー様は、この魔理沙をしばいといて下さい。」
「咲夜?それは、後にしてこの魔理沙にもレミィを止める為に手伝ってもらったら?」
そう言われ咲夜は…
「確かに、いい戦力にはなりそうですね。分かりました…魔理沙?」
「は、はい?」
「取りあえず、手伝ってね?」
「え、あ、はい?」
「なら行くわ…」
(私一人でお嬢様の相手をしろって、言う必要あった?)
美鈴は、〔彩符 極彩颱風〕を使用咲夜は、〔奇術 エターナルミーク〕を使用パチュリーは、〔月符 サイレントセレナ〕を使用し、魔理沙は、
「皆んな凄いな…私も超えないと…一応巫女見習い。巫女の技と私の技をそのままぶち込んだ技!〔夢&恋符 二重結界&マスタースパーク〕!!」
「!?」
今戦っている相手レミリアは、魔理沙の攻撃のタイミングが遅く反応が遅れ…
「直撃したか?」
(二重結界で相手の行動を制限、そして私の自慢の技マスタースパークで大ダメージを与えるこの技…流石に体力の消耗が激しいな。)
そして、攻撃で発生した煙が消え…そのには、元に戻った様子のレミリアが倒れていた。
「なんとか、殺さずにすんだな。」
「はぁ…よかった、お嬢様が元に戻ってくれて。」
「それじゃ、私はここらへんでお暇を…」
「させるとでも?」
「!?」
「いや〜…あのはじめの攻撃もしかしたら、私達に当たってたかもなのよ?」
「そ、それは〜(焦」
「パチュリー様お願いします。」
「分かったわ。」
「あの、本当に申し訳ございませんでしたーー!!」
そうして、魔理沙はたっぷりしばかれたのであったのさ。
「やっぱり、倒されるか…ただ今が攻め時か?」