巫女交代
「って事でね魔理沙博麗の巫女になってくれない?」
「おかしいだろ!」
あの後、ルーミアと集合場所・時間を決め離れてから魔理沙と霊夢は、博麗神社に戻ってきていた。
「いや、だって」
「はぁ…なんかしら理由があるだろうし、聞いてあげる。」
「どうして、上から目線?」
「はぁ?してたか?」
「まぁいいわ、」
「良いのかよ」
「理由は、言ったはずだけど…博麗の力と、私の能力、«空を飛ぶ程度の能力»が使えなくなったの。」
「そういえばそうだったな。」
「それで巫女出来ないから…」
「だったら私も出来ないぞ?」
そう言われて霊夢は、
「…私の勘が出来ると言ってるの!」
「暴論だな、それ…紫の承諾が…」
「…その紫が私の真後ろに居る話ってする?」
そう言われ魔理沙は霊夢の後ろを見た。
「は?本当に居た…」
「なんで?私そんなにも影が薄い?」
「「…」」
そっから016秒の沈黙が流れた、
「うぅ、分かったわよ私は、居なければいいのね…」
「ち、違っ」
「あ、そう言えばずっとこっそりと私達の話聞いてたんだし、魔理沙が博麗の巫女になる資格があるか教えてくれない?」
「…多分あるわよ…うぅ…見習いって事で良いと思うわよ…うぅ」
「ずっと、うぅって言うのやめてくれない?」
「もう、知らない!」
「霊夢さん?」
「何、魔理沙?」
「流石の私でも紫に同情するぞ?」
「?」
霊夢は、何も知らない様な顔して頭の上に?を浮かべてる。
「まぁ、魔理沙は巫女見習いって事でね?」
「あ〜もう!やってやる!」
一方他の所では、
ー紅魔館ー
「いてて、お姉様ってこんなに強かったっけ?」
「…」
「これくらい話してくれたら良いのに」
ー地霊殿ー
「こいし?」
「…」
「霊夢さんに伝えないと…」