闇に沈みゆく世界とその間の日常
その時、幻想郷に一つの黒い光が見えた。その光は幻想郷全体を覆いかぶさる様な速さで大きくなっていった。
ー博麗神社ー
「なん、なんだ…」
「…闇」
「え?」
「魔理沙、行くよ!」
「はぁ?」
「異変!巫女でしょ!」
「わかったよ!」
ー紅魔館ー
「ていう事が」
「そんな事より…この空をどうにかしないといけないわよ」
「え?何よこれ…」
ー紅魔館・フランドールの部屋ー
フランは天井に手を伸ばした
「大切な人…紅魔?ちがう…お姉様?だけど少し違う…咲夜でも、美鈴でもパチェでも、咲夜でも、クロでもない…なら、誰なの?教えて…」
ー地霊殿ー
「今日は、フランちゃんが遊びに来るの!」
「そんなの?なら、来客用のお飲み物を準備しないと」
「私もやるー!」
「さとり様!」
「どうしたの、お燐?って…本当なの?」
「なになに??」
「空が黒色に染まっていっているらしいの」
「どうゆうこと??夜なっているわけでもないの?」
「さぁ?詳しくは知らないわよ?」
「フランちゃん大丈夫かな?」
ー霧の湖ー
「やばいやばい…幻想郷が終わるかも…」
「早く行きなさいよ!」
「あ…そうじゃん!」
一方、チルノと大妖精は…
「なんだこれ?」
「さぁ?分からないよチルノちゃん…」
「これは、よく言う世界のききん!」
「危機じゃない?」
「そうとも、言う?」
ー妖怪の山ー
「あら?これは、号外かな?」
「私は、天狗♪白狼天狗♪犬走椛♪「わさびは辛い♪」