扉〈ゲート〉(Z0)
「なんか、嫌な予感が…」
「そう?」
その言葉に反応したのはA-96(美月)だった。
「なんか、近くない?」
「そう?」
「うん…」
一方、霊夢の方は…
「ええと…取り敢えずここは別の世界…私は、貴方の知っている博麗霊夢?ではないの!てか、私皐月霊夢だし」
「しら…」
「もう、霊夢…仕事休みだからって、全然帰ってこないと心配する…よ?」
「あ、そう?ごめん!異変で出てきた別世界の人がちょっと首絞めてきて今、無理」
「異変?ふ〜ん…お嬢様に伝えてくるね」
そう言って咲夜は紅魔館に戻って行った。
「じゃあ、映姫!」
「地獄の閻魔ですよ?そんなタメ口良いと思ってるのですか?」
「うん」
「…躾が必要のようね」
「???」
「取り敢えず腕立て壱阡回」
「え、嘘よね?」
「追加で、小町を乗せて」
「はぁ!?」
「やってください。そうすれば今後の分のタメ口も許しましょう。」
「…分かりました!やれば良いんでしょ!やれば」
「もう壱阡回増やそうかしら?」
「それは、勘弁しといて!」
(異変解決しろと言う割にはゆったりしすぎでしょ…)
と霊夢が思っていると
「→■□≠○↘¿」
「?」
「↓↘→↑◉¿¿§|||」
「え!?」
「誰でしょうか?」
「あ、あ、あ…」
「!?」
「これで、コミュニケーション出来ますかな…」
「あんた達誰?」
「私達は…∶ⁿ□≠≠■¡¡あれ…はなせ□■ですね…まぁ、良いでしょうどうせこの世界を手に入れて…光を無くさないとあなた達には私達の言葉を理解するのは」
「↘↘↑↑¿○」
(…?)
気づいたら目の前からあいつらは消えた。
「何処に!?」
「↑■§」
「え?」
「またね」
と言って何処かに消えたのだった。
「追いかけないと!」
「いってらっしゃい!…光を無くす…闇に染める?」
(Z0)は、ここでしか出ない世界です…つまり、悪く言えば『適当な世界』包んで言えば『未来が閉ざされた世界』とか?