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博麗記録帳  作者: 如月碧
ルーミアとリーリアの過去編
27/44

『救ってほしいんだ』

「出てくるのも時間の問題か…」

霊華は、小さな黒い球体を見ながら呟いた。闇地獄では、

「空気の流れがあるな…俺からして右斜方面…」

そう言って、歩み始めた。しばらくすると。

「眩し…ここに今あるだけの妖力を!」

「え?」

レミリアとリーリアは、急にひび割れた様な音がして驚いた。

「流石に…駄目だったかな?まぁ、体力はある程度回復できるくらいには時間は稼げたし…」

と言っていると、クミが出てきた。

「よくも…やってくれたな?」

「何が?」

「あそこでは、水中にいるみたいな感覚がして、歩きにくかったよ」

「へぇ…そう。なら良いけど」

と霊華が煽るように言うと、

「仕返ししてあげるよ!〔8ミ()(破壊)〕」

「え…」

(何、この感覚…物凄いスピードで何かが迫ってる?逃げないと行けないのに…足が動か…)

「出来るかな…〔ひかり〕」

その瞬間、目の前が真っ白になった。そして、次目の前が見えるようになった時には…

「あいつが居ない?」

「大丈夫?」

「え、大丈夫…だけど、あれは何?」

「…最恐(最強)()

「そう、なんだね…」

そして、数週間が経過した。

「れいちゃん!」

「一応、義理ではあるけど姉妹なんだよ?」

「なら、お義姉ちゃん?」

「いや、別に人の前ではお姉ちゃんで呼んでって事…」

「なら、そうとスパッて言えば良いのに」

とリーリアと霊華が話していると目の前に(ゲート)が現れた

「何これ…」

そこに、一人の男の子が現れた

「この先の人達を救ってほしいんだ」

「ど、どうゆう…」

「分かった!」

「ちょ…リーリア!?」

「ありがとう…それじゃあ、この中に入ってくれ」

そして、リーリアが入って行った。それを追いかけるように霊華が入ろうとした時に…

「霊華!」

「!?魔菜…」

「どこ行くんだよ!私に何もかも、黙って行っちゃうし…私のことが嫌いなのかよ!」

魔菜がそう言ったが、その後すぐに霊華が振り返って今すぐにも涙が流れそうな顔で

「ごめんね」

と言って(ゲート)に入って行ったのであった。

「最期にあげたかったな〜…この〝霧雨・博麗異変記録書〟を…」

「じゃ、渡してくるよ。」

と謎の男の子が取った。

「お前は、誰なんだ?」

「僕は…ーーーだよ」

そして、現在

「って感じかな?」

「そうなんだな…」

「おいひぃ〜」

「ええと…リーリア?流石に10回おかわりは、多いよ?」

「え?そうかな?」

これにて、二.五章終わりです!

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