リーリア
「ふぅー…なに?私が呼吸を整えている時に攻撃しないなんて、舐めプ?」
「うん、まぁそうだね。だって君、弱いじゃん」
霊華は、感情のコントロールが出来なかった。
「おりゃー!!」
「ハハ、怒りに攻撃を任せるって…やっぱり弱いんじゃ…」
霊華は、予想もできないような攻撃を放った
「1回地獄行ったら?〔闇符 闇地獄・無〕」
「何?その変な名前のこ…うげき。」
気づいたら自身が夜の森よりも暗い自分の身体も見えないくらいの闇・そして、何も音がしない…そこは、一言で表すなら『無』が合いそうな場所にクミは、居た
「!!!」
(え?声が出な…ちが…これは、空気が無…ぐっ…苦しい…)
その時急に声が聞こえてきた
「どう?『無』は」
(無…ハハ、恐ろしいな…確かに、空気も無い、光も無い、そして多分重力も無いな…)
「そこは、何もない…地獄みたいでしょ?さっき、感情のコントロールが出来なかったように見えたでしょ?それは、演技。生物は、怒ると動きが単調になりやすい…それで油断させたのよ。そして、お前に有効な攻撃を考えた」
それを聞いてクミは、
(まさか、あの一瞬で?その思考の速さ欲しいものだな…)
「貴方は、逃げれる?この何も無い空間から…」
そうして、声は途切れた。一方、現実では
「はぁ…はぁ…咄嗟に造ったスペルカード…流石に身体が慣れないわよね…」
そこに、
「霊華!」
「レミリア…うぐっ…」
霊華は、さっき使った〔闇地獄・無〕に体力が全て持っていかれた。
「大丈夫?」
「うん…あ、さっきの娘…大丈夫?」
「うん…」
「名前、無いんだよねつけてあげる」
「本当?」
「うん!なら…リーリアとかどう?」
それに対してレミリアは、
「その名前どっかで聞いたことわ」
「え?本当?必死に考えたんだけどな…」
「私その名前が良い!」
「え?」
「れいちゃんの名前は?」
「れ、れいちゃん?」
「うん、この人があなたの事れいちゃんって呼んでたから…」
「え?」
そして、レミリアの方を霊華は見た。何故かそっぽを向いていた
「ええと…私の名前は、博麗霊華。そして、宵闇の妖怪・ルーミアよ。」
色々あって、遅れてすみません!