紅月異変の終わり
※第二章の最終話です。
「え?それ本当?」
「そうなの!魔理沙の奴が…」
クロと霊夢が楽しく話していると
「霊夢!助けに来たぞ!」
と意気込んで言った魔理沙は、楽しそうに話している光景を見て
「な、何やってるんだ?」
「あら?魔理沙!?」
「え?この子が?」
「そうそう!私の大親友の霧雨魔理沙!今は、博麗魔理沙?で良いのかな?」
「それは、好きな方で良い…ただ、助けに来たつもりが本当に必要か?って思うぐらいに楽しそうだぞお前等。」
そう言われクロは
「あ、ありがとう?」
と言っているときに、魔理沙の後ろからレミリア達が来た。
「霊夢、その子に何もされてない?」
とレミリアに言われたため霊夢は、答えた
「何もされてない、強いて言うなら…暇な時に話し相手になってくれたくらいだよ!この子すっごく優しいんだ〜、殺意も敵意も無くただ、純粋に自分が正しいと思うことをしていて戦いも、上に立つこと、下につくことも苦手そうな子だよ!」
と聞きレミリアは
「ふ〜ん、ならこの子は、自分の意思でこうしてるの?」
と霊夢とクロに聞いたが聞いておらず
「え?私ってそうなの?」
「うん!そうに決まってる!ただね〜…」
「なに?なに?」
「クロさ、体に何か仕込まれている気がするの。クロを自分たちの良いようにする為の何かを」
「そうなんだ…私、霊夢と敵対しちゃうのかな?私の意思じゃなくても…」
とクロが言いレミリアは、霊夢に
「なら、情が出る前に殺しちゃいなさいよ!」
と物騒な事を言ったがまたもや、聞いておらずレミリアは悲しそうにしながら霊夢の話を聞いていた
「まぁ大丈夫だと思うよ!」
「何で?」
とクロが霊夢に聞くと
「取りあえず、これ解いて?」
と軽く縛ってある縄を見せながら言った
「え?うん、分かった」
と言われた通りに縄を解いた
「はい!解いたよ?」
「ありがと!」
「どういたしまして?でいいの?」
「うん!それで良いよ。後は、そこに立ってて?」
そう言われクロは、
「うん!」
と言い立った
「次は、自分は誰か答えて?覚えてい限りで、良いから?」
「分かった」
と言い自分は、誰かと言った
「私は、秋野美月…って何で私こんな事言ったんだろう?私は、A-96でクロって良く言われるよ。」
(秋野美月って誰だろう。だけど、なんだろう…懐かしい気持ちになる。)
「やっぱり…」
「え?」
と霊夢が急に言い出した言葉に皆疑問を抱いた
「やっぱりって何?霊夢?」
「クロ…」
「どうしたの?」
「貴女は、もうあいつ等から解放って言っていいのかな?されていると思うわよ。まぁ…私の言う事を何故か聞いているけど…」
「え!?本当なの!!霊夢!!」
「う、うん…」
多分絵に描いたら『ドンッ!』っと言う文字が使われそうな迫力で嬉しそうに言うのであった。その後、パチュリーの魔法のお陰で記憶が戻り今では、霊夢を母親だと思いながら過ごしたのであった。
「れ〜む…」
「何?」
「遊ぼー」
「それより…月を戻してよー!!」
ー博麗神社ー
「ーーーと霊夢が美月と仲良くなり美月の真実を知ったお陰でこの紅月異変は、解決したのであった。』ふぅー、疲れた!!」
「すみません、私の我儘で書かせてしまい。」
「まぁ、良いって事よ阿求!」
「今回は、早めに終わったからな!何か、変な終わり方だったけど。」
「ふふ、そうでしたか。この事を後世に知らせたいと思いましたので。」
「すげー立派だと思うぞ?」
「そう言ってくださりありがとうございます!」
そして、紅月異変が幕を閉じたのであった。
てことで第二章最終話でした上手く閉まらなかったかも知れませんが、許して下さい。次の第三章(?)は、後回しにして、もう一個の物語『魔王の君へ』を作ろうと思うので見て下さると嬉しいです!