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博麗記録帳  作者: 如月碧
闇幻想録
10/44

平和

巨大化した敵が、リーリアに向かって拳をふろうとして

「ッ!!」

リーリアは、死ぬ事を覚悟したが

「大丈夫?」

「れ…お姉ちゃん!」

「まぁ良いや…はやく、こいつに攻撃を…」

「分かった!」

そう言いリーリアは、唱え始めた。

「新しく誕生する星達よ私達をお守り下さい 守り(Guardian)の星々(Stars)

見事に攻撃が当たり…

「ぐがががぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!」

と幻想郷中に響き渡る轟音が敵の口から発生した

「ば、化け物じゃない…」

「う、うるさいよー。」

「ッ…(た、耐えるんだ。)」

そして、敵は体制を崩した。一方紅魔館に居る魔理沙のところでも。

「な、なんだ?」

「この、轟音は?」

「もしかしたら、霊夢達が!」

「え?霊夢が?」

「霊夢達だが…ま、まぁそうだな」

「急げわよ!あ、フランも…」

フランを連れようとしている紅魔館の当主レミリア・スカーレットに、魔理沙は

「レミリア?フランは、お前のせいで片腕ないぞ?」

「あ…分かったわよ…私のせいで…ね…フランは…片腕を…」

「あぁ〜もう!行くぞ!」

「うん…」

そして、レミリアと魔理沙は霊夢達の所へ向かった。

「なに!こいつ、しつこい!しつこい男は、嫌われるのよ?」

「ゔぅ゙ぅ゙ぅ゙…」

「?」

「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぐがぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」

「なんでキレるのよ!」

何かの言葉が、どこかの傷をえぐった様で暴走し始めたのであった。

「うぅ…流石に無理無理無理無理!!」

「ちょっと!リーリア!」

「あぁ、もう!〔光の斬撃波〕!!」

「ぐぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙…」

やったと思われたが…

「がぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」

「あぁ…もう!しつこい!しぶとい!キモい!」

「流石に、悪化するんじゃ?しかも、神社壊れるよ?」

「《数秒沈黙があり》あ…そうじゃん!やっちゃた。」

気づいた時には、遅く

「がぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!」

「もう…3…2人?じゃ無理!」

「諦めるの?」

「そうゆう訳では、ないけど…流石にそんな少人数じゃ無理ってこと!」

「うんまぁ、確かに。」

と謎に納得し…

「おーい…ってなんだよこの怪物」

「さっきの敵」

「それよりも神社が…私の第3の家がぁ…」

それに対して霊夢、

「え?3?ええと…霧雨魔法店と…博麗神社?となに?」

「ええと…紅魔館だな…って言ってる場合じゃないだろ」

と魔理沙の呼びかけによって何とか敵からの攻撃を避けれた。

「取りあえずまずは、こいつの相手だ。」

そうして、レミリアは

「霊夢大丈夫?」

「うん、まぁ大丈夫だよ?急に何?紅霧異変以来から少し、変だよ?」

「霊夢が悪いんだよ、」

っとレミリアは、霊夢に聞こえない声で言うのであった。

「があ゙ぁ゙ぐぅ゙ぅ゙ぎいぃ゙ぃ゙ぃ゙!!」

その後に、踏み潰そうとしたが

「貴方には、分からなかったかもだけど!私達(レミリアと魔理沙を除いて)は、物凄く小さく私が言うまで壊れないStarがあるの」

「…リーリアのその技名を英語で読む癖は、辞めさせたいなぁ…」

「ざんねーんそれは、治らないよ…お姉ちゃん?」

「はぁ…まぁいいか。〔闇乃剣(やみのけん)〕」

「私も、霊夢を守る為…違う違う、皆んなを守る為に〔神槍 スピア・ザ・グングニル〕!」

「霊夢?まぁいいや。私は、〔霊&恋符 夢想封印&ノンディレクショナルレーザー〕」

「ぁ゙ぁ゙?がぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」

「あっ!腹に穴が!」

それを見て霊夢は、スペルカードを発動した。

「〔光の槍+闇の斬撃波〕!」

そうして、見事に敵の腹に出来た穴から見える心臓を貫いた。

「やった?」

「いや…分からない」

「そこは、せめて定番の『違う!』だろ?」

霊夢は、魔理沙の行っている意味が分からなかった。そして気が付いたら、敵は何か燃えてるように悶え込んで、消失した。

「勝った…」

「勝ったよ!れ…お姉ちゃん!」

「もう、何回間違えるの?まぁ…勝ったね。忌々しきあいつが、やっと死んでくれた。」

独孤(ひとり)君は、元気にしているかな?)

「霊夢!やった!勝ったよ!勝った!」

「あんたは、グングニルを投げたっていう活躍しかって言うとでも思った?」

「え?」

「よく見えなかったけど、グングニルに魔理沙達の攻撃が当たって勢いが増して貫通したんだよ?よくやったね。」

「もう、こうゆう所が好きになる理由なのに。(小声」

「なんて?」

「い、いや何でもない!そ、そういえばわ、私のい、家にす、住む?」

「ええと…じゃじゃあ、お言葉に甘えて…」

そして、レミリアは背中でガッツポーズをした。そこから、数日後。

ー博麗神社ー

「ありがとな!ニトリ!」

「それは、名前が違うよ盟友。からかってるのかい?私は、河城にとり…次、間違えたら…工事費2倍ね。」

「それは、キツいな…」

ー紅魔館ー

「レミリア!」

「何?」

「それ取って。」

「これ?」

「うん!」

影で見守っている十六夜咲夜。

「あぁ…お嬢様…家事している姿とても良い。」

後ろから、

「あれ?P長十六夜咲夜さん?」

「あら?こあ、貴方ご飯になりたいようね。」

「嘘です!嘘。分かりますか?」

「…嘘なら、良いやそれにしてもお嬢様、霊夢が来てから家事やりだしましたよね?」

「そうですね。」

「そして、当主の仕事を妹様に…」

「確かに。」

と『こあ』こと小悪魔と紅魔館のメイド長十六夜咲夜が雑談していると前から

「あら?咲夜とこあじゃないどうしたの?」

「ええと…お嬢様が家事をしている所が尊くて見ていました。」

「私は、咲夜さんが鼻血垂らしながらお嬢様の事を見ていたので話しかけました。」

「あら?そうなの?」

「はい!」

その会話を横目で見て霊夢は、

「なんか、神社で巫女として働くよりこっちのほうが稼げるわぁ〜。」

ー霊夢の部屋ー

〈〈霊夢を入れた紅魔館の人達が門の前で笑いあっている写真〉〉

ールーミアの住居ー

「ごめんね、リーリア」

「何に対してのごめん?なのれいちゃん」

「ええと…変な名前の事と、こんな家で」

「いやいや、大丈夫だよ!名前も気に入ってるし!この家も、長年れいちゃんと過ごしてるから!」

「だけど、私以外が居る目の前でれいちゃん呼びだけでも、やめてくれない?」

「出来るだけやってみる。」

「まぁ…いつか話すときが来るだろうだから。」

「来ると良いね。」

「絶対来るよ。」

ー博麗神社ー

「『の活躍により闇異変は、解決した』…っと。阿求に、私が巫女になってからの、出来事・異変を記録しろって流石にキツいな。まぁ、書き終わったんだし。良いか。」

こうして幻想郷に平和が訪れたのであった。

これで一章は、完結です。二章も作りますので是非見て下さい!

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