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4/13

ヴァンパイアって厨二心がくすぐられる

前回のあらすじ:魔法いっぱい使えるようになった。小鳥と話せた。小鳥からこの世界のことを聞いた。ゴブリン倒した。ウルフとあった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:レッサーウルフ

LV :20/20

状態:通常

HP :31/31

MP :21/21

攻撃力:40

魔法力:36

防御力:34

素早さ:38

ランク:F

通常スキル:

《噛み付く》《引っかく》

魔法スキル:

《身体強化(小)》

耐性スキル:《落下耐性(小)》

特殊スキル:なし

称号:なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、これ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:キッズバット(変異種)

名前:なし

LV :14/15

状態:通常

HP :31/31

MP :23/56

SP :600

攻撃力:35

魔法力:55

防御力:29

素早さ:50

ランク:F

通常スキル:

《飛行》《夜目》《噛み付く》《引っかく》《鑑定》《隠密》《投擲》《念話》

魔法スキル:

《魔力操作》《生命操作》《物質操作》《水魔法》《氷魔法》《火魔法》《炎魔法》《風魔法》《土魔法》《雷魔法》《光魔法》《闇魔法》《空間魔法》《重力魔法》《ヒール》《キュア》

耐性スキル:なし

特殊スキル:

《ステータス閲覧》《世界辞典》《スキル交換》

称号:《転生者》《目覚めし者》《魔導の達人》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お、ステータスてきには勝ってるぞ。

いけるな。


『なんでアロエはこいつに負けたの?』

なんか特殊な攻撃とかあるのかな?


『僕が戦ったのはこいつじゃないよ。こいつはレッサーウルフでウルフの弱い奴だけど、僕が戦ったのはウルフだよー。』


そうなんだ。レッサーだったかー……


『よし、とりあえず私が足止めして、二匹でタコ殴りにしよ!』

『おっけー!殴りまくろー!』


土魔法で土を操り、レッサーウルフが立ってるところを穴にする。


レッサーウルフが穴に落ちてもがくが、穴は深くて脱出できそうにない。


ちょっとかわいそうだけど、一方的に殴らせてもらおう……

ごめんよウルフ君…倒したあとはちゃんと食べてあげるからねっ!


アロエと私で石や木の枝を投げつけまくる。


しばらくすると、

【経験値を取得しました。レベルが1上がってレベル15になりました。】

【レベルが最大になりました。進化が可能です。】

という声が聞こえた。


『倒したぞっ!!』

『イエーイ!!やったねリリー!あ、レベル最大になったよ!』

『お、まじか。私も今最大になったよ。』

『家に帰って進化だね!!』

おうよ!

と、このウルフどうやって運ぼう……

食料として家に持って行きたいなぁ……


『あ、このウルフさ、リリーが魔法で運んでくれない?僕火しかできないからさー』


その手があったか!!風魔法で運ぼう!アロエ天才っ!私の次に。


風魔法でふわり、とウルフを運ぶ。

あ、MP持つかな……大丈夫と信じよう。




無事に家に帰ってきた。


ウルフを風魔法(エアーカッターだよっ!たぶん。)でぶった切って解体(?)する。


土魔法で土の箱(蓋つき、壁厚め)を作り、中に氷魔法で氷をいっぱい入れる。

簡易冷蔵庫の完成っ!

冷蔵庫を家の壁に土魔法で釘付けして、設置!

そこにウルフ肉を入れる。

あとはときどき氷魔法をかけて溶けた水を凍らせれば、完璧。

3日は持つ気がする。


また家が立派になった。ふっふっふ!

やっぱ私って天才だわー!


昼ごはんはウルフの焼肉。

ウルフ肉の一部を火魔法で焼いて食べた。まぁまぁ美味しかった。

肉の丸焼きを美味しいって感じるし、は私の味覚は完全に魔物の舌だね……


ウルフとかの魔物を殺すことに罪悪感もあまりなかったし、もう人間やめちゃったのかな、私。

コウモリになった時点で人間やめてたけどね。


ちなみに、アロエは

『肉を焼くなんて初めてだよ!焼いた肉って美味しいんだね!今まで生で食べてたからね……

肉を焼くのは人間の考えだからねー。でも美味しいや!!』

だそうだ。気に入ってくれてなによりだよ。うむ。


午後は、アロエに私が覚えた魔法全部覚えさせた。


イメージが難しかったようだが、私が実演して見せることで、なんとかやった。

何度も実演しながらやっていくのは大変だった。

頑張って、水、氷、風、土、雷、光、ヒール、キュアを覚えさせた。

闇、光の魔法は本人の適正によってできる人とできない人がいるそうだ。

アロエは光だった。両方の適正がない人も結構いるそうだ。

ちなみに私は両方使えるけど、闇の適正が特に高いらしい。

厨二心をくすぐるね。ふふふふふ。


重力魔法と空間魔法も無理だった。重力魔法は、この世界に重力っていう概念が普及してないから想像が難しいようだ。あと、世界辞典によると空間魔法魔法は難しく、使い手はほぼいないそうだ。重力魔法も同じく使い手はほぼいないそうだ。あと生命操作と物質操作もよほど魔法が得意じゃないと無理だそう。教えるのは諦めた。


あ、ちなみにMPはごはん食べたら回復したよ!


その日は、夕方までアロエの魔法訓練に付き合った。







結果。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 種族:キッズコリカトス(変異種)

 名前:アロエ

 LV :15/15

 状態:通常

 HP :33/33

 MP :44/44

 SP :600

 攻撃力:40

 魔法力:50

 防御力:31

 素早さ:54

 ランク:F

 通常スキル:

 《飛行》《引っかく》《突っつく》《隠密》《不意打ち》《炎纏》《石化》《鑑定》《念話》

 魔法スキル:

 《魔力操作》《水魔法》《氷魔法》《火魔法》《炎魔法》《風魔法》《土魔法》《雷魔法》《光魔法》《ヒール》《キュア》

 耐性スキル:

 《火耐性》《暑さ耐性》《毒耐性》

 特殊スキル:

 《スキル交換》《四聖獣の加護》《朱雀の加護》《ステータス閲覧》

 称号:《朱雀の娘》

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結構魔法使えるようになってるよね!すごーい!

アロエも結構魔法得意型なステータスだもんね。

先生が良かったのかなっ?


あ、私のステータスはこれでーす!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:キッズバット(変異種)

名前:なし

LV :15/15

状態:通常

HP :32/32

MP :23/58

SP :600

攻撃力:36

魔法力:57

防御力:30

素早さ:52

ランク:F

通常スキル:

《飛行》《夜目》《噛み付く》《引っかく》《鑑定》《隠密》《投擲》《念話》

魔法スキル:

《魔力操作》《生命操作》《物質操作》《水魔法》《氷魔法》《火魔法》《炎魔法》《風魔法》《土魔法》《雷魔法》《光魔法》《闇魔法》《空間魔法》《重力魔法》《ヒール》《キュア》

耐性スキル:なし

特殊スキル:

《ステータス閲覧》《世界辞典》《スキル交換》

称号:《転生者》《目覚めし者》《魔導の達人》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私結構強くなったね!防御怪しいけど、当たらなければなんてことない!


あ、話は変わるけど、アロエに練習させてる間に家の改装をしたよ。

土魔法が使えるようになったから土魔法で家を快適にした。

ちょっと暗いのが前から気になってて、窓も作った。

氷魔法の応用で溶けない氷を作ったんだけど、すっごく難しくてMP使い切っても足りずにMPが回復する実食べながらやったよ。大変だった……

それぞれの個室も作った。

帰ってきたらすぐ帰って身体を綺麗にするための水も玄関に設置。

おかげですっごい快適な家になったよ。

ーーーーーーーー


『よしっ。じゃあ進化しよっか!おやすみー』

『うん!おやすみー』


【進化先を表示しますか?】

YES。

【リトルバット:ランクE、バット種の子供。もう一度進化するとバット(ランクD)になり、危険なので見つけ次第討伐しましょう。


リトルバット(変異種):ランクE、リトルバットの変異種。これが進化すると、バット(変異種)となる。変異種は魔法の扱いが上手く、厄介である。


リトルブラックバット:ランクE、バット種の変異種が至る個体。闇魔法を使うため厄介な魔物。進化してブラックバット(ランクC)となる前に討伐しましょう。


レッサーマジックバット:ランクE、バット種の変異種が稀に至る個体。魔法を操り、敵を蹂躙する。進化するとマジックバット(ランクC)になるので、率先して討伐しましょう。


レッサーヴァンパイアバット:ランクE、バット種の変異種が極稀に至る個体。生物の血を吸うことで強くなる。進化するとヴァンパイアバット(ランクC)になる。0.01パーセントしかいない変異種の中でもほとんど至る個体はおらず、非常に貴重な個体。】


おぉ、進化先いっぱいだぁ。どうせならランクCになれる奴がいいね。せっかく変異種なんだから、変異種が至る奴になりたいよね。うん。

ブラックかマジックかヴァンパイア。悩む。

闇魔法、かっこいいから極めたい。厨二心をくすぐる。しかも強そう。

魔法を操り蹂躙とか強そう。強くなりたい。魔法を極めるのもいいかも。

吸血鬼とか、私の厨二心を揺さぶる。血を吸って強くなれるっていうのもかっこいい。

どれもいいなぁ……

でもやっぱり珍しい奴になりたいなー。


決めた!!

私は!


レッサーヴァンパイアバットに進化するっ!!

吸血鬼とか。厨二心を揺さぶられる。

いいじゃん。吸血鬼。かっこいい。


【レッサーヴァンパイアバットに進化しますか?】

YES!

【レッサーヴァンパイアバットに進化します。】

















よく寝た。おはよーございます。


『アロエ、おはよー。進化した?』

『うん!レッサーファイアーバードに進化したよ!リリーは?』

『レッサーヴァンパイアバットになった。』

『へー。かっこいいね。』


お、これのかっこよさがわかるか。やるね。


あれ?そういえば私以外の魔物はどうやって進化するんだろ。

【成長の過程で自然に進化します。基本的に、一番上の候補に進化します。稀にたまたま別の進化をする個体もいなくはないですが、ほぼいません。知能が発達した魔物は進化先が感覚でわかり、選ぶことも可能ですが、普通選ぶほど進化先はありません。変異種だから多いのでしょう。ちなみに、変異種のまま進化していく魔物はほぼいません。】

なるほど、そう考えると、やっぱり私やアロエは特殊なんだなー。

変異種で生まれて、知能があるから変異種に進化して、特殊な進化をした。

その上成長チートまである。

私たち、思った以上にチートだわ。


レッサーファイアーバードってなんかばっとと似るな。


レッサーファイアーバードって強いん?

【レッサーファイアーバード:バード系、コリカトス系の魔物の変異種が稀に至る個体。炎の魔法を得意とし、炎を纏うこともできる。進化によっては聖獣や鳥王になることができる系統である。聖獣は10000年に一度現れるらしい。】

へー。強いんね。進化したら聖獣かぁ。すごい。


私はヴァンパイアバットの先の進化、あるのかなぁ。

改装後の家です。無視してくれて構いません。

挿絵(By みてみん)

誤字脱字、改善点あったら教えてくれると嬉しいです!

評価くれたら嬉しいです!

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