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私すごい魔法使いなんだっ☆魔法少女マジカルザコ子☆

前回のあらすじ:進化した。スライムに勝った。うさぎに襲われてる鳥を助けた。その鳥は朱雀の娘で、私と能力がすごく被ってるスキルチートだった。鳥を回復して、家に寝かせた。魔法の特訓をした。

わたし、魔法の訓練頑張ったよ!!

ひたすら、魔力を、いろいろイメージしながら放出した。

魔物を相手に魔法で戦ったりもしたよ!

まぁ弱いスライムとかに一方的に魔法ぶつけただけだけどね。


森を探索したときに、MPが回復する木の実を見つけたんだよねー。

めっちゃラッキー!それのおかげでずうっと魔法訓練することができた。

めっちゃ頑張ったよ!私ってやっぱりすごい!!


で、訓練の成果がこれ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:キッズバット(変異種)

名前:なし

LV :10/15

状態:通常

HP :27/27

MP :13/47

SP :600

攻撃力:31

魔法力:48

防御力:25

素早さ:46

ランク:F

通常スキル:

《飛行》《夜目》《噛み付く》《引っかく》《鑑定》《隠密》《投擲》《念話》

魔法スキル:

《魔力操作》《生命操作》《物質操作》《水魔法》《氷魔法》《火魔法》《炎魔法》《風魔法》《土魔法》《雷魔法》《光魔法》《闇魔法》《空間魔法》

《重力魔法》《ヒール》《キュア》

耐性スキル:なし

特殊スキル:

《ステータス閲覧》《世界辞典》《スキル交換》

称号:《転生者》《目覚めし者》《魔導の達人》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とまあ、こんな感じでーす!


ラノベで読んだことがある魔法全部かたっぱしから試してったら結構できたんだよね!!

私すごくない!?


そして、《魔導の達人》は魔法使ってたらゲットしたい称号。なんか魔法に使うMPの量を削減できるらしい。


やっば!私つっよ!

MP少なくてたいした魔法使えないし、魔法力低くてたいした威力でないけどね。

それでも私は強いのだ!!


というわけで、めっちゃ強い天才の私は寝ます。おやすみー










目が覚めた。なんだか下がもふもふしてる。私のベットはコケが敷いてあってフカフカだけど、そういう感じじゃない。コケより、なんだかあったかくて、もふもふしてるけど、絹みたいな。


「ピュィィィィ……」


あ、私鳥の上で寝てた。寝てる間にベットから落ちたらしい。

ごめんよアロエちゃん……


ところで君、起きたんだね。


早速念話を使おう!

世界辞典!どうやるの?

【魔力に言いたいことを乗せて相手に放出するイメージです。また、相手を意識することによって相手が自分に伝えようとしていることがなんとなく分かる。】

なるほどなるほど。

実践!


『あーあー。聞こえる?』


鳥に意識を集中する。


ーー……念話?……どうやって……習得…………?


という声が聞こえたような気がした。


念話?どうやって習得した?

って言ってる気がする。


『スキル交換っていうスキルだよ。アロエちゃんも持ってるからできると思うけど…。』


ーー……使い方……分からない………


『スキル習得したい!って念じればスキル習得しますか?てきな声が聞こえると思うけど……』


ーー声?……そんなもの…………聞こえない………


あ、そうか。あの声は世界辞典のスキルだ。この子は《世界辞典》持ってないし……

どうするんだろ。ねぇ世界辞典さん。君がいない場合ってどうやって《スキル交換》使うの?

【『スキルポイントを消費してスキル《ーー》を取得することを望みます。』というように念じればスキルを取得できるはずです。】

へー。そんなもの、みんな誰から教わるんだよ……


『スキルポイントを消費してスキル《念話》を取得することを望みます、って念じてみて!』


ーー…………。

『念話取れたよ!ありがとう!あと昨日はホーンラビットから助けてくれてありがとう!危うく死ぬところだったよ。』


『おぉ!取れたんだね!よかった!』


『あと、なんで僕の名前知ってるの?』


あ、しまった。鑑定で名前知ったからそう呼んじゃった。初めて会った(コウモリ) が自分の名前知ったらやばいよね!!

あとこの子ボクっ娘か。


『えーっと、鑑定っていうスキルがあって……それによって知ったというか……』


『鑑定かぁ!僕も鑑定取得しとこっかな!』


『この世界の魔物はみんな言葉がわかるの?』

っていうかなんで日本語通じるの!?


【念話は言語関係なく使えます。】

あ、そうなんだ。


『えーっと、そもそも念話は言語関係ないよ。あと、魔物みんなが人の言葉を理解するわけじゃないよ。けっこう高位の魔物でもないと通じないよ。僕は四聖獣朱雀の子供だからね。ていうか、なんでこんな常識をしらないの!?言葉がわかるぐらいの魔物なのに!?』

『えーっと、なんというか……別の世界から転生してきたって言ったら、信じる?』

『別の世界から?転生者ってやつ?人間の勇者とかは転生者らしいけど、魔物で転生っていうのは聞いたことないなぁ……そうなんだ……』

『そうなの。そこで、この世界についてあまり知らない私に、この世界について、教えてくれない?』

『もちろん!君は僕の命の恩人だからね!僕、朱雀の子供だからけっこうお父様に教えてもらったんだ!』

『この世界はね………



アロエと世界辞典から聞いたこの世界のことが長かったので天才の私がざっくりまとめると、こんな感じ。


・この世界は基本的にラノベとかゲームとかで出てくる世界とすごく似ている。

・エルフなどの亜人や魔族、魔物もいる。

・魔族はラノベじゃよく人間の敵になってるが、この世界では敵じゃない。

・人の種類として、大まかにふたつに分けると、人間と魔族に別れる。

・人間側はエルフ、ヒト、ドワーフなどの光属性適正値が高い種族。

・魔族側はダークエルフ、魔人、ヴァンパイアなどの闇属性適正値が高い種族。

・ただ、最近ではヒト種と、亜人 魔族、と分けられることが多い。

・1番数が多いのはヒト種。

・国によってはヒト種以外は人権なんてないってぐらいひどい差別を受けている。

・魔物は、普通の動物とは違い、魔力があり、魔法を使うことも可能。

・人間や魔族も魔法を使える。

・普通の動物は、魔物と比べて少ない。多くが家畜になっている。

・ヒトの中でも女神復活教の国のヒトは酷いヒト族至上主義である。

・この世界には、ダンジョンを経営する魔族や魔物、魔王が居る。

・ 何も知らずに女神復活教に召喚され、ヒト以外は悪者と教えこまれ、他の種族や魔物の殲滅、

魔王の討伐をさせられている異世界人を勇者、と呼ぶ。

・ちなみに、経験値は活躍度によって振り分けられるらしい。

・スキルや経験値、レベルなどのシステムをこの世界に作り出したのは創造の女神だと言われている。

・創造の女神はすでに死んだとされている。

・創造の女神以外にも神はいる。

・神とは、神のエネルギー、力を持ち、条件を満たし、システムの情報について知った者のことを指す。

・ダンジョンの中に現れる魔物や動物はみな意思疎通不能な討伐対象で、ダンジョンのエネルギーで生み出される。

・天然のダンジョンのような場所を迷宮と呼び、よく冒険者などが潜っている。

まぁ、こんな感じでした!

うん、この世界について何となくわかった気がする。

そして、アロエの父親、朱雀と他の四聖獣は、女神復活教のヒトに

「こいつら魔物は女神様の敵だぁ!!殺せ!」

と殺されたそうだ。アロエがベビーコリカトスでまだ生まれたばかりの頃に。


酷い。女神復活教は、敵だね。魔物だからという理由で殺すなんて、やっぱりヒトは自分のことしか考えてないクズが多いな。前世でもそうだった。


アロエは身寄りがないので、私と一緒に暮らすことにした。

と言っても基本的に魔物はみんな単独行動だけどね。

まぁでも、とにかく一緒に行動することにしたのだ。チート同士だしね。


『よろしくね、相棒!』

『こちらこそよろしく。一緒に強くなろうね!』

『そうだね、そうと決まれば早速食料採取兼レベリングへ行こう‼︎』


私たちは家を出発した。

まず最初の目的地はゴブリンの集落である。


道中スライムが2、3体出てきたがアロエが瞬殺した。


『なんでそんなに強いのにうさぎに殺されかけてたのよ……』


『もっと強いウルフと戦ってなんとか逃げて、ボロボロだったところを襲われたんだ。』

『…なるほど。』

ウルフか。会いたくないな。勝てる気がしないしな……

……これってフラグじゃないよね。


お、ゴブリンの集落が見えてきた。

『じゃあ、早速経験値稼ぎ開始だね。作戦は、隠密で隠れながら火魔法を放って、全力で逃げ、隠れる。

これを繰り返そう。ゴブリンは知能が低いから火を投げられても放火だとか考えずに混乱すると思う。

今回の集落は若いゴブリンばかりで、まだ魔法をみたこともないと思う。だから多分ばれない。』

『おっけー!頭いいね……そうえば、君が名前何?聞いてなかったね。』

『そうえば、言ってなかったね!?』

うーん、名前か。私は前世の私とは違う。生まれ変わったんだ!!

こっちの世界の私の名前は……リリー。リリーって名前が異世界っぽくて可愛い。

リリーと名のろう!!


『私はリリー。』

『リリーか。可愛い名前だね〜』


私のネーミングセンス、天才的。


『じゃあ、ゴブリンたおそっか、リリー!』

『うん!』


ゴブリンの集落の近くによる。そして、


『『せーの!!』』


私とアロエで同時に集落に向けて魔法を放つ。


ごぉぉぉぉぉぉ!


ゴブリンの集落が燃える。


私たちは一気に逃げる。しばらくすると、

【経験値を取得しました。レベルが1上がってレベル11になりました。】

【経験値を取得しました。レベルが1上がってレベル12になりました。】

【経験値を取得しました。】

【経験値を取得しました。レベルが1上がってレベルが13になりました。】

【経験値を取得しました。】

【経験値を取得しました。】

【経験値を上げるしました。レベルが1上がってレベル14になりました。】

【経験値を取得しました。】

8体倒せたようだ。1回で6体は、上出来上出来!

そしてレベルが14に!!いえぃ!あとちょっとで進化だ!


さーて、もう一回火を放つかな!


もう一度ゴブリンの集落に向かおうとした、そのとき。

後ろに気配を感じて振り返ると、そこには、オオカミがいた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:レッサーウルフ

LV :20/20

状態:通常

HP :31/31

MP :21/21

攻撃力:40

魔法力:36

防御力:34

素早さ:38

ランク:F

通常スキル:

《噛み付く》《引っかく》

魔法スキル:

《身体強化(小)》

耐性スキル:《落下耐性(小)》

特殊スキル:なし

称号:なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回から2日に1回の更新にしようと思います。

感想、評価、ブックマーク等、ありがとうございます(*^o^*)

誤字脱字、改善点等あったら教えてくれると嬉しいです!


評価くれたら嬉しいなっ☆

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