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昼の空

作者: ア


私の気持ちを記録したくて投稿させていただきました


2020年1月30日‬


1年前の今日

私はお腹に授かった赤子を堕した

それからというもの私の精神状態は異常だった

色々な人に迷惑をかけてしまった

あれから1年

私は毎日息をし、生きている


身支度を済ませプレゼントを片手にあの子に会いにゆく

家を出て駅まで歩いていた

途中の空がすごく綺麗で明るかった

昼の空を見て初めて綺麗と思った

まるであの子に '' ママの未来は明るい '' と背中を押されている気分だった

思わず空を見て笑ってしまった

空を見上げる度に笑った

本当に元気な子だねと


1年前の自分なら綺麗な空を見て綺麗と思えていたのだろうか

綺麗な空に気づけていたのか、分からない


電車に乗り、向かってる時に今日はどんな花をあげようかと悩んだ

毎回あげていたガーベラにしようか悩んだ

だが、他の花を見てみようと思い

調べる事にした、1月30日の誕生花を。


そこに書いていた花の名前と花言葉は

'' ムスカリ ''

花言葉は「絶望」「失望」「失意」だけど、

暗い花言葉もあれば正反対の言葉も授けられていた。

それは '' 明るい未来 ''

その言葉を見て私はまた笑った

さっき私が言っていた言葉じゃないか と


ムスカリという花は6万年前から埋葬花として、人を送り出す役割を担っていたらしい。ムスカリは、そんな悲しみに触れながら、それでも人々を癒す役割を担ってくれていたのかもしれないと言う。


そうこうしているうちに最寄りへ着いた

降りた先の空は所々曇っていた、太陽も出ていなかった

私は花を買い我が子の場所へと急いだ

その帰り、物凄い大きさの太陽の光が私を後ろから包み込んだ

本当に元気すぎる子ね、と私は泣いた


読んでいただきありがとうございました。

人生何があるか分かりませんね、強く生きます

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