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揺れ動き~戸惑い、葛藤、そして私の友達

はじめまして。まだまだ不慣れでいたらぬところばかりですが、よろしくお願い致します。基本的にどなたにでも見て頂ける作品です。

ご興味をわずかでも持っていただいた方、ありがとうございます!感謝!


第一章


第一話

何事!!?まばゆい虹模様の謎?!


この真空の広き宇宙に漂う、無数の石。その中に未だ解明されていない虹の息吹と呼ばれるものが存在するらしい。とある少女の家からはじまる魔法をめぐった物語。


真夜中の三時。ズドーン!というまばゆい、七色の光で目が覚めた。近くで雷でも落ちたんだろうか・・それにしては、目の錯覚からか天井に虹のような模様が断続的に見えた?なんだか変な感じ。気になって眠れない。


あたしは近魔こんまゆき。桜魔学園に通う高校1年生。ちょっと変わってるとみんなには言われるけど、ただ魔法に小さいころから興味ある女の子。普段は桜魔学園で、基本は三人組のパーティを組んで活動してるの。でもドジばかり踏んじゃって。。



あたしの学園の事を少し紹介するね!桜魔学園の中でも、もっともすぐれているのがME6神魔とよばれる人たちで、魔法のエキスパートの略なんだけど、河野美穂、左門大地、七秘まほ、深海真、愛菜あかり、そして留学生の闇夜リュミエールで構成されているの。


あたしの学園や身の回りで最近おかしなことばかり、起きてそれをあたしたちは調査しているんだけど・・

zzz・・・


気が付くとベッドから落ちていた。母のこまゆが何度も私を呼んでいる。ゆきーーゆきい、急がないと遅刻するわよーーー。


はあい、今行くからあ。急ぎ足で階段をかけおりようとしていると、、どんがらがっしゃーーーん・・・・ものすごい大きな音をたてて落ちた。。いたたたた・・・なんとか丈夫な体のおかげでけがせずに済み朝食をすませる。母、こまゆが深夜の光なんだったのかしらねえ、ものすごい轟音で全然眠れなくて。あんた、変な寝言ずっと言ってたわよ?

それも真顔で・・と引いた母の一言。


ゆきは寝言は覚えていないけれど、光はやっぱり夢じゃなかったんだと確信する。身支度をし、行ってきますと気持ち大きい声で言ってみる。


玄関ドアを開けると、同じ桜魔学園の同級生のイツメン女子が迎えに来てくれていた。小さい頃から、なんだかんだで安定の三人組なのだ。


まず、同じ1年生の関西弁の女子校生。背は百三十八センチの小柄&ショートカットで帽子が良く似合う美少女、江藤絵美。


両親共に共働きで、いつもは明るくふるまっているが、心の奥底に人一倍寂しい感情でうめつくされたような幼少期を過ごしてきた。だが、周りには悟られないようにしている。そして、胸元に江藤家に代々つたわる古来の笛をかけている。


そして、同じく1年生の女子校生

で、ポニーテールかつ身長百三十五センチの笹島無二だ。


この子は、あたしも周りから噂を聞いたくらいで、まだ詳しくは知らないけど、あることを除いては、

たいてい、そつなくこなすのと、生まれつき右腕に時計を逆さにしたような絵と、謎の文字が書いてあるらしい。


ただ、

無二は、。どういうわけか昔から突然ふっと・・いなくなることがあるんだよね、ほんの1部分だけど何考えてるかわからないときが。。


おっはあーーゆき、なんだか落ち着かなくて迎えにきちゃったんよ。明るく笑顔で話しかけてくる絵美。あっそうだ無二、昨日この近所すごい光が走らへんかった?無二は、少し顔をそらし気味に

笑みをうかべ、そう?無二は、爆睡していたから・・また夢でも見てベッドから落ちてたんじゃないの?と言い放つ。う・・・あたってるよ。。



そんなはずはないんだけどなあ。。はあうう、ベッドから落ちたのは当たってるけど・・涙


そうこうしている間に、桜魔学園についてしまった。

ほらあ、早く席につけえ


。えーこれからここ桜魔学園では1年生は魔法の基礎と座学を行っていくので、クラスメイトと助け合って学ぶように。と担魔から一言。


生徒一同はーーいそして休憩時間、同級生の男子生徒の数人が昨夜同じ光をみたとの話でもちきりになる。男子生徒の一人が、でも昨日の光なんだか変じゃなかったか?俺あんなの初めてみたんだけど。。そうそう、雷ならもっとこう、色が違うというかあんなカラフルなわけないしなあ。そんな会話が少しずつクラスに広まっていた。


そしてまだ入学して間もないため、あっという間に下校時間。なあなあ、ゆきい、今日はよ学校終わったし、無二ん家いかへん??と無邪気にえみが話しかけてきた。


なあなあ、むにちゃーん今日行っていいやんなあ??ほれほれ、むにむにい。と笑顔で無二の顔を軽くひっぱりじゃれる絵美。


う、うん。。無二は、別にいいけど。。。ほんま?やったあーー!やっぱ持つべきものはゆきセレクトのコってねえ!と言われなにそれーー?とくすくす小さく笑う無二。


ゆきも嬉しそうにそんな二人を眺めている。あたしも、無二ん家は初めて行くからちょっと楽しみだなあ



ただ、無二は。。なんでか分からないけど時々ふっと、消えるんだよね。それも突然。。まあ今はそんなこといいよね!黙っておこうっと。


じゃあ、早速無二ん家レッツらゴー!と足早に一緒に帰りだす三人。そんな帰り道、突然何もないところで転びだすゆき。いったあーい。。絵美・無二共にまた、ゆきの盛大な、焦転びがはじまったよ、今本当道になんにもなかったよね?と大爆笑。


ゆき、落ち着いて!と声をかける二人。ねえ、さっきからずっと同じとこ歩いてる気がするけどまだ入り口つかないの?とゆき、絵美が無二にたずねる。えっ、一応敷地にはついてるんだけどね・・?


あと十分くらいかな?正門は、とにこやかにほほえむ無二。ま、まさかこの流れは無二って。。察するゆきと絵美。もうしばらく歩いているとゆきと、絵美がある事にきずく。


ね、ねえ・・なんかあたしの見間違いかもしれないんだけど、そこのレンガとレンガの隙間の壁に直径五センチくらいの穴が開いてない?あたし、目が悪くなっちゃったのかな。。と不安げなゆき。それうちにも見えてるねんけど・・見ちゃいけないものが見えてるような。。と絵美が話を無二にふるものの、一切無言の無二。


ほら、着いたよっ!やっと・・やっと着いた。。とつぶやくゆきと絵美。察してはいたけれど絵に描いたような、お嬢やないかーいと軽くつっこみだす絵美。


さあ、上がって。二人ともアールグレイでいい?お茶入れてくるね

。嬉しそうに笑顔でふるまう無二。


にしても・・さっきの、黒い穴なんだったんだろうね、なんか異様な雰囲気だったし。。あたし気味が悪くて、、うんうん!それに無二も普通なら何か、言うはずなのに一言も言わなかったのも気になる。。と言い出す絵美。本当それね!それに、無二は突然消え・・


二人とも、お茶が入ったよっ。と香りのいい紅茶を持ってくる無二。ありがとう、いただきますね。と満面の笑みでおいしそうに飲む二人。


あっそうだ、これ飲み終えたら部屋を少し案内するねっと言い出す無二。くう、こんなおいしい紅茶飲んだことないよお、本当そうだよねえ!と盛り上がる二人。


じゃあ、少し私に着いて来て、とゆき絵美が後をついていく。こっちが、寝室で、こっちは魔法書とかの保管してある場所、こっちは中庭とプールになってるよ。と楽しそうに案内する無二。


あたし、この廊下だけでも超絶きれいと思うんだけど、本当無二ん家てすごいよね!どんな星の元に生まれたらこうなれるんだろう・・


とうらやましそうなゆき・絵美。ごめん、二人とも、ほんの少しだけお花摘みに行ってくるから、この辺にいてくれる?と首をかしげる無二。うん!行ってらっしゃい。この辺にいるねっ!と返事するゆきたち。


ねえねえ、私さっき謎の真っ黒の重そうな扉をみかけたんだけど・・そっと行ってみいひん??と小声で言い出す絵美。きいたとこによると、この世界のどっかには禁断の扉や、絶対に00してはいけない封のあるものがどっかにはあるらしいんよ、、


どっかは明確じゃないねんけどね。。うちそういうの気になるねん!!!と興味津々な絵美。


えええっ、だっだめだよ、そんな人の家うろうろしちゃ、よそうよ??と答えるゆき。本当にちょっとだけだからさ、ねえいいでしょゆきい?甘えたような猫なで声を出す絵美。


ううん仕方ないなあ。。もう見に行ったら本当すぐ戻るからね、と不安げなゆき。


ここ・・だよね?確かに重そうで漆黒の扉だなあ。何の部屋なんだろう、、ゆきちょっと扉引いてみてえや?


ええっ、私が・・?あんた以外誰がいるねんな、はよ。と急かす絵美。じゃあ、せえのっ・・ ・・だめだ、全然びくともしないよ?ううん、しゃあないし今日のとこは戻ろっか。二人で元の場所に帰ろうと歩き出す。

するとぴかっ!!!


窓際に再度虹のような模様が映りだした。直感がするどいのか、絵美だけがかすかに何かを察する。なあ、ゆきなんか今光らんかった??

そう??何も感じなかったけど・・


ううん、気のせい・・かなあ。困惑する絵美。


さりげなく戻ってきた無二が、二人に少しの間姿が見えなかったけどどこに行ってたの?いやあ、ちょっとねっ☆変わった黒い扉んとこなんて行ってないからね!?と絵美。・・・あ、



あそこだけは絶対に行かないで!!二人とも、いい??絶対だよ。といつになく、必死で言ってくる無二。

二人は首をこくり。とうなずく。じゃあ、今日はそろそろ帰ろっか、口をそろえて言うゆきと絵美。

じゃあねっ、気を付けてまた学校でねっ!明るく見送ってくれる無二。お邪魔しましたあ!!がちゃ。門を


出たあと、小声で絵美が・・ゆきに話しかけてくる。ゆきい、あのねごにょごにょ・・・ゆきは驚きすぎて声が裏返る。そ、それはだめだよお。。怒られちゃうよ、、と不安げなゆき。

実は、門を出たところに置いてある古い壺の中に入って、夜にもう一度あの扉を見に行こうというのだ。さてさて、一体どうなることやら?三人の行く末はいかに! つづく

第2話

閉ざされた禁断の黒い扉と失敗は成功のもと?!


前回、無二家にある閉ざされた黒い扉が気になっていたゆきと絵美。


今、ゆきと絵美は一緒に古い壺の中に入っている。ごそごそ・・ちょっと、ゆきい痛いってば!そ、そんな押さないでよ、絵美い。あっ、えっまって、ゴロンゴロンゴロン・・・いたた、やっと出れた。もうあたりすっかり、夜だよ??絵美、


さてとじゃあお邪魔しますかっ。と絵美。そっと・・そおっと・・ここだね、この扉夜に見ると一層不気味で・・


さっきから光が何度も漏れていない?その時,どかーーん!!大きな爆音がした。

えっえええ、何の音今の??怖がった表情が二人に走る。ああ、、また失敗しちゃった・・もうう何度目なのよ、、中から無二の声がかすかに聞こえてくる。。


その瞬間、は・・は・・、小声で絵美??だめっ抑えて!!くしュん!!!絵美のくしゃみが館内にこだまする。


誰!!?誰かいるの??禁断の扉が開かれる。・・・誰もいない、、おかしいわね、確かに人の声がしたんだけど・・無二があたりをきょろきょろ探し回る。



ゆきと絵美が、声をそろえて危ない危ない、もう少しで見つかっちゃうところだったよ。。とつぶやく。


ほんま間一髪だったね、ゆき。。まだ息があがっている二人。それにしても無二は、中で何してたんだろう。。やっぱり気になるなあ。。


今日はもう遅いんで、出直そっか・・とゆき。静かに静かに、赤いじゅうたんのひかれた廊下を二人は立ち去る。


三日月の夜、今日の出来事がとんでもないことにつながっているとは、まだ二人は知る由もなかった。


そして、翌日の朝。きづくと、またもやベッドから落ちた状態で寝ていたゆき。



小鳥のさえずり(ちゅんちゅん、ちゅん、ちゅん)一階から何やらおいしそうな匂いがしてくる。こまゆ(母)の声が廊下に響きわたる。


ゆきいー!!もう起きなさい、昨日遅くに忍び足で帰ってきたでしょ??分かってるんだからねっ、早く身支度して学校いきなさい!もうお友達玄関で待ってくれてるわよ、急ぎなさい!!


ゆきは眠そうに、返事をする。はああい・・。。

身支度を終え朝食を食べ終えると、玄関にイツメンの二人がいた。あっ、、おはよお!あたし待たせちゃってごめんね??とゆき。


おっはあゆき、じゃあそろそろ行こっか!絵美はいつも道理元気で、特に変わった様子はない。


無二いおはよお、とゆきが挨拶してみると、おっ・・おはよ。。ゆきと絵美、、昨日あれからすぐ帰った??と首を少しかしげながら聞いてくる。少し気になることがあって。。


ゆきと絵美は内心ひやひやしながら、あっあたりまえやん!!うちら無二ん家長居したら迷惑なると思って・・。と答える、無二はそんなことはないけど、了解と答える。


そうこうしているうちに、学校に着き担魔がクラス全員に話しかけてくる。


ええ、今日は実際に、召喚練習を行う。といっても、簡単な愛魔(基本的には従順になつく、小悪魔的存在)を呼ぶ位なのだが・・・では、男子女子共に、練魔クラスに移動しなさい。と指示を受ける。



じゃあゆき、無二一緒に行こう!と気さくに呼びかける絵美。あたしたち魔方陣や召喚とか、はじめてだからドキドキするよね!


無二ももちろんはじめてなんだよね??楽しみだよねっ!とゆきが尋ねると、無二はうっうん、たったのしみだよね!と返してくる。



3人で練魔クラスに移動し、さっそく授業がはじまる。ゆきが明るく、絵美、無二よろしくね!と声をかけてくる。


よし、じゃあここで担魔がおまえたちに見せる宇紅石というものをはめ込んだ杖で使い魔を呼び出すのでよく見ておくように!!


この召喚技法は脳内でイメージした姿の、愛魔を現世に呼び出すもの。では、さっそく・・せっせと魔方陣を描き、担魔が呼び出したい色をイメージし、降臨させはじめる。



教室にいるのに、ピンクの雲が頭上を覆い光を放ち

始めた。どごーーーん!!・・・光と煙の中から、小刻みに動く生物が姿を見せ始めた。。みみ、みみ、しゅりしゅり・・目がくりくりとし、もふもふしていて、尻尾がピンクで、三日月の形のかわいらしい召喚獣だ。クラス一同のかわいいーーーーー!!!の声が教室に響き渡った。


絵美が、うちの担魔て本当ごりごりの顔に似合わずこ、こんなかわいい生物を呼び寄せるなんて驚くねんけど・・と言い出す。ちょっと、聞こえちゃうよ!静かにっと慌てふためくゆき。


では先生のお手本を参考に、各自実践して覚えて行こう!と担魔。

ただし、危険がありそうだったらすぐ中止にするからな!。

杖はクラス分は用意してあるので、大事にあつかうように。クラスの男子学生、女子学生がそれぞれに召喚しはじめる。


どごおおんん!またもや担魔に似たかあいいらしい愛魔が、現れ始める。にゃふ、にゃふ、はにゃあ。。尻尾をふりふりし、人懐っこく目が透き通ったような生物が登場する。

ゆきい、あんためちゃ才能あるやん!!えへへ、そうかなあ??担魔もゆきに一目おきはじめる。一方、無二も試行錯誤し必死に練習中なのだが・・・どかーーん!!!おっついに呼び出せた??無二おめでと・・??


ゆき、無二は嬉しく思いお祝いしたい気持ちでいっぱいだった。。が、


ぴちょ、ぴた、まるでこの世のものと思えないほどの泥まみれで、目が飛び出、異臭を放つ愛魔

が現れはじめる。。げへへへ、ごふごふっ。。%&$%&#!!言葉にならない声を出す使い魔。無二、、あんた一体何呼び出したねん?!!目を丸くし驚く絵美。無二は、てへへ、失敗失敗・・うんっ失敗は成功の元!!だよね☆と笑ってごまかす。


ゆきが小声で、無二ってばなんでもそつなくこなすのに呼び出す事については、失敗がデフォルトなってるもんね。。とつぶやく。


担魔がよしよし、みんないい感じに呼び出せてるなあ。数人を除いて・・・って笹島あ!一体何しでかしたんだ??


よし、みんな聞いてくれ。教室中が煙と愛魔だらけになってきたんで、悪いが一旦すべて消しておくから!!時間も、あまりないし今日はそろそろ終わりにしよう。と担魔。じゃあ・・宇紅石の杖で、不思議な言葉を唱え出す担魔。


はあーーー!!!!全体の使い魔たちがもとの世界へと帰還しはじめる。

物陰から奇妙な笑い声がし、何かが動く影にこの時はきづいていなかった。

絵美が、あああうちの、あいあいあいま

ちゃんも見せたかったねんけどなあ・・笑

いやあ全く残念やわあ。。



とはいえ、うちは特に魔力もなくみえちゃいけないものが・・みえてしまうくらいねんけど・・とつぶやいている。


ゆきと無二が私たちも絵美の見たかったよ!!またの機会のお楽しみにしておくね!と軽く励まし、あっという間にその日は下校時間となる。


あっ・・そうそう、思い出したけどちょっと気になる事もあるし無二ん家もう一度いかへん??とゆってみる絵美。


ゆきも、あたしも賛成かな。無二さえよかったらなんだけど・・無二は、うんいいけど。じゃあ、また三人で帰ろうっか!!と言いつつ教室を後にする。

しばらく歩いていると、絵美があることにきづきだす。あれっ??!確かこの辺だったはず・・え、?なんで・・


そう以前3人で通った時にあった穴が見当たらないのだ。。本当だ、このレンガのところに絶対あったはずなのに・・と不思議がるゆき。また、黙って歩く無二。ううん、あれこれ考えだすが一向に理解できない様子の二人。


と、きづくと無二の家に着き、颯爽と部屋に入りだす。二人ともあがって、あがってー!と明るくいざなう無二。じゃあ・・お邪魔します。自分ちのようにくつろいでね!と、無二が話しかけると、ありがとう!と笑顔で返し、しばらくくつろぐ二人。


少し部屋を無二が離れている時に絵美が、こないだの事なんだけどさ、正々堂々と無二にあの扉の事を聞いてみない??


ええっ!!なんか怖いなあ。。無二この間怒ってたみたいだし・・、絵美が聞いてよお。あたし、聞くのはちょっと・・絵美は、、心を決めたように、


ん・・じゃあ無二戻ってきたら聞いてみるわ。と返す。ごめん!!二人とも、お待たせっとにこやかな笑顔で戻ってくる無二。


あ、あのな無二・・こないだ、うちらあの扉の事で怒られたやん??ほんっまごめん。。その、どうしてもあの扉の事で気になってしもて、見たいなあ・・・なんて。。。(内心また怒られる気持ちでいっぱいの絵美)ん、、無言で紅茶を入れて黙る無二。


・・じゃあ、二人ついてきて。がちゃ、ぎいいいい。重く閉ざされた扉が少しづつ開いていく。入って。と神妙な顔でいざなう無二。


部屋のあたり一面に張り巡らされた、魔方陣やお札。。部屋の中はひんやりした空気ではりつめられ、肌寒い。かすかに、お香の匂いが漂っている。


実は無二はね、代々無二家に7500年伝わる、逆時計の文字盤の一族なの。まだまだこの逆時計の紋章については、わからないことだらけなんだけど・・・


ここで、学校では習わない紹魔の儀式を行ってて。とはいっても無二、失敗だらけであちこちにその残骸が落ちてるんだけどねっ。と真顔で語りだす無二。


す、すごい・・お部屋だね、とっても不思議でなんか今までに入ったどんなお部屋より違う感じ。。とつぶやくゆき。


すると、突然無二の腕にある時計の文字盤を逆さにしたような紋章が光り出す・・!!えっ、ええっ何なにこれ・・。。



数十秒光り出した後、突如魔方陣のある床から吸い込まれるような暴風が吹き荒れた、、わあ!!!す、吸い込まれる!!!


みんな、何かにつかまって!!!ぎし、ぎし、、必死で木製の本棚にしがみつくゆきと絵美、無二。まるでブラックホールのような穴に無二が吸い込まれかけている、、


無二!!手をのばして、もう・・ちょっと・・・。。。私の大事な友達に、手をだすなあーーー!!!えっ、ゆき???と驚く無二。


ゆきは、人が変わったかのような目をして、光彩集魔!!!と唱え始める。近くにあった手鏡に、光が集まり乱反射していく。ぎゃああああ・・・)何者かの謎の声がする。


はあ、はあ、はあ・・全員息が荒くまだ呼吸が落ち着いていない。な、なんとか穴が消えて助かったようだ。

みんな大丈夫??けがしてない、??と心配そうな絵美。うん。。何とか平気、、、。ありがとうと答えるゆき、無二。


(ちっ、もう少しでやっかいなのを・・)

今、何か言った??かすかに何か聞こえたような気がしたんだけど。。不思議がるゆき。うんん、何にも言ってないよ??と困惑する無二、絵美ゆきはその間の記憶はないけど、みんなをもっと守れるくらい強くなりたいと言い放つ。絵美が大きくでたなあ、、でもありがとうゆきと笑顔で返す。



第3話 突如現れた謎の女性まつ、登場。



ふときづくと、全員きづいていなかったのか、物陰から女性の手と顔がちらちらしている。わああ、、、めちゃくちゃびっくりした!!!とゆき、絵美、無二は非常に驚きあわてふためる。。


だ、だれなん??いつからそこにいてん、あんた!!

と絵美。


あら・・ずいぶん前からいたんやけど、なにやら騒動で気づいてもらえなくて。。大人っぽく、容姿端麗な顔立ち、かすかにローズマリーの香りがし、耳元には魔方陣のような円形イヤリングを身に着けている。


あちきは、まつ。こういうても信じられないかもしれへんけど・・室町時代から来た、いわゆる時空間漂流してる、妖術つかいみたいなもんです。


絵美がなんやそれ、めちゃくちゃ怪しいねんけど・・と疑った目で何度も見る。


ゆきはまあまあといってなだめつつ、半信半疑の目で見る。それはそうと、みなさんの目はごまかせてもあちきの目はごまかせません。さっきどこからか迷い込んだ愛魔がおったようですけど・・


あいつほおっておいたらまたこの世界で悪さしますよ?。とやや警戒している様子でゆき、絵美無二に忠告する。

絵美がやっぱ、さっきのは見間違いじゃなかったかあ!!うちの直感はあながち間違いでもなさそうやなあ。とゆきたちに話しかける。ゆきは、そ、れって・・おば。。おばけの類なの?? あたしお化けはどうしても、無理。。と不安でいっぱいになる。


絵美がなにゆうてるのん、さっきみんなを守る為つよくなりたいいうたとこやん!?とつっこむ。

無二は、確かに無二家代々にも、そういった類の化け物や妖魔の類などはこの世界とあの世界をつなぐ、穴を出入りしていると聞いてます。。古来より、トンネルや鏡のある場所もそう聞くけど、、


一見何にもないところも、そういった次空間が現れることがあるとか。。あちきもこの世界に来た以上、みなさんのサポートをさせていただきとおございます。


うん、、心強いなあ!!よろしくねっまつさん。と声をそろえるゆき達。まだまだわからないことだらけだけど、、今日は一旦帰ってまた明日の準備しようか、うちさすがに疲れちゃって・・と珍しく弱気な絵美。

その日はみな、疲れた様子で無二家をあとにした。


うん、、今日はもう帰ろう!!と一同。


あと、まつさんはこれからどうするの??とゆきが問うと、


あちきももう少し調べてみたいことがあるので、基本的にあちきは室町時代にて習得した円盤時空魔法という移動が得意です。


なので、分かり次第みなさんに一報いれます。とどこか寂しそうな表情で返事をする。すると魔方陣の描かれたような円盤型、といっても薄っぺらい乗り物だが。宙に浮き、一瞬の間にどこかへ消える。


そして、明朝

ゆきたちはいつものように、また学園に向かうため一緒に歩いているのだが、ゆきが無二に昨日はよく眠れた?と問いかけると、


昨日はいろんなことがありすぎて、あまり眠れなかったと返事をされる。絵美は、せや、今日なあの学校のいっちゃん偉い人が、確かEMの紹介があるっていうててん。確か・・七秘まほさんも来るいうてたなあ。

と話をゆきにふると、


えええええ!!!!やば、やっば。あたしのあこがれのまほさんがくるとか、朝からテンションあがりすぎてどうしよう・・・と返答する

絵美、無二が、ゆき落ち着いて!!深呼吸深呼吸。。

と、落ち着かせようとするが


ゆきはむしろ逆に興奮状態になっている。


桜魔学園につくと、早速担魔から講堂にいくよう指示があり、全員急ぎ足で向かった。

ええ、、今日はME6のみなさんを紹介するので静かに聞くように。と言われ、


こんにちは!みなさん、私たちごときがこの学園の一応は魔法においてはトップとのことで、紹介いただいたんですが・・


改めてよろしくおねがいします。メンバーは、河野美穂、左門大輔、七秘まほ、深海真、愛菜あかり、留学生の

闇夜リュミエールです。


わあああああ、左門さまあ!!!あかりいんっー、まほさあああん、リュミエーール様今日も謎めいていて素敵です!!!とそれぞれのME6のファンが黄色い声を講堂に響き渡らせる。


ゆきが、顔を真っ赤にし、あ・・あこあこがれの七秘まほさんだあ!!!やば、やっば。。緊張しすぎて、声がでないよ。。。どうしよ、落ち着けあたし、、といつもにない落ち着かない様子でぱにくっている。


七秘まほが、マイクスタンド付近にたち、ええっと・・こ、こんにちは。七秘まほです、女性の手の握りこぶし位の小顔、洗練された美しさ、気品あふれる振る舞いで上品に話しだす。


私たちはまだまだですが、時折みなさんのサポートをさせて頂きますので、これから改めてよろしくお願いしますね!!と明るく生徒全員に言い放つ。


担魔が、ええっと今日は軽い挨拶のみなんで、またの機会に協力してもらうことになると思う。その時は、みんな話を良く聞き、

できる事は吸収できるように努めるように!と締めくくる。そして、教室に戻ろうとした時。。


陰からふっと、まつが戻ってくる。小声で、ゆき、絵美、無二・・・とつぶやく。するとゆき達が一斉にきずいて、ま。。まつさん!!どうしたの??何かあのあとわかったの・・?と尋ねる


すると、ああ実はそのことなんだが・・どうしても3人の力が必要で。また説明するが、無二の腕にある時計の文字盤をひっくりかえしたような紋章についても。。ちと分かった事があってね。今回は、あちきが


さまざまな時代をさまよった結果、どうやら現世に穴が空き、そこから愛魔が出入りしてることがわかった。悪いのばかりじゃないんだが、、稀に

次元のゆがみから悪いのが出てくることがある。


そこで、6つの各時代から本来はそれぞれ良いはずの王なのだが、なんらかの影響で、すっかり変わってしまい、、、


信じる対象がそれぞれ違うが、

6体の何かを信じ狂った王こくうおう

(黒宇王)たちがすでに現世にきているようで。。


あっそうそう!!あんたたちにこれを渡しておくわね。この宇紋石の入った、通信棒を耳にあてると、相手と会話が通信できるから。もっておきな!!と全員にまつが渡す。


わ、わかった!!まつさんまた連絡するねっとゆきたちが口をそろえて言う。


話を聞き、絵美がじゃあ・・うちらがそいつらを倒せばこっちの時代にこれなくなるんだな??ゆきは、それってお化けとかそういうの・・??あたしはおばけはちょっと・・とつぶやく。無二がそこはがんばれ!と励ましてくる。


すると、この時はきづいていないが物陰から悪い

愛魔が(けけっけけっ、、俺様の手相を思い道理に作れる体のおかげで、こいつらの会話がつつぬけだぜ。まあ一時的にではあるのがデメリットだが。。

笑わせてくれる、人間ごときになにができる。


今度こそ俺様が人間界から特に力の強いのを穴に送り込んでやる・・


そして俺様は、ボスから異例の抜擢を受け、昇進につぐ昇進、ボーナス、大出世よ。


完璧な策があるので今度こそいける!!!)と小悪魔的な顔でくくくく・・とつぶやいた後ふっと消えた。


ゆきたちは、学校を終えたあと無二がこう語りかける。

ごめんね、わたしのせいで・・なんだかやっかいなことに巻き込んじゃって。。


絵美はそんなんきにせんでいいって!!うちらがもとはと言えば無二んちの、あの黒い扉に入りたいいうてんし。。なあ、ゆきい。とゆきに話を振る。


ゆきは、そうだよ!!第一友達が困ってるのに、ほおっておくなんてできるわけないし、あたしも無二や絵美、まつさんと出会えて嬉しいし。

と返事すると、無二は 本当に本当にありがとう、二人には感謝でいっぱいだよおと泣き崩れる

ゆきは、そういえば愛魔を呼び出す時、悪いのもでてくるかもしれないけどいいやつもでてくるってことだよね??

もう一回、無二ん家で試してみない??あ・・でも無理しない程度に。。


絵美はほんまゆきのいうことも一理あるよね!!うちは賛成かな。と返すと無二が私は失敗ばっかりするけど、二人がいてくれたらなんとかなるきがして。。


じゃあ・・お願いしてもいいかな?と若干甘えたような声で返答する。じゃあ、さっそく無二ん家いかなあかんなあ、あの紅茶も飲みたいし・・・と絵美。


絵美ったらそれが目的じゃないよね(笑)とじゃれあう。そして無二家に早足ぎみで向かう一向。


そして、無二家に三度つくと無二が急に少し

弱気になり・・でもまた失敗したら。。。どうしよう、、と言い出す。

絵美が、明るくそんときゃ全力で

無二のサポートするやん!!だから、

うちらがついてるから大丈夫やって、なあゆきいと

励ます。


そして・・相も変わらずまた、極めて美味しい紅茶を全員で頂く。これだよ、これ!!口の中に広がる紅茶の海!!くうう、染み渡るわあ。。と絵美が大声で言うと、


不安も和らぐかのように、一同大爆笑する。


そして、あの黒い謎の扉がぎしぎし開き中に入ると・・

以前とはどこか香りが違う、そんな感覚に陥る。

では、さっそく・・無二が、配置に着き召喚魔を唱え出そうとする。やや後ろにゆき、絵美がサポートする形で配置についている。


すると、聞いたこともないような、不思議な言葉が部屋中に響き渡り・・一気にピンクの煙に包まれる。


煙の隙間から、突如見たこともない愛魔が現れ、にぇにぇっにぇっにぇっと鳴き声がしている。絵美が、かわいいい・・・!!!せ、せいこうしたん???と言い出す。無二は、こくりとうなづき

うっうん!!みんなのおかげで成功したみたいっ

と大喜びしている様子。ゆきも、これにはほんまよかったあ!!無二が一生懸命がんばったおかげだよっと場を盛り上げる。


絵美は、みんなよくみて??この子、尻尾についてる6つの穴に赤い

宇紋石が1つうまってるよっときづく。

ゆきと無二も、本当だねっ!ここに・・宇紋石はめる??のかなあ。。


めっちゃもふもふしててこの、子犬みたいな目・・ピンクの毛で覆われ、ツボすぎるよお。。とすっかり気に入った様子だ。そういえば、名前決めてなかったけど何にしよう??とゆき。


無二が、

ううん、、もふもふしてて・・ピンクだから。。ええっと・・・にぇにぇ。なんて、どう??

いいけど笑 もふもふと、ピンクどこいった・・笑

ネーミングセンス・・・笑

そこっ笑わない!!とつっこむ無二。


ううん、まあまあだね!妥協点にぇ。

・・・・・??

ええ、ええええ!!!!いましゃべった、、??

と一同。

にぇにぇっ☆うん人間の言葉くらいわかるにぇ。

で、この中なら・・ごめん、関西弁の娘。悪いけど他の娘についてくにぇ。


とにぇにぇに言われ、な、なんやてえー!!こっちこそこんなもふもふしてんの願いさげやわあ。。と絵美が返す。

このゆきって娘も悪くないけど、無二って娘についてくことにきめたにぇ。よろにぇ。と少し甘えたように無二の、袖を引っ張る。

無二は、な・・なんてかわいいの。。と完全に見とれている様子。

良く見るとにぇにぇって、尻尾の羽が色に輝いてる!!すごくきれいい。。とゆきと無二は相当気に入って抱きしめている。


絵美は、、そっかあ??そんなのたいしたことない・・し。。と若干ふてくされている。にぇにぇはこっそり絵美に向かって舌を出しあかんべえをしているが、今はそれどころじゃないようだ。


とにかく、みんな!にぇにぇも仲間になってくれるみたいだし今日は大成功だねっと大喜びしている。


今日のところは夜も更けてきたし、一旦うちにかえろっか☆と、無二家をそれぞれあとにした。



第4話 超絶イケメン留学生 闇夜リュミエールとぼっち系美少女


そして、翌朝、朝から霧のような雨がふっている。ゆきはまた無事にベッドから落ちて朝を迎えた。いたたた、、、涙 なんでこうことごとくあたしって ベッドからはみ出すんだろう。。といいつつ


今朝は母が起こしに来る前に、1階に下りるといつものように、朝食が出来ていて今日は母親はもう仕事に出かけていないようだ。足早に朝食をすませ、玄関に向かうと無二だけが、迎えに来てくれていた。


よお、小娘ゆき!!といたずらっぽいほほえみで陰からにぇにぇが現れる。


お、おはよお。。寝ぼけ眼でゆきが無二に挨拶すると、おはようっゆきい。昨日は本当にありがとうねっ!とさわやかに挨拶をする。


ところで・・絵美は??ああ、多分先に学園いったんじゃないかなあ??と無二が答える。まあとりあえず、じゃあそろそろいこっかあ。と歩き始めると、


向こうから、、絵美がいつものノリでゆきにかけよってくる。ゆきい、ゆきいい!!おっはよおっ☆昨日は、よくねむれた??

と話しかけ、無二のつれてるにぇにぇに、よお。じゃじゃ馬娘。

朝からさわがし娘に名前変えたらどうだ笑と言ってくる。絵美も、まけじと

な、なんやってえ!!中二病小動物!!と言い返し、自分たちらしい挨拶をしている。学校の正門につくと、


いつもどうりに魔法の授業を受け、その日はあっという間に昼休みになった。クラスメイトの休憩中、男子生徒が最近、この学校でぼっちの生徒が行方不明になってるってしってるか??もっぱらこの学園じゃ有名な噂らしいぜ。と話し合っている。ふと、目線を教室の斜め向かいに向けると、


きゃあーーー!!リュミエール様あ、、ああなんて今日も麗しい。。イケメンすぎて、ぼおうっとなっちゃいます。。それに加えて留学生なのにこっちの言葉がとってもフル―エントで!!

かつスポーツ万能、女心もおみとおしなんて・・・

と女子のグループが黄色い声を出し賑わっている。


そうかい?僕はただ・・普通にしてるだけなんだけどね。この世は、何事も表裏一体で出来ている。それは、いつの時代も変わらないといつも言ってるんだけれど、なかなか理解者はいないものかもしれないね。


と独り言のようにつぶやいている。すると、男子生徒の一人が、なんなんだあいつ、、かっこつけてるし。留学生だかなんだか、しらないけどこ憎たらしいわあ。。なっお前もそう思うよな??と隣にいた同じ男子学生にふると・・


きゃあああ、リュミエール様あ!!!私めをぜひ召使に、なんでもしますからああ。と懇願している。。


おい・・・とあきれ返ったような男子学生。


そしてリュミエールが、ちらちらと視線をとある少女に送っている様子。その少女の名前は、


シャルルル・シャーベットという。彼女もまた、この学校での海外の留学生で、金髪にグレーがかった美しい瞳、すっと鼻筋の通ったいわゆる美人学生だ。だが、、


まだクラスになじめておらず、言葉も通じずひとりぼっちの身になっている。。


するとリュミエールが少し声をかけ、はじめまして。ジュマペール、リュミエール。僕も同じ留学生です、少しいいかなといい、

失礼だけど、、君いつも一人でいるようだね。。なんだか僕もある意味よく似た境遇で・・


もしなにかあったら相談にのるよ?と一声かける。すると、シャーベットはぷりべっ、すぱしーば☆と笑顔でにこやかに返した。



シャーベットは、他の女子とは何か違っていてイケメンだからとかでなびかず、


黄色い声を出す学生ではなかった。その後、ゆきたちにも少しシャーベットが一人でいることを気にかけていた。


その日の放課後、ゆきたちがクラスに残って無二や絵美とじゃれていると帰りもシャーベットが、一人で帰る身支度をしていたので

さりげなくシャーベットにねえねえ、こんにちはあ。シャーベットちゃん今日 もしよかったら一緒に帰らない??とさりげなくゆきたちが声をかけた。


すると、シャーベットが、少し照れくさそうにスパシーバ!!ウィルドウ!!と返し、アリガトウと片言でかえした。


絵美が、いつになく優しい口調でてんきゅーてんきゅーー。なんかわからへんことあったらうちらに、いつでも聞いてな!!と答えたのだが・・うちの言いたいこと伝わったんやろか??と不安げな様子だ。


無二も、大丈夫やんなあ??と絵美が確認を一応するが、二つ返事でその日は一緒に帰ることになった。


帰り道、それにしてもほんまシャーベットちゃんて

金髪のさらさらの髪に、グレーのミステリアスなきれいな目して。。いやあうちめちゃあこがれるねんけどお!!と絵美が興奮している。

そこへさりげなくにぇにぇが出てきて、そりゃこんな美人。。どこぞの、おてんば娘とは大違いやな笑と、いたずらっぽい笑みで笑っている。


すかさず絵美が、なんんやてえ!うちのどこがおてんば娘やねん。こんな品のあるおしとやかな女子、、そうそうおらへんわ。


もっかいいうてみい??とつっこむが、にぇにぇにそういうとこにぇ。と返される。


シャーベットがほんの少し笑顔で、みなさんていつもこういう感じなんですか??楽しそう。。とつぶやく。

無二も、うんわたしたちはなんていうかなんだかんだ

安定の友達というか、そんな感じでいつも賑わってるよ!と優しく語りかける。


そうこうしているうちに、その日の帰り際にシャーベットが、今日はみなさん色々とありがとう、、わたくしこちらの道ですので。。


ご迷惑じゃなかったら・・またよろしくお願い致します、ぱかぱかーー☆


と挨拶をし、3人より先にシャーベットが家に向かった。

ゆきたちは、そういえばシャーベットちゃんに聞くの忘れたけど、、どこの出身だっけ??

それに、ぱかぱかーってどっかで聞いたような・・意味はばいばいってことだよねっと話を振ったあと、


絵美が、うちも両親が共働きだから、あのこの気持ちがわかってしまって・・寂しいんだよね。本当に、、とつぶやくと絵美、優しいよね。とゆきたちが声をかけた。


その後しばらくし、絵美無二とそれぞれの家に着いた。


そしてその日の真夜中

シャーベット家で

丑三つ時にシャーベットが一人で音をたてず、しずかに起き

何かに、いざなわれるかのように家を出た。ほぼ同時刻に無二家で、何かを感じ取るかのように

突然にぇにぇが起きだし。。ただならぬ様子で無二を起こす。


無二、無二。。なんや嫌な気配がする 昼間あった、シャーベットいう娘の方向が・・おかしな空気に包まれてるで・・・・といつになくぴりぴりしている。


無二はこんな夜更けになあに、、まだ寝足りないよ。。と

まだ寝ぼけている様子だ。


一方、シャーベット本人は

夢遊病でもかかっているかのように学校のほうへと

向かっているのだが、

シャーベットの頭の中に、ずっとこっちにおいで・・そう、こっちのほうへ・・という声が響き渡っている。目は虚ろで、導かれるままにシャーベットの足取りが一歩一歩進んでいる。


すると、校門前でリュミエールがじっと手招きをし、シャーベットを誘導しているのだ。だが、リュミエールの目が・・いつもとは違いどこか、、虚ろで生気が感じられない。あたりはすっかり真っ暗で、リュミエールの付近には色が黒々としていて、渦をまいたような大きな穴が広がっている。

リュミエールは、そう・・そのまま・・ここにおいで。。と誘導していて、シャーベットの足が穴までもうあと二歩、一歩とちかづいた瞬間体ごと、ものすごい勢いで吸い込まれそうになっている。


そこへ、無二が現れにぇにぇが聞いたこともないような言葉を唱え始めると・・

辺り一面の星たちから、一気に光が穴へと集中しディサポイントダークホール!!と唱えると、大きく開いた黒い異様な穴が一気に消し去られていく。。。



そして、

リュミエールと、シャーベットは気を失い月明かりの下で、照らされるかのように倒れていた。無二が、大丈夫??二人とも、、一体こんな夜更けになにがあったの??と 問うと

なんとか気が付いたふたりが、まだ息が落ち着いていない様態で、

お互いの目を見ながら。。oh..ホワッツハプン??・・スパシーバ、メルシームニ。と御礼するが、全く覚えていない様子。


その時電信柱の物陰から

無二は、なにかあたりに気配を感じた。

チッ、勘のするどい小娘め。もう少しでボッチ娘を穴にひきずりこめたものを・・邪魔しやがって。。


次の機会には必ずこの小娘も無二というもじどおり、無に還して

送ってやるからな。。と不審な男を見かけた。すると、


にぇにぇの様子が一気に変わり、にぇにぇ、おいしいホールと一緒に

ぽんぽんに吸収するにぇ。と言い出し、

目が開けられないほどの吸引力で、

瞬く間に不審な男性もろとも、吸い込んだ。


ぎぇえええええ・・・す、すいこまれ・・!!!ば、ばかなあ!!!


謎の不審男性

名を集炎丸

という。言い残すかのように、

我にとって、ぼっちは最悪すぎた、、、だからこそ

そんな思いをぼっちのやつらに味わってほしくなかっ・・・



跡形もなく、不審な男性の姿は消え去った。


無二が、ふときづくと水色の宇紋石が宙に舞い

すこしづつ無二の方へちかづいている。


この水色宇紋石にぇにぇのしっぽにつけられる??


さっそくにぇにぇにはめこむと、きづかない間にけがしている箇所が穏やかな光とともに治癒されていく!!

どうやら、回復の宇紋石みたいねっととても嬉しそうだ。無二は、にぇにぇって・・あんたすごい!!さっきみたいなことできたの??と驚きの表情でいっぱいだ。

にぇにぇ、もっとほめてほめて。と得意げにおいしそうな顔をしている。


無二が、つぶやくように集炎丸。。あなたの気持ちもわからなくはないけれど


まちがっているように見える・・ぼっちの人も、たまたま運よくみんなと一緒にいる人だって、

みんな一生懸命生きていて。。


どっちにだって辛い事や悲しい事もあるんだよ??過去は変えられない・・そんななかでも嬉しい事も見つけ出せるんじゃないのかな。

少なくとも私はそう。。


と悲しそうな表情で、涙をうかべている。


無二は二人を、応急処置し落ち着かせていると・・

まつが魔方陣円盤に乗り現れた。無二!無二!

急いでまつがかけよると、そ・・そいつは王の一人だ、、

よくぞ倒してくれたねっありがとう。と伝え、


これで残るはあと5体、いったいどこにいるのやらと

不安げな顔をしている。あ、そうそう!そういえば

もし追手がくるといけないから、あちきが

渦魔を使うんで、いったん中に避難してっと無二によびかける。


この渦魔の中の仕組みは、外側は渦で一時的に敵が近寄れないようになっていてもっとも中の部分は、何部屋か設置してあり、泊まれるようになっているから。


と説明する。ただし、敵に絶対感知されないとはいいきれない・・・のが弱みね。。すると無二は、リュミエールやシャーベットを部屋に寝かせて回復を待つ。


まつが、無二に優しい口調で今日はもう遅いしあちきがあとはしておくから あんたも早くかえって休みな?と声をかける。無二もその日は家に帰り

体をやすめることにした。

翌日の早朝、無二家で無二は

豪華な朝食を食べた後、いってきまあーーす!とあいさつし、颯爽と玄関を出て出発した。すると、わざわざ絵美が迎えに来てくれていて、

おっはあーー!無二、聞いたでまつさんからっうち爆睡してて知らなかったけども昨夜、一人倒したらしいやん!!


あんた水臭いわ、いうてくれたら

うちも手助けしにいったのに・・・とちょっと残念そうに話しかける。ごっごめん絵美、夜遅かったし起こしたら悪いと思って汗

今度なんかおごるから、大目にみて!と返した。


そして、ゆき家に一緒に向かい、ゆきと合流すると

あ、ふたりともおっはよう!!と元気いっぱいに手をふってくる。昨日あたしもまつさんから、

言われてたうちの一人倒したって通信棒で聞いて、あと渦のお部屋のはなしめっちゃ興味津々なんやけど☆


と手に汗を握り、興奮しっぱなしで語りかける。絵美が、それにしても・・ぼっちの気持ちとかこのなかならあたしが一番分かると思うねんけどなあ。。もし昨日そいつとあってたら、共感と説教してそう。。うち、とぼそぼそ独り言を言っている。


そうするうちに、イツメンで学校に向かった。教室に入るなり、リュミエールとシャーベットに出会い、無二に何度も何度もお礼をいってくる。そして、昨日はいなかった絵美とゆきに事の顛末を話した。



本当にみなに迷惑をかけ、すまなかった。。ありがとう!!と言うと無二は、

いやいや第一あれは取りつかれていたし、二人ともたいしたけがもなくてほっとしたよっと優しく語りかける。シャーベットも、キノウハアリガトウと片言ながらに無二に伝え、以前よりぐっと距離が縮まった感じだ。


一方、同時刻 黒宇王集結会議場


黒宇王A(小耳にはさんだんだが、たかだが小娘に水の黒宇王(集水丸)がやられたらしいな、、黒宇王Bらしいですわね。。なにをしていたのやらパタパタ、我々の力をもってすればチリにいとも簡単にできるのに、ぱたぱた(化粧水をしみこませる音)


黒宇王Cが、

やつは一番下っ端だが

相手は一人しかいなかったんだろう??と問うと


いや、それが・・

黒宇王さま、ペットを1匹連れていたようでこいつがまた意外にとんでもない力を秘めており・・

と部下が伝える。

黒宇王C

それは言い訳だろうが!!もういい、次は我が消し去ってくれるわ。と大地を震わせながら、言い放つ。



第5話

秘められた想いと、あれには絶対00してはいけない件


そして無二たちは、その日の放課後にゆきたちに

少しお願いがあるんだけど、


私の家には信頼できるひとしか基本的に入れたくなくて。


今日無二ん家の蔵整理をしたいんだけど 手伝ってもらって・・いいかな??と甘え気味に相談すると、ゆきはあたしは大事な友達の頼みなら、よろこんで!と返す。


そして、絵美もむしろ楽しみといいながら

3人で一緒に無二ん家に行く事にした。すると、にぇにぇが絵美にむかって、怪獣みたいにあばれて余計ちらかしたりするなよ??とからかう。絵美は、だれが怪獣やねん!!はらたつううと、にぇにぇとじゃれあっている。


しばらくして、無二家につき倉庫へと向かう一向。

ここなんだけどね!!と無二にはいってっと3人が中に入ると、骨とう品や魔法書、みたこともないような呪文がいたるところにあり、主に壺がおいてあるのが目立つ。


じゃあさっそく、はじめようかっとほうきやはたきで、それぞれが整理しだした。ええっと、この魔法書と

このツボの整理は無二がするね!と言い放ち、絵美ゆきには、そっちの棚にほこりがたまってるから、それをお願いしていいかな?と甘えた口調で頼む。


無二は一生懸命、ツボを一定の場所に運んでいる。そのさなか、誤って一瞬ツボについていた封がはがれてしまう。



そして、これでよしっとお札を逆さにはり違う所の掃除にとりかかった。無二にしては珍しく、このときは逆さにはったことをきづいていなかった。


ゆき、絵美たちもふううこれで、だいぶきれいになったね!!と言い無二が二人ともお疲れ様っ☆紅茶いれてくるねっと笑顔で声をかける。わああっまってましたと絵美がアールグレイの紅茶を楽しみにしている。


香りのよい紅茶を楽しんだ後、

二人とも今日は、本当にありがとう!!気を付けてかえってねっと終始笑顔で見送る無二。


そして、その晩。。寝室にいた無二が真夜中に突然おきだし、目がいつもにないような状態で。。倉庫へと向かう。すると、お札を逆さにはってあった壺の前に立つ。


よくぞ、我の札を逆さにはってくれた。小娘礼を言うぞ。と何者かの声がし、

無二の右手の時計を逆さにしたような紋章が光り出す。



謎の声(汝の奥底にある秘めたる願い、今ここで叶えようぞ!!!)と部屋が一気に光でいっぱいになる。


その後・・・無二の奥底にある真なる願いが解放されたようだ。目はうつろのまま無二の姿が、どこかへ一瞬で消えた。


そして魔物界にて。

愛魔(げっへっへえ、まさかこんなにうまくいくとはな!!

しかし驚いたもんだ、この小娘本人が魔物界と契約したいなんて・・


まっ俺様にとっちゃ昇進にもなににもおいしいからいいんだがなあ。と小脇に無二をかかえ、

城へと向かっている。。

早速裏黒宇王

様にご報告だ!!

とにやけた笑みでものすごいスピードで飛び出した。


2時間後、宮殿裏黒字王の間にて・・・

よお、新入り娘。さっそく、お前の本心を聞かせてもらおうか。と神妙な顔で問う裏黒字王。


無二が、まだどこか息を切らしながら、はあ・・はあ・・

はい。。私無二は、人間界よりやってまいりました。裏黒字王さまの元で、、生涯お仕えしたく1からここでお仕事させて頂きたく、また私が目指すものは魔物界一、最強の座でございます。。


と、いつもとは全く違う表情で語りだす無二。

裏黒字王がそれは、本当だろうな??と問うと、無二は、はい・・心底望む事であり、忠誠を誓います。と伝える。


裏黒字王は、ならば本当に下っ端からやってみるがいい。だが妙な真似したら、ただじゃすまさねえ。。それだけは覚悟しておくんだな!と強めに言う。


御意。と無二が首をこくりとすると、

愛魔にさっそく軽く城内を案内されたのち、

愛魔がよし、新入り。魔物界一を目指すとは大きくでたな、、まずは拭き掃除からだ。と初日のタスクを伝えられる。



一方、、ゆき・絵美たちはそんなこととはつゆ知らずに、いつもと同じ朝を迎えていたのだが・・

ゆきが玄関を出ると、絵美は明るく迎えに来てくれていた。


おっはよお!!ゆき、昨日はよく眠れた??と声をかけるとゆきはううん、なんだか胸騒ぎがして。。

あんまり寝れなかったんよ・・とつぶやく。


絵美が元気づけるように、それって・・何、食べ過ぎ??と言うとゆきは、いやいやそうじゃないんだけどねっ笑と無邪気に笑っている。


そして、あれっ無二は??一緒に来てないの?とゆきが尋ねると・・絵美は、うん、もしかしてもう学校向かってるんちゃう??と思うねんけど。。と少々不安げな様子だ。


そんなこんなで、桜魔学園につき、

その日も授業を受けようとするのだが。。

無二の席には、誰も座っていない。そして、担魔から

ええっと・・みなさんにご報告があります。

ご家庭の事情で、笹島無二はしばらく学校をお休みするそうです。。と伝えると、


えええええ・・・どうしたんだろう、、無二ちゃん。。心配だなあ、、と教室中がざわめく。。


特にゆきや、絵美は心配でたまらない様子だ。そして、その日の放課後ゆきが、絵美に今日無二ん家いってみない??あたし、やっぱり心配で。。と絵美にふるとうちも同じ事考えてててん!!と話がまとまり、


それに、いつもは憎たらしいやつやけどにぇにぇのやつも。。おらんときになる・・・し。。と絵美がいつにない不安げな顔をしている。


ゆきは、絵美になんだかんだで無二、にぇにぇコンビ大好きやもんね!!!実は、寂しかったりして。。??と言うと、そ、そんなんじゃないしっ う、うちはただ。。全員いつもどうりがいいかなってさ。


と終始気にかけている様子だ。そんな二人の帰りぎわに、一本の通信棒から着信があり、

空中に

まつさんの映像が、映し出された。



なにやら大慌てでゆきたちの方に向かい、、ゆきっ絵美!!あんたたちさがしたよっ

ちょっと大変な事がわかってね!といつにない感じで話している。


まつさん!!?どうしたの??とゆきが問うと、

あの無二って娘の・・腕にある時計を反対向けにしたようなのわかるかい??というと


ゆきたちはこくりと、うなずき。まだ、あの反時計には謎多き代物なんだが、、


あの子の家系は代々それはそれは、実は禍々しいほどのエネルギーそれも、

魔壊術とよばれるエネルギーの家系でね。。あちきが


古代のとある時代にさかのぼっていた時、無二のご先祖にあたる、無一という一人の男性と知り合ったんだが。。



どうやら、ある時その禍々しい魔壊術を使って、

村を壊滅させたことがあって。。それこそ地獄絵図だったんだけどね・・そうして何代にもわたり

いわゆる煙たがられ、人から恐れられてきた一家になっている。ということらしい、、


ゆきや絵美は、そ・そんなことがあったんですか。。けどそんなの無二には関係ないし!!無二は、無二。あたしの、大事な友達だもん。


それにあたしは、無二のこと信じてるから!!と大声で言い放つ。絵美も、同じ気持ちだと何度もまつに伝えると、


まつが、あちきが今伝えられるのはこれくらいだけど、

何事もなけりゃいいんだけどね。。気を付けてと言い残し通話を切った。


そうこうするうちに、無二家につきインターフォンを鳴らすと、無二の母親が出て


ごめんなさいね、、あのこったら昨晩からどこさがしても見当たらなくてっ・・・ととても心配そうだ。。

なにかわかったら、ゆきちゃんたちに教えるわねっと伝えた。


絵美が、無二の身になにかあったんじゃ。。と言い出しゆきとともに身を案じている。

その頃、黒宇王城場内では・・・


愛魔(よし、城内の掃除もきれいに出来ているな、

そろそろ次の仕事にかかってもらおうか。。。と無二に教え込んでいる。にしても、新人無二め、かわいいやつだ・・とかなり気に入ってる様子。)


無二も、愛魔先輩についていきます!!ご指導願いますと、

まんざらでもない感じで、とても順調のようだ。そうすると、にぇにぇが無二に、今頃ゆきたちどうしてるかにぇ。。ゆきたちもきがかりにぇ。。とどこか心配そうな愛くるしい表情をしている。


そして愛魔から

次の指令を言い渡されるのだが・・


愛魔(次は、黒宇王様の一人と人間界の村を制圧してもらう。この仕事は大変重要で、おまえにとっては成し遂げた暁には昇格の可能性もある。と伝えられる


無二はそんな重要な仕事を、私めにありがとうございます!!

この無二気合いれて、ついていきますと

まるで人が変わったかのような様子だ。



今回の黒宇王様は、銀のお力を持っており、人間界制圧をするのと同時におまえの、お手並み拝見と行こうか。と愛魔がつづけて、説明する。かわいいやつめ、期待してるぞ。。とつげ、まず銀の黒宇王と共に初出勤する。


銀黒宇王(おぬしが、無二という娘か。もともとは、会議で渦の黒宇王が出勤する予定だったんだが、ちと

予定が変わり わしが新人といくことになった。まだ制圧の仕事は慣れていないんだろう??)と話しかけてきた。

無二は、はじめまして。まだ見習いですしご迷惑おかけするかもですがよろしくお願いします・・と丁寧めにあいさつした。


銀黒宇王は、かたっくるしいあいさつなどいらん!!さっそくだがもうでかけるぞと、強引に無二を誘導した。

そして、人間界のここナイソンナ村に、到着しまず

部下が手本を見せるといいつつ町中に愛魔を放った。



すると、人間たちが(うわああああ・・・魔物の群れがせめてきたぞおーー!!!と一斉に避難し、町はパニック状態に陥った。

逃げ惑う人たちで、多くの人が負傷し建物も破壊されていった。そして、銀黒宇が手本を見せるといい

(銀塊円陣)!!!と言い放つと、人々が一斉に銀で固められていった。

無二は、、さすがです銀黒宇様っとかなりたてている様子。銀黒宇が、おぬしもセンスがありそうじゃ、一発なにかしてみい。と誘導すると、


今日は、え、遠慮させていただきます。と言い、それに対して銀黒宇が少々残念そうにふるまった。


そんなさなか、、偶然無二は以前助けた、シャーベットを街中でみかける。

シャーベットも、無二に気づいた様子で・・

え、、えっ、、な・・・なんで・・・。。ここで一体なにをしてるんですか、無二ちゃん・・・


と目の前の出来事に困惑し、驚愕している。無二ちゃん、私の事助けてくれて、ずっと、、憧れなのに。。と

動揺を隠せない気持ちでいっぱいのようだ。。

無二も、私が魔物界最強になりたいからここにいるなんて・・とても言えない。。一体どうすれば・・と非常に困惑している。


そうこうしている間に、なんとゆきや絵美までシャーベットを見かけ、駆け寄ってきたのだ。


ゆき&絵美(シャーベットちゃあ・・・え、、む。。無二??なん、なんでここに・・・)




第一部完


第二部

第一話 揺れ動く、無二の意思と仲間たち


街中で逃げ惑う人々がパニックになっている中、

ゆきと絵美はばったり無二に遭遇し、戸惑いを隠せない。


絵美が、無二っこんなとこでなにしてるねん!!急にいなくなるし・・どんだけ心配したか、、ととても不安でいっぱいな気持ちを伝えると、


銀黒宇王が、お前の知り合いか?ちょうどいい、無二の力お手並み拝見といこうか!!お仲間を一掃してもらおうか、なあ無二。と誘導する。そうすりゃ昇進への近道だからな。と無二に伝える。


無二はまるで、正気じゃないかのように、またもや聞いたこともないような言葉で魔痺魂縄と言い放った。


すると、うわああああああと、ゆきや絵美が叫び声をあげ、足元から縄でしびれて身動きがとれなくなる。ゆきは

無二っなんでこんなことするのっあたし・・ようやく無二と仲良くなれて嬉しかったのにっ

いつもの無二にもどってよ!!!と懇願している。


無二は、あたしは別に。普段と何も変わってないし。と顔をそむけたような表情をし、突き放す。



銀黒宇王は、お仲間同士でこうなるのいいねえ。

だがまだまだ、無二、ぬるい。。ここは我が、仕上げをしないとな。と攻撃的な姿勢を見せる。


絵美は、手足がしびれる感覚で動こうとしても、

身動きがとれず・・


この状態めっちゃまずいねんけど・・・無二!!いい加減目をさまして、せやないとあとでようしゃしいひんからなっ、それにいつもの小生意気なにぇにぇ!!なんでだまってるねんっと言い出すが


にぇにぇは、まるでなんのことかわかっていないようすで、視線は全く違う所を見ている。


そろそろおしゃべりも飽きたな・・銀魔注入!!!と二人の体内に銀の魔力を封じ込めた

塊を口から、注入しかけてきた。


そこへ、魔方陣円盤に乗ったまつが瞬間的に現れ、

あんたたち!!一旦退避するよっといい

ゆきと絵美、そしてシャーベットをつかみ、空間からふっと消えようとした。


そのごくわずかな一瞬のすきに、


ゆきが大声で、あたし無二の事信じてるから!!!といい、その場から姿を消した。

そしてまつに一旦自宅に送り届けてもらい、



ゆき絵美(あたしたち、銀で固められた人たちも必ず助けに行くから!!もちろん無二のことも!!)シャーベット(私も同じ気持ちです。。このままじゃいれないし、私なりにみなさんのちからになりたいっ)と何度も強調してまつに

伝えた。まつ(ああ・・・わかってるよ、あんたたちの気持ち。。あの状況では間違いなくまけちまうから、

今は退避が最善策に違いないこと、

わかっとくれね)とゆきたちを、説得するかのように

語る。


そして翌日早朝、いつものように絵美がゆきの家に迎えに行くと、

絵美(ゆきっ、体調とか大丈夫なん??

昨日まつさんに送ってもらったけどけがとかしてへんか心配で・・・)と確認すると、


ゆき(うん、大丈夫!!あたしは体が丈夫なほうだし、ほんのちょっぴり擦りむいちゃったけど一晩寝たからもうなおっちゃってるよ)と絵美を安心させるかのような口調で伝えた。絵美(色々昨晩あったけど、かんがえててんけど無二ン家いってみいひん??)と

声をかけると、


ゆき(あたしもおんなじこと考えてた!!なにかわかるかもしれないしっ)と意見が一致した。

絵美(じゃあ、一緒にいこっ)とあえて元気に振る舞い、ゆきと無二家につくと


無二の母親(あら、二人とも迎えにきてくれたのねっあの子も喜ぶわあ。ありがとう!!ちょっと待っててね、今呼んでくるから)とインターフォンごしに明るく返事をくれた。

そうこうしている間に、無二が玄関から現れ


無二(あれっ、ゆき絵美、おっはよお!なんか今日早いねっわざわざ迎えにきてくれたん??)と話しかけると

ゆき絵美(む…むにいーーー!!!ちょ、ちょっとまってなんで??えっ、むに。。だよね??)と何度も確認する。


無二(あったりまえじゃん??なにか、あったの??)と問うと、



絵美(無二、あんたなあ。。。昨日の事おぼえてへんのか??全員胸がパンクしそうなほど気にかけてて、心配でねれんかってんで!!)といつもにまして

絵美は無二のことで頭がいっぱいだったようだ。


無二(昨日…あたし、あんまよく覚えてないんだあ。ごめんね二人とも。。)


ゆき(そ、そうなんだ。。。昨日、色々と大変だったんだよ!!あまり深くは言わないけど。。


あ、そうそうっあのね、

今日6月2日は無二の17歳のお誕生日やん??


あたしたち、無二のお誕生日会したくって☆

そしたら、もっとねあたしたちの大事な思い出

作れるんじゃないかなあ。。

って、絵美と相談してたの。

と愛くるしい笑顔で提案する。絵美(それは、ナイスアイデアやわあっ、うちプレゼント用意していかなきゃなあっ、めっちゃ楽しみねんけど☆)とテンションが上がりまくっている。


無二(二人ともほんまにありがとう、、その・・私、詳しくは覚えていないけど。。迷惑かけてたみたいでほんまごめんっ;)とほほから涙がつたって、地面にぽたぽたと落ちている。


そして、少し時間を空けた、

その日の夕方いよいよ無二の誕生会が開かれあちらこちらに一生懸命飾り付けされた部屋に案内される。

無二(わああああ。。こ、このかざりつけ二人がしてくれたん??この、くまさんのバルーンアート、信じられない位のくおりてィなんやけど、、)と

無二は、頬を少し赤らめ照れくさそうにしている。



絵美(そういえばちょっときになったんだけど、

無二ン家のお母さん名前何ていうの?)

と不意に尋ねると

無二(有愛と書いてゆあだよっ、無二の名前はね字のとうり、唯一無二からきてるの)と笑顔でゆき絵美に伝えた。



すると、突然明かりが消え、

切り分けられたケーキの

ローソクに火が次々ともされていく。。。

と思った瞬間

ぱーーん、ぱーーーんっ

とクラッカーが部屋中にこだまする。少し、驚いた様子を見せつつも

笑みが無二からこぼれ、

どこからか、お決まりの歌声が聞こえてくる。


(happy birthday MUNI,Happy birth day MUNI,Happy birth day,dear MUNI,Happ

birthday to you)

ゆき、絵美(無二い!!!本当にほんまにお誕生日おめでとうっ☆☆それと、これ..二人からのプレゼントっ)とリボンのついた小箱を渡され、

無二が中。。開けてい?と小首をかしげると


二人の想いがこもった、きらきら光りを帯びたオリジナルのパワーストーンが綿の上にあった。


無二(ほんまにほんまに、ありありがとう!!!二人の事は幼いころからしってるけどこんな。。こんなどうしようもないあたし、しかも

迷惑ばっか、かけて。。バカなあたしの居場所になってくれてて涙

何万回ありがとういっても、ありがとう不足だよ。。

)と終始嬉し涙を見せる。


すると、むにの後ろにチラチラ隠れていた

にぇにぇが、いつにないでれた表情をみせ、


にぇにぇ(今日ばっかりは、無二も喜んでるみたいだし

ゆきやじゃじゃうま・・娘も。礼を言う、

あり

ありがと。)と珍しく伝えてくる。


絵美(お、おう。。いいけどな!照こりゃこんなかんかん照りやのに

明日、

雪やな。。)

にぇにぇ(そ、それどういう意味やっ!とんでも娘!!)

と、いつもどうり?じゃれあっている。


無二(プレゼントまで、もらって大事に大事にするねっ!!)と終始満面の笑みを浮かべる無二。

その後ゆき、絵美たちがケーキをそれぞれ食べ、

時刻はあっという間に

その夜時刻18時頃。


ゆき絵美(今日本当に楽しかった!!!こんなに笑ったの久しぶりだよお。。)と伝えると、

無二が手を口に添えて嬉しさを抑えようとしているが、抑えきれず笑顔が隠せない。ゆき、そして絵美・・ありがとうっこれからも

よろしくね☆☆と伝え、その日はゆきや絵美と別れようとした。


すると、まつから通信棒に着信があり

まつ(こんばんは、あちきだけど今いいかい??

ゆきと絵美にすまないけど銀でかたまらせた人を、あちきが解除するから手助けしてほしいんだけど・・)


とゆき、絵美に相談する。ゆき絵美(云っ!!今ねっちょうど無二のお誕生日会終わったところだから、よろこんで!)と機嫌良さそうに返答すると、


まつ(じゃあ、ナイソンナ村まで学園から送っていくよっ。気を付けて学園まできてくれるかい??)

ゆき絵美(うんっ☆じゃあ、あとでねっまつさん♪すぐにむかうからっ)

とお互い会話を交わした。


学園に着くと、マツが既に到着していて魔方陣がたの、乗り物にのり二人の手をとりナイソンナ村にものすごいスピードで移動した。


そうして、村に着き次第銀にされた人を発見し、

まつ(よし、、では。。銀異常、解!!!!)と全身全霊から、言葉を発し村人達の異常を次々もとに戻していった。

村人達(あれっ、。俺??ん、なにしてたんだこんなとこで??)


村人達女性(あたしたち、たしか。。うっ頭が痛い。。建物が壊されて、おかしいなさっき買い物して昼前に帰ろうとしたのに

もう夜になってる。。)

ととても不思議そうな顔をしている。



ゆき絵美(みなさん、落ち着いてください!!魔物に襲われ、一時的に銀にされていたんです。。けどもう大丈夫なので☆)と明るく安心させようとした。



まつが、そうそうゆき絵美。あのさ、状態異常をまっさらにするのに特化しているME6の2人

七秘まほと愛菜あかり(あかりん)、まああかりんの方はまた違うのに特化しているんだが。。一度、会って伝授してもらうといい。


何かと今後役にたつだろうし、それに・・・まつは何かを言いかけたがやめた。ゆき(えええええ、あた、あたしのあこがれのまほさんが!!!どうしよ、集中

してできるかなあ??あとあかりんさんも。。あたし自身ないなあ、、)と少々気弱に話している。


まつ(なんだ、知り合いか??まあその方が話が速いみたいだし明日こりゃ再会するということだな☆)と語ると

絵美(了解っ、明日またゆきんち迎えに行くわっあと

無二のことなんやけど。もう大丈夫、やんなあ??)

ゆき(うん!!無二ならもう平気だよっ、きっと。明日も楽しみだなっ)と


話がその日はまとまった。


そしてその夜無二家では

有愛(今日は、お友達いいいっぱい、来てくれてよかったわねっ無二☆あんたがお友達家に連れてくるなんて。。ほっとしたよっ。それと、お誕生日おめでとうっ!!)と輝きいっぱいの笑顔で伝えられ

その後無二は一人で、以前倉庫の整理をしてもらった部屋に入った。無二(今日は、いい日だったな。。いつもこうだといいのに、)と呟き


なんとなく封のある壺の近くに立つと、右腕の逆時計盤が光を帯び

無二(あ、、あ・・・あ、、うう・・)と


無二の様子が次第に変わりはじめまたもや、完全にとりつかれたようなうつろな目になった。


またにぇにぇも、いつもとはまた違った表情でまるで無二をどこかにいざなうかのように首にまとわりついている。



すると、無二は正気でないため、見えていないのか愛魔と共にその夜、再び姿を消した。


第二部 2話

ゆき、絵美の行方?!!とそれぞれの思惑


翌日、絵美はいつもと同じ道理にゆきを迎えに行くと、

こまゆ{雪の母}が、いつも以上の笑顔で出迎えてくれた。


ゆき{おっはよお!!今日もさわやかで、ちょっと涼しくていい朝だねっ☆}絵美{おっはあっ絵美、いやあ昨日色んな事ありすぎて興奮気味で寝れなかったよ。。あっ、無二ん家よってく??}



ゆき{うんっ♪なんかねっちょっと私たちと無二の距離が前より一歩深くなったかなあ??って、ついにやけてしまって。}と二人は楽しそうに会話し、足早に無二の家に向かった。そうして、無二の家につくと


有愛がまたもや、インターフォン越しに返答してくれた。のだが、{ごめんなさいねえ、、せっかくいつもむかえにきてくれてるのに。。あの子ったら、また昨晩いなくなってて。。でもふっとすぐもどってくるから、

私も大事にはしたくないのよ。。}

いつものことだけど、心配そうな表情を浮かべた。


ゆき絵美{えええ、。そんな・・・またっ、うううん。先に学校いってるのかなあ??無二ママさん、またなにかあったら連絡ほしいですっ}と伝えた。


有愛{わかったわ!!私もなにかわかったら、ゆきえみちゃんに教えるわねっ}と少し不安げな様子を見せた。



ゆき絵美{はい!!お願いしますっ}と伝えた後、時間もないし学校に向かおっか、なにかわかるかもしれないし??と

その場を後にした。

そうして、学園に二人がつくと、

担魔{ええっと、今日も残念だがご家庭の事情で

笹島が欠席となっている。。}と伝えられ、クラスメイト全員動揺の色が隠せなかった。担魔{しかし、あいつも今日きてれば処分できたものを。。うっ、やばい。。}


担魔{す、すまん!!ちょっと大事な用事ができた、しばらく自習しててくれっ。ごふぉ、ぼご、、}


とクラスメイトに伝えたが、何を言っているのかよくわからなかったようだ。


ゆき絵美{また・・・??ええっ、、やっぱ無二ちゃんなにかおかしいよ。。昨日はあんなに楽しそうだったのに、、}と心配で仕方ない様子だ。



放課後、

担魔からの珍しい二人の呼び出しがあった。場所は、学校の文化祭などで使われる大道具がはいった倉庫で、整理を手伝ってほしいと言われ、早速2人が向かうと



担魔{お、来てくれたなあ。さあ入って入って!!さっそく、はじめようか。}と言われた。担魔の様子が、みるみる変わりだし、外を呪を封じ込めた札で囲んでやった。これで外部からは誰もはいってこれまい・・げふふふ、、}と言葉にならない声をあげている。


すると、担魔から脱皮するようにグロテスクな音と共に、この時代のものではなさそうな人の形をした魔物が現れた。


絵美{な、、な・・ちょっとどうなってるねん!!あかんほんまに鍵どころか、封じ込められとるで!!}


ゆき{先生の様子が朝から変だと思ってたら、、こういうこと??って絵美、これやばくない、、}と二人でパニックに陥っている。そうこうしているうちに、



???{さあおしゃべりはこれくらいにして、さっさと始末させてもらうとするか。ぐっげっげ。。全身呪札、多呪怨念縛!!!}と異様な声を出すと、

部屋の中に空が現れ、次々と呪札が襲い掛かってくる。



絵美ゆき{やっば、、ちょっとまって!!この札当たるとろくなことならんやろ??}絵美{そや、ゆき

こういう作戦どう??やけど、成功したことが今まで生きてて一回だけ、、}と二人で話し合っている。



???{チッめいっぱい魔を注入した、憑呪札よけられたか。。おしかったなあ・・少しかすったようだ。では、これではどうだ??げるるる・・}と

部屋をぐるぐると走り出したゆきに、ものすごいスピードで札が後をおう。


ゆき{まって、まってって、札が予想以上に速い。。絵美早く、おいつかれちゃうっ}{はあはあ、っはあっ、ダメ・・もう無理、わああくるっ、、}



絵美{うちの、、代々伝わる笛の威力、とくとみいやっ!!!魔笛呼眠、、遠隔眠り笛っ@@}と

唱えると、高音の心地よいアルファー波がでていそう、な、音が部屋中に響き、

あたりが霧のような煙に包まれる。

???{み、耳が!!耳がああああ、おかしくなりそうな音が。。

う、うう・・な、なんだあ??急に、ねむ・・・}

そのまま、魔物は眠りについたようだ。



絵美{はあ、はああ、、はあ。。。た、助かった・・・どうやら、笛は人間には心地いいけど


魔のあるやつにはあれは、きっつい音みたいやなあ}


ゆき{絵美、、ありがとう!!とっさに思いついた作戦、なんとかなったね☆あんなおいかけてくるん速いとは思わなかったよ。。}と息を切らしながら笑顔でお礼を言っている。ゆき{それより、先生が!!ちょっと先生大丈夫ですか??}と必死に問うと、


担魔{う、、うう・・。。ここは、、ゆき。。絵美か・・


おまえたち、すまんな、

数時間前何者かに、襲われこの始末。。後の事はほとんど覚えていないんだ、}と告げられ、

ゆき絵美{私たちはなんとか大丈夫ですから、保健室で休んでてください!!}と伝える。その間、倒したからか、結界が解かれ


まつがタイミングよく現れ


まつ{ゆき、絵美大変だったね、、どうにか倒したのか。。よかった!!}とほっと胸をなでおろした。



「それと、ゆき・・あんたその腕大丈夫か??なんだが結構な状態異常だね,早めに一度あかりんか七秘まほにみてもらったほうがいい、なんといっても

状態異常回復の技術は極めて高いからね」と告げた後、



{あちきも色々調べてきてようやくわかったんだが、


その先生にとりついてたやつは。。あちきもいいにくいんだが、

正体が無一なんだ、、つまり無二の遠い遠いご先祖だね。なんでここに無一がいるのかまではわからないが。。}と口を開くまつ。


そして、つづけてまつが{ゆきえみ、思ったんだがさっきの戦いぶり全部は見れていないけど、このままじゃこの先が。。


強敵現れたらまけちまうかもしれない、、だからあかりんと七秘まほに技や体力面もそうだし、スキルアップをしてもらうため教えてもらったほうがいい。。}と

すすめられる。


まつ「最後に、この無一って男はあちきが拘束するから、あんたたちはさき行ってくれていいよ。その、きをつけてね!」と二人に告げる。



ゆき絵美{分かりました!!

技術面とか、私たちも、ちょっと余裕ないよねっておもってたところなんで是非教えてもらいたいで



す!!あたしにとっては、憧れのまほさんなんで、あえて集中力を養うためにもぜひっ}と快く承諾する。


一方、無二のいる魔物界のとある一室にて。

銀黒宇王{よお、新入り無二。こないだの戦いの事を話し合いたいんだが、正直あれじゃまだまだだ。なんといってもおまえ、詰めが甘い。結局まつとかいうやつに、スキをみて逃げられてたじゃねえか!!なんだ、もしや情でも沸いたか??}と問われ



無二{まだ不慣れなもので、申し訳ないです。。銀黒宇王様、次こそは必ず私が始末してやりますのでなんとか見守ってください、お願いします!!}と返すと


銀黒宇王{次、とりのがしたらおまえ昇進どころじゃねえぞ。。わかってんだろおな!!!それとだ、一応お互いの長所と弱点と把握しておかねえと、何かあった時にやりにくいからな。今、教えといてもらおうか。}と会話を交わす。


銀黒宇王{わしの、長所いわゆる、ふふふ銀はこの世一美しく尊いものよ。銀になった人ほど美しいものはない。いかん話がそれてしまったな、、


特技はだな以前みたとうり


人を銀で固めてうごけなくしちまう、また普段はしめしがつかねえんで、隠しているが魔を注いだ銀テープで縛り上げる。。この銀を地中・空中からも出現させられることだな、


そして弱点は、まあそのなんだ,放出する一瞬、手のひらに穴があくんでその穴に逆に無酸素のような空間を体に送りこまれてしまうと。。。アウトってやつよ、、}


と一応無二を心のどこかで信頼してか、語り出す銀黒宇王。

すると、無二がにぇにぇに、今の聞いたか?と

小声で話をふる。


無二{さすがですよ!!すごくためになるお話しですっ。もっと詳しく知りたいんで先輩の凄技、近くでみせてもらっていいですか??大先輩の技が至近距離でみれるなんてたまらないっ}とクールな笑みで返すと、

銀黒宇王{がはは、わしの技そんなにみたいかっ。なかなか憎めないやつだ。}{いいか、よくみとけよ??特に手で放出する瞬間がまたかっこいいからよ。}と機嫌を良くしたのか上機嫌で答えようとする。


銀黒宇王{はああああ!!!!!空間放出、総銀責め!!!}と手のひらがぽっかり穴が空き出す。無二は{うわあ、もうかっこよすぎますっその放出の仕方とか惚れ惚れしそう☆もっと、もっとみせてください}とねだると、

銀黒宇王{そ、そうか??そんなにいうなら・・

拡散銀放出!!!!はあ、はあ、ど、どうよ??}




{にぇにぇっ、今!!!と呼びかけ、にぇにぇがその空洞に一気に無空間を送り出す。。

銀黒宇王{ぎぇええええええ、、ば,,ばかな!!!


お、、おのれえ!!!ば、ばかなあっっ


こむすめっ

はかりおったな!!!!}

あっという間に体中が無空間状態になり、、銀黒宇王が膨張して床に伏せこんだ。。


無二&にぇにぇ{べらべらと、おしゃべりなやつにぇ。

普段から部下に、魔わはらとかするからにぇ。あたしがあんたを消したのは、すべては昇格、昇進のため。

口は災いのもと。}と言った途端


無二(うう、、頭が、なんでっ

頭が割れるように痛い。。頭の中にノイズが、、


[う、うう….パワーストーン、、王の..はあはあ、玉…座

・・・・ヨォ

び??私…

と独り言かのように呟く無二。にぇにぇは、そんな無二を複雑な表情で見つめ、全ては主の赴くままに..と

無二に伝わるか伝わらないかの声を発した。


続けて、無二が、無言で

床に落ちてあったシルバー宇紋石を拾い、にぇにぇの尻尾に静かにはめた。



数分後、少し様子が落ち着いた無二{順調に集まってきたわね・・さて裏黒宇王様にご報告しなければ、もちろん都合のいいようにね。}と意味深な発言をする。



「下っ端はこんなのだったから助かったけど、次はそうはいかないかもしれない。。」とやや緊迫した様子を見せる。

その頃、ゆきは、

ゆきはあかりんと七秘まほに、さっそく状態異常の腕を見てもらった。


ゆき「うわああ、まほさん顔が近い><至近距離で、まほさんが、、」と顔を真っ赤にしてうつむきかげんのゆき。


まほ「また、これは・・かなりの怨念のこもった技を使われたようだね、待ってて、じゃあ

ちょっぴりしみるかもしれないけど、解腐癒癒!!!


とやわらかなオーラがゆきの右腕を包み、

腐食しかけていた腕がみるみる元に戻っていく。。」

あかりん「ゆきちゃん、本当によかったね☆あたしもこんな状態だったら、たまったもんじゃないし。もう大丈夫大丈夫!」ととても明るい笑顔で励ましている。


ゆき「本当一時は泣きそうなくらい不安で、あかりんさん、まほさん助かりました!!ますます憧れてしまいます。。

ありがとうございます!!」と礼を伝える。出会い


技術や体力、集中力などを養おうとしていた。



ゆき{はわわ、、っさっきから

顔が真っ赤になってしまって、これじゃ集中できない。。けど集中集中!!}とかなりの興奮状態だった。


まほ{ゆきちゃん、改めてはじめましてっ七秘まほです☆私は状態異常専門だけど、ちょっと技の方も伝授できたらいいなっ、よろしくねっ}

と優しく雪に語りかけている。



第3話

有愛の想いと、無二出生の秘密


そして絵美は、というと最初は、あかりんたちに教えてもらう予定だったが。。


あのあとまつと話し合った結果


無二がおかしくなったのは、どう考えても・・家の中の可能性が高いから家の中を、無二の母である有愛が協力の元、調べさせてもらいに無二家に来ていた。そして絵美に

ぜひにとお願いし、今回シャーベットも同行することになった。


シャーベットと絵美が事情を丁寧に説明する有愛{はあい、了解です。今日きてくれてありがとうね!!母としてもあのこは大事なんでよろしくねっ}と二つ返事で承諾して頂き、部屋の中案内してもらった。ちゃんに助けてもらって。。今日なにかのおやくに建てれば、嬉しいです。よろしくおねがいします(ぺこり)ととても小さな体で、髪を耳にかける仕草をし

深くお辞儀した。


有愛「あら、こちらこそよろしくねえ。かわいい妖精さんっ☆」ととても感じのいい対応をされた。


絵美{無二ちゃんどっか変わった様子とか、きになることなかったですか?}はは{そうねえ、特には見当たらないけど。。ううん強いて言えばあの子

よくあの黒い扉に出入りはしてたかな。。}と返答され、


シャーベット「無二ママさん、私、無二ちゃんのお部屋も是非見させていただきたいんですが。。いいですか?」と小首をかしげて尋ねると、



有愛「いいわよっ、散らかっててよかったらせっかくだしゆっくりしてってね!」と快く見せてくれた。


シャーベット「無二ママさん、スパシーバ!!☆」と


絵美シャーベット「じゃあ、お邪魔しますね」

シャーベット「こんにちは、無二ママさん、私は無二御礼をいうと、有愛「うん?ふふ、いいわよっ。意味わからないけど・・このこスパゲティでも食べたいのかしら?ときょとんとしている。



すると、無二の部屋には無二らしい、黒を基調にしたモノトーンのお部屋にところどころにピンクのうさぎのぬいぐるみや、小物が整理されておかれている。」



シャーベット「なんだか、クールで女の子らしい部屋。。なんの匂いだろう、アロマでもたいてるのかな??

ここにいると落ち着くかんじ。」



絵美「シャーベットちゃん、悪いけどうち先に黒い扉んとこ、みにいっててもいい??」

と尋ねるとシャーベット「うん!!わたしもうちょっとここにいたいから、あとでいくねっ☆」と明るく笑顔で返した。


そして有愛に黒い扉を案内され

その扉に入って調べてみることにした。すると、相変わらず部屋中に札が貼ってあり、異様な空気につつまれる。


有愛「ごめんなさいねえ、こないだ整理したらしいけどまた散らかってて。。あら、こんな変わったツボあったかしら。。」

絵美{いえいえ!!全然ですっ、確かに言われてみれば奇妙なツボですね。。こないだ来たとき違うとこ整理してきづかなかった、、良く見ると封逆じゃないのかなこれ?}


有愛「ほんとねっ!それに中になにかしら、逆時計の文字盤のような。。この時計の針動かせるようだし、動かしてみるね。」と時計回りにハリを有愛が

動かした。


絵美「・・・ううん?なにもおきないですね、、うちは見たことないような模様。。」

有愛「そうねえ、、何か意味あるのかしら?」と不思議がる二人。そのあと、1秒にも満たない時間部屋に虹色の模様が再度映し出された。


絵美有愛「今の、、なに?気のせい・・?光ったような」


すると、そこへシャーベットがドアをノックし、「今お邪魔していいですか?」と尋ねてきた。絵美と有愛がドアを開け、中に通すと


さっきまでの流れを絵美たちに聞いた。有愛が、二人にはどうしても話しておきたいことがあると、言いだし


有愛{私の家系は前もはなしたとうり、呪術の家系でね・・代々子を産むごとに、その子に危ない力が増幅していくって伝えられていて。ただし、産んだ方は力が激減してしまうらしくて。こんなことを二人に言いにくいんだけど。。}


無二もそうだしもう一人、腕に時計の逆さ文字盤がえがかれた子がいてね、違う時代に送られたらしく。つまりは無二と、そのこと双子になるんだけどねっ}と神妙な顔で絵美たちに語られた。



すると、

来客があったようで一旦有愛が席を離れた。


シャーベット「じゃあ、、さっきと反対に逆時計周りに動かしてみてはどうでしょうか。。」と小声でささやいた。絵美「それいいかもしれへんね!早速試してみよう?」と試してみると、今度は再度部屋があたり一面

光で包まれ、まぶしくて目をあけてられなかったが


何者かわからぬどこか、不思議な印象の美しい少女が、部屋に現れた。顔はとても小さく、髪や、目が透き通ったグリーン、


ほほにふれる髪はつややかで、また背は145センチほどだった。ふときづくと、無二と同じ右腕に逆さ時計のような模様が描かれている。


絵美シャーベット「よ、ようやくめが慣れてきた・・

だっだれ??ちょっと、めっちゃびっくりしたねんけど!!」と驚きを隠せない二人。


???「どうやら、なんとかうまくいったようね、あっおふたり申しおくれました。私は未愛みあと申します。驚かせてしまってごめんなさいね」とややかしこまった礼儀正しいかんじで挨拶する。



絵美「みあちゃん、、はじめましてっ絵美といいます!よろしくね!!


なんかめっちゃ不思議な感じなんやけど

なんだろうこの時代の人じゃないような、それでいてどこかで見覚えがある感じ。それにその腕の逆時計、、」


未愛「そう、思われても不思議じゃないかもですねっ


あながちまちがってませんし、私は説明すると長いのですが簡単に言えば無二とは双子で、生まれたときに悲劇がおこり、まあこの事自体はよくあるらしいのですが

ふたりの赤ちゃんがなんらかの手違いで、とりちがえられ別の時代に特殊なルートで


送られてしまったんです。。無二は現代、私は未来へと・・」とさらっと

結構すごいことを言う未有。



シャーベット「ちょ、、ちょっとまってください!混乱してしまって汗 


要するに未愛さんと無二ちゃんが双子で生まれたけれど、腕に紋章のようなのがある子は別ルートで違う時代に送られ、なんらかの原因で赤ちゃんが取り違えられ


違う時代におくられたってことですか??無二ちゃんが現代で、未愛さんは未来に。。


どうりで、

どこかでみたような。。


万に一つでも、そんなことが可能なら違う時代の人ってのもなんかわかるきがします。。」と納得したような表情をしている。


すると、未愛「はい、そういえばこのツボの文字盤なんですが私は一応時空間を移動でき色々と見てきたので、分かるんですが。。


ま、まさかとは思いますが時計の針を時計回りに。なんて

まわしたりしてないですよね、。もしそんなことがあったら無二の、秘めたる力を呼び起こす原因となってしまいますので。。進行は水面下かもしれませんが


ご注意を、」とかなり緊迫した表情を浮かべる未愛。


絵美「ははっ、ま、まさかあ!うちはなんもしてへんから安心してねっ」と全開の笑顔で答える絵美。そこへ、母・有愛が戻ってきて「あら、、はじめまして??あら、無二。

じゃないわね、


なんかはじめましてじゃないような気がするわね、変な感覚・・」と未愛に挨拶する。すると、未愛が


「はじめまして、未愛と申します。突然お招きされ、お邪魔する感じになってしまい、ごめんなさいね」と深々お詫びしている。絵美シャーベット「大体の事情はわかったから、うちらから有愛さんに事情はなしとくね!!」と伝えた。一方、ゆきはあかりんやまほから、教えを請い自らの鍛錬に励んでいた。



絵美、シャーベットが帰宅後その日有愛の寝室。


有愛の回想◆

赤ちゃん「おぎゃあ、おぎゃあっっ!!!」

有愛の夫「無事生まれたぞっ、女の子双子だ☆」

有愛「ええっ☆どちらも本当にかわいい、愛しいわ。」

と幸せ絶頂の日。

看護師「あらあら、おめでとうございます!今日はゆっくりやすんでくださいねっ。」

二人「ありがとうございます☆」


という会話が交わされ、母が一人になり寝静まったころ。。???「よし。リストによると、この紋章あるコ二人だな。こっちを、確か未来に送る、、こっちは現代に残す。」と。

????B「確認したが、これでまちがいないだろ。

母親には悪いが早速、転送させてもらう。」


有愛起床後、「たっ大変!!!あなた、あなた!!!赤ちゃんが一人いなくなってるわ、、そんな・・・・なんで、、」ダンナ「落ち着いて、有愛。っどこにいったんだ、、一人で動けるわけないだろ。。くそっそんなことがあってたまるか!!」


現代

有愛「そう、あたしがあの子を見間違えるはずがないのよ。やっと、やっと出会えた。。あのこはこのうちにいても構わないんじゃなく

それが当然なのよ。おかえり。


今更無二のお友達の前でこんなこといえない・・・」


一方ゆきは、あかりんまほのもと鍛錬に励んでいた。



まほ「そうそう!!ゆきちゃん、以前にましてスピードも体力もあがってるわねっ!それに

状態治癒力もなかなかのものよっ。麻痺状態における自然治癒力の回復が早くなってるわ!」と明るくはげましてくれるまほに、ゆきは照れながらも徐々に成長を見せていた。


ゆき「まほさんの顔を直視すると、真っ赤になってしまってまだまだです。。けど、私の大事な友達を守るためにももっともっとってなっていって、」と俄然やる気が出ているようだ。


あかりん「結構混乱状態の回復ってむずいんやけどねっ、ゆきちゃんはセンスあるからこの調子だと大丈夫だよっ」とゆきの力を呼び覚ますかのように、応援している。その頃、、無二はというと

裏黒宇王のもとへかけつけ、現状を詳しく伝えていた。


裏黒宇王「そういや、最近・・銀黒宇王を見かけなくなったようだが、おめえなにかしらねえか?まさかとは思うがなにか俺に隠してることないだろうな。。


あいつが歩くと大抵銀粉が床に落ちるんだがよ、それさえ全く落ちてないようで。」と疑念を抱いている。


無二「私は、特には分からないですが何やら時代を遡って調べたいことがある」と言い残し、去ったのは覚えています。銀粉ですか、それに関しては城内の清掃時に裏様が快適にお過ごしいただけるよう清掃を徹底したのが裏目にでましたかね。。それでしたら申し訳ございません」


裏黒宇王「どうだかな。おめえの真意、まあ俺をなめないことだな。。なんにせよ、あいつはもう降格だ、無二!!お前に黒姫


の称号を与え昇格させてやる。


今後、あるものをきづかれないように集めてこい。いいな。」と返答される。

無二「御意。ありがたき。またご報告いたします。ではっ」と言い残し

その場を、足早に離れた。



第5話

ゆきの決意、そして陰謀隠れた花火パーティ


そうして、ゆきはますますあかりんやまほのおかげで

パワーを着実につけ成長していく。まほ「いい感じだよ!ゆきちゃん、状態異常や回復系は体の中からやわらかいオーラで相手を包み込む感じがコツねっ。今日この辺にしとこっか、あかりんもお疲れ様☆」と休みながらもその日は鍛錬を終える事にした。


その日の放課後、絵美やシャーベットたちと合流し、ゆきが「私、決めた!!!次に無二が帰ってきて、無二が何も覚えてなくても。。私は私で無二との思い出をいっぱいまけないようにつくっていきたいっ、そうすればきっと。。ねっシャーベットちゃんっ」


シャーベット「私も、そのほうがいいと思いますっ☆その、無二ちゃんにもゆきちゃん、絵美さんにも私は助けられてばっかりで。。もともとボッチだった私なのに、、信じられないくらいの今があってうれしいきもちがこみあげてきて、、」


と二人は嬉しそうに語らいあい、


ゆきは決意表明をした。

絵美「そやなっ、案外それがいいかもしれへんし。それに・・にぇにぇのやつもその、ちゃんと完全にちょっかいの出しがいがないっていうか。。なんていうか、、」

ゆき「もしかして、、絵美。。さみしいん?」絵美「、なっ、んな、あんなやつなんて。。

そんなわけないやろ!!


べっべつにうちはただ。。」


絵美「そ、そういえば!話変わるねんけどにぇにぇの虹の息吹なんやけどあれ。結構いろんな説があるんやけど真の意味で、主を解放するって噂が有力説らしいねん。


せ、せやからもしかしたら

無二とあのへんてこりんがそろえたら、色々うまくいくんちゃうかなあ。。」って。

ゆき「それはあるかもねっ!!なんかちょっとづつ元気でてきた。ありがとう☆」

絵美「いやいや、いいってそんな、」

とやや嬉しそうな会話が交わされていた。


シャーベット「あの、、さ、さしでがましかったら申し訳ないんですが。。わ、私も思いで作り隊に参加してもいいですか??


ごご迷惑じゃなければ。。ですけど;」


ゆき絵美「それはもう大歓迎だよっ☆改めてよろしくねっ!!」とその日は友情が深まったかのような一日だった。


そのころ、各黒宇王某会議室

黒宇王A「裏黒宇王様は、いつも我々にきづかいをして頂いておる。我らも、ゆくゆくはああなりたいものだ。そう思わんか?黒宇王B・・」

黒宇王B「あんな生ぬるいのがよく裏黒宇王になれたわよねっ。他の王達の間で誰があの座を、奪い取るか。どんな派閥争いが起こっているか、まあまわりがさわがしくてもいずれあたくしの手中にあるのは決まってるわ。くく・・・この美しさをもって、世を制す。」



黒宇王C「何を寝言を申しておる。おまえごときが、。もう3000年ほど寝てから寝言は言えというに。何より、常闇のカメレオンと知られた実績がこちらにはある。」

黒宇王D「おぬしら、よさんか。もしこんな意思が裏黒宇王様のお耳に入れば。。まちがいなくあの

刺客を送られ消されるぞ。まあ、そうなっても俺は問題ないんだが。」


と、ただならぬ会話を交わし、緊張感ある空気がピンと張りつめた。


そうこうしているうちに、現実世界ではマツが通信棒で絵美に連絡をとっていた。マツ「ちょっと重要な話があるんだが、今日おそらく、未愛という子に会ったんじゃないか?悪いが、ゆきに伝言を頼みたいんだけど。。」


絵美「あっまつさん!!いいで、どないしたん??なんでもいうて?」と尋ねるとマツ「未愛、あの子は空間移動のつながりもあって、、


あちきの知り合いなんで、あちきもあちこちに用がたまっ(ザッ)。。悪いけどあの子はあちきのアシスタントでもあるので、たいていの事は彼女に手助けしてもらってほしい。とそうゆきたちに伝え(ザっ)るか?

といっても、ゆきと未愛はまだあっていなかったね。。次にもしザッ時でも大丈夫だから。たのんだよ!」と要点だけつげ、通信棒を切ってしまった。



絵美「あっ、わかったけど、なんや急に切れた。。それになんやようわからんけど会話途中にザッて、??


あもうちょい話したかったのにやなあ。まあしゃあないっか☆」


そうして、絵美がめずらしく神妙な顔をし、とあることを思いついた。すると、ゆきからまた通信棒がかかってきて、


ゆき「あっもしもし絵美??あのね、ちょっといいことおもいついて!もうすでに、有愛さんには連絡とってあってOKもらってるんやけど、

ホンマ悪いけどもう一回夜集まって


今から無二ん家でちょっと花火パーティしない??未愛ちゃん、、だったかな??シャーベットちゃんから聞いたんだけどねっ。絶対楽しいだろうし、一緒にいかないかなあって二人でもりあがっちゃって」


絵美「びっくりねんけど、おんなじこと考えててん☆これってシンクロ・・なんちゃらっていうんだっけ?


きっとまた思いでできるだろうし、せや!無二もひょっとしたら帰ってくるかもやし☆こうやって色んな思い出つくってけば、あのこの心にも何か残るかもしれへんしなあ」


絵美「それと、言い忘れるとこだった、ゆき。あんたに未愛ちゃんをちゃんと紹介したいねんっ。そんときに詳しく大事なこというなあ。ほなっ」とまつから言われたことを伝え、


楽しげな会話で盛り上がっていた。そうして、その夜ゆき絵美シャーベット、そして未愛が無二家に集まり女子会ならぬ、ちょっぴり花火パーティをしに集まっていた。




なんとごく普通に、無二が実家に戻ってきた。

がちゃ


無二「ええっと、、た ただいま,,」

有愛「ええ、ええっ???お、おかえり。。無二

あんた夜どこいってたの、心配したよ・・それに絵美やシャーベットちゃんも昼間きて、それと突然でびっくりするだろうけど今。。未愛が部屋にいるんやけど、」

無二「ごっごめん!!!そして、ただいま。。私ほとんど覚えてなくて、迷惑かけてばっかで;未愛ちゃん?!え、なんだろうこの感覚、、。


ちょっとみてくる!!!」と言って未愛のいる部屋へとダッシュする無二。そうしてドアをゆっくりと、開けると未愛が静かに戸棚の本を手に取っていた。


未愛「あっ、?ひさし、ぶり・・?えっええっと

わた、わたし未愛といいますっご、ごめんなさい本勝手に手に取ってしまって。。無二ちゃんだよね?」



無二「う、うん!私も、おかしいな。はじめてな気がしなくて・・それにその、腕の紋章。私も、生まれつき腕にずっとあって、」

未愛「まつさんや絵美ちゃん、それにシャーベットちゃんからもお話は聞いてます!色々はなしたいことがあって。。



そだ、もうすぐゆきちゃんもここにくるらしいよ!」と少しづつ笑顔になるみあ、無二。数十分後、ゆきたちが駆け付けたようで、玄関がにぎやかになる。


有愛

「あらあ、ゆきちゃん絵美ちゃん、シャーベットちゃん、いらっしゃい☆お話しは聞いてるわよお、どぞ、むす・・いや、未愛もお部屋にいるし、それにサプライズもねっ。」ときさくな有愛。



絵美たち「じゃあ、おっじゃましまあす!!」

そうして、ドアをゆっくり開けると、

ゆき「えっ、まって。無二・・??!それに、ええっと失礼ですけどどちらさま。。ひょっとして未愛ちゃんかな??」と驚きでいっぱいのゆき。



未愛「あっはい!!ゆき・・ちゃんですかね??

お話はきいてますっ、はじめまして☆」ゆき「うん!はじめましてっ、きいてたとうり、少し不思議な印象。。。それに、かわいい、、。よろしくねっ♪」とお互い照れながらもあいさつをかわした。そうして、


辺りが真っ暗になったころ、絵美「じゃあーーん☆これ海外製の花火、こんなこともあろうかと発注しといたんだあ。さっそく、はじめますか♪線香花火もあるよ!!」とまわりによびかけている。


ゆきシャーベット「あっわたしたち、浴衣もってきたんだあっ!サイズあうかわかんないけど、よかったら無二、未愛ちゃん、絵美もきてみて??!」と差しだし、絵美未愛「わあ、めっちゃかわいいやん!!うちに似合うかなあ??わたしも、こういうの初めてで。。なんだか照れますねっ」と少し恥ずかしながらも、浴衣を着だしたゆきたち。


無二「ゆきい、、ほんまにほんまにありがとう!!その、。私が知らない間にゆきたちにしたこと考えると


言葉にならない位で、。似合ってる・・かな。。?」と恥ずかしそうな無二。」


絵美「ここにいる全員よお似合ってるわあ、これぞ夏って感じやね!」


にぇにぇ「ま、まあ小娘にしては上出来にぇ。あれだ、孫にも衣装!!いや、ちがうにぇ。意味はちょっとちがうけど、猫に小判にぇ。!!」


絵美「ごごご・・・・な、なんやてえっわざとやろ、今の!!表でえや、おたんこなすで、へんへんにぇにぇっ!!」


ゆき「まあまあ、落ち着いて絵美、。じゃあ、線香花火しよ?」無二「うっうん!!無二線香花火一番すきなんだあっ、ほらこんなきれいで、そしてはかないところも。。」とぱちぱちし、暗闇に消えゆく火玉を見つめる無二。


シャーベット「すごくきれいー!あっ、、もうおわっちゃった、。でもっとってもとっても楽しい♪」とシャーベットはものめずらしそうに、線香花火を楽しんでいる。ゆきの内心「なんか、今絵美の表情花火が終わる一瞬、顔の半分が怖かったような。。きっと見間違いだよねっ」


無二「シャーベットちゃん楽しめてる??あっ、ゆきい、あたしゆきたちの分とってきてあげるねっ♪ちょっとまっててねっ」と満面の笑みできづかいする無二。ゆきシャーベット「うっうんスパシーバMUNI!!ありがとう、無二は優しいなあっ」


ゆき内心「やっぱり見間違いだ♪久しぶりの無二のあんな嬉しそうな笑顔、くううかわいいなあっ」



無二「あっ、そうそうちょっとゆきこっちきてもらってい?」と甘えるような小声で呼び出す無二。無二「ちょっとだけ後ろ向いてて、浴衣結び目ほどけてるよっといいつつ結び目を直しだす。その後、さりげなく後ろからハグしだす無二。ゆき「あっ、直してくれたん




だっありがとう!!えっちょっと


無二急に、どうしたん??」


無二「・・・ごめん、いっぱい優しくしてくれて感動しちゃって。。もう少しだけこのまま、い?」


ゆき「うっうん、いいけど・・」

無二がさりげなくゆきの髪の毛を引っ張る。

ゆき「???なんか一瞬いたかったような、でも無二が後ろからぎゅなんて、本当は寂しかったのかな??」と内心模索するゆき。

すると、シャーベットがゆきと無二に二人でそっちにいないで、こっちにきてほしい。。とか細い声で

声をかけた。


シャーベット「なんか、邪魔しちゃってごめんねっ!その、言うのが恥ずかしいんですけどちょっぴり、

寂しかった・・」とゆきの袖をつかんでくるシャーベット。

絵美「ゆきもっと、シャーベットちゃんのことかまったったらなあかんでえ笑 ほんまに、とじゃれてくる。」


ゆき「あたし、きづかないあいだに二人の世界入ってたかも、、ほんまにさみしいおもいさせてごめんねっ!シャーベットちゃんとももっと話したくって、、」


そんな会話を交わしていると空から、暗闇にまぎれて、カラフルな雪がふってきた。


絵美「うわあ、、なにこれ??幻想的やしロマンチックゥ」するとにぇにぇが「ロマンチックなんて言葉絵美の中にも、あったんにぇ。」とまた冗談?を入れてくる。


絵美「こ、このへんちくりんほんっま。。あたまくるわあ・・まあ気分変えて最後に、海外製の花火!全員で打ち上げてぱーーっといこっ☆」


ゆきたち「うんうん!!賛成っ、絵美もってきてくれてありがとう☆」と話しかけ、海外製の大玉の花火を打ち上げた。ひゅるるるるる、、どーーーーん。ぱらぱらぱらぱら。。

ひゅうううう・・・どーーーーん!!ざっ。ぱらぱらぱらぱら、



無二「本当に素敵やしロマンチック。こうして、ずっとずっとゆきたちと楽しい時過ごせたらいいのになあ。」


花火を見つめていると、花火がはじける瞬間の音にまぎれて無二の心の中に、沸き立つような熱いものがよみがえる感覚があった。無二「っ何、、今の・・ゆきたちには言えないけど、私の中で何が起こってるの??」とおもむろにパワーストーンをぎゅっとにぎりしめる無二。




そうしてあっという間に時間がすぎ、ゆき「ほんっっと今日ありがとう!!また素敵な思い出がひとつふえたねっ☆」と大喜びの表情で、伝えると無二、未愛



「こちらこそっ!!かけがえない思い出ありがとねっ!!今日テンションあがりすぎて寝れるかな??」とついついにやけてしまう無二、未愛であった。


ゆきは、少し疑問に思い未愛ちゃんは、無二ん家とまるの??と尋ねると、


未愛「うんっ、わたしはその、居候みたいなもんだから。。」と呟いた。


最後にゆきが、無二に「無二、私は本当のとこいうと無二の内心はわからないとこもあるけど。。けどねっ、私決めたんだ!!無二が何をどう思っていても、たとえ・・・たとえ、その。。

無二が私を友達って思ってなくてもね。。私にとってはすでに、かけがえない友達だからねっ。それだけは世界で一番強力な磁石みたいなもんだから、くれぐれも体調は崩さないでね」と声を大にして伝えた。



そうしてその夜


ゆき、絵美、シャーベットは無二家を名残惜しそうに、あとにした。この時はまだ水面下で着々と、何かが進められていることにきづいてはいなかった。










第5話


絵美へ眠る、負けず嫌いの意思とあらぶる事態


その夜、絵美は帰宅後ある思いが自分にも湧き起っていることにきがついた。

絵美「うち、、他のこらと違って考えて見りゃなあんもない。。しいていえばこの笛と、負けず嫌いなとこ位??かなあ、あと見えるくらい・・。

あかんわ、これではうちは。うちだって仲間を助けたいし、何が何でも負けたくない!!」


そう言いだし魔道関連書物、精霊エネルギーの関連書物を、手当り次第手にとる。すると一冊のみ、気になって仕方がない書物が目に留まった。


その本は、見るからにぼろぼろで、どういうわけか一部分が焼けた状態で

保管してあった。


絵美「なんやこの本、えっらいこげとるんやけど、、


ええっとなんやこの笛。。まさかとおもうけどうちの笛にそっくりねんけど・・それに、良く読むと

この龍のうろこでできた

龍の逆鱗でできた古代笛は、対象の前世や来世の姿半分を呼び出すことが可能。ただし、そのサイズは役に立つかどうかは対象物次第。とある。



また、例外的な使い方として逆さに吹けば、

OOOOすることも可能。ただしひきか・・・・・」


絵美「特別な能力なくても、いいんや??これ、これすごそう☆で。。?あかんわ、ページが焼けてもうててここで読めへんやん。。なんやねん!!!もう。。

気になるわあ・・まあ、なんかのやくにたつやろっ多分」と気楽な絵美。


そうして、無二家では有愛と無二、それに未愛で暖かい時間をすごしていた。


有愛「無二、未愛、お友達の前ではあんまゆえへんけどいつの時代とか関係なく、わたしにとっては二人とも私の大事な娘やからっ。今日はにぎやかで楽しかったわねっ、ありがとう!」と


娘たちに伝えて無二、有愛もその日は満面の笑みで家族だんらんの時をすごした。


無二は、「いつもこんな勝手でわがままな、むちゃくちゃなこでごめん、、わたし・・こういうの言うん慣れてないけどありがとっ」と耳まで赤くして母に伝えた。


無二「ちょっとまだするべきことあるから、今日は先に休むねっ」と部屋をあとにした。そうして寝室に行こうとしたが途中でツボの置いてあった部屋が気になり、


部屋を改めて見ると色々と、かたずいていることに気が付き「??絵美たちかな?なんか部屋がきれいになってる。。あれっ、ツボ誰かうごかし・・うごか・・」と独り言を言い放つとまたもや、何者かに呼ばれるような足取りで暗闇に紛れ、路上を千鳥足で、さまようように歩く無二。

その夜闇に誘われるように、無二は消えて行った。


一方、マツから未愛に通信棒に着信があり、

「もしもしあちきだけど、ちょっとどうしてもね。助けたい男がいてね、、銀黒宇王ていう男性が今囚われの身で・・地下2階のマシュマロルームってとこにいるんだけどね、、



もともとは敵で、確かにその、悪さはしちまったがなんとか助けにいってくれないか??すまないね、あちきからこんなこと頼んじまって。。」とまつ。

未愛「そうなんですねっ!!私はそのかた、あまりよくしらないんですが。。まつさんのたのみなら喜んで行かせてもらいますっ、ひょっとしたらなにか敵の情報もつかめるかもですし☆」と明るく前向きな未愛。


マツ「そうかい!!ありがたいねっ、やってくれるかい。ちなみに魔物界への出入り口はあちきが、学校前に空間をあけておいたから、そこからいっとくれね。その、心配だからきをつけていくんだよ?」と優しく語るマツ。


未愛「任せてください!あっもう遅いのでこのことはゆきちゃんたちには黙ってた方がいいですね??」

マツ「ああ、それがベストだね!じゃあなにかあったら連絡おくれ。」と言い残し去って行った。


そうして、未愛が学校内から空間に入りここ魔物界の2階マシュマロルームにて。


コツコツコツコツコツ・・・・足音

銀黒宇王「だれだ??自動見回りマシュマロじゃねえよな、、こんなとこに人が。。めずらしい・・」


未愛「こんばんはっ、ひょひょっとして・・銀黒宇王さんですか??はじめまして、私は未愛と申します。なんとおよびすればよろしいでしょうか?」


銀黒宇王「こ、この娘・・どこかで、、??無二、。無二にそっくりじゃねえか、、だが違うような・・俺は銀黒宇王だ、。呼び方は、スキにしてくれえ。


ちょっと前まではここの幹部的なポジションだったんだが、黒姫に倒されてあっという間にきづきゃあこんなとこよ。俺も結構散々な目にあわされて、しまいにゃあ部下の裏切り似合う始末。。下を向きなさけねえ」と涙ぐんでいる。


未愛「そんな、、くろしるたん可哀そう。。どこか痛くないですか??にしてもとらわれてると聞いてたのにこんなかわいいお部屋・・」

銀黒宇王「くろし・・・しるたん!??、ま。。まあわるかねえが柄にあわねえな;


未愛「ふふっ、スキに呼んでって言いましたよね。なんかかわいいですね。」


銀黒宇王「た、たしかにいったが。。それに、かわいいての何だ!!かわいいといえば、


一見確かにかわいいましゅまろの、鉄格子やふわっふわのベッド、かわいいキノコ椅子だが騙されちゃあいけね。ましゅまろの鉄格子は中からは出れないのに、触ると熱くできている。ここで長く過ごせば過ごすほど、きづきにくくなってて、AI蔦つた黒宇王へ養分がきづかねえ間に送られている。」


「となりのスイートゴージャスルームを見て見な??結構前だが、空間から人が行方不明になった人たちがここに連れてこられて。しかしなにもしらねえから、快適な生活を送っているうちに、しなびてきてる。。といっても特に女子はかわいいと永住したくなっちまうんでな。。」

未愛「そんな仕組みになってるんですか、、。たしかに、


かわいくて。。ずっとすみたくなっちゃ・・はっいけないいけない汗それはそうと、


助けにきたんですよ!!これ、未来からもってきた鍵でどんな時代の鍵にも柔軟に形を変えてあけられちゃうんです☆これでしゅるしゅるっと・・・」「がっちゃ。」


銀黒宇王「いやあ、かたじけねえな。。ありがとう、


あんた、しかしいいのか?俺なんか逃してくれてよお、。それとここだけの話

黒姫は本当ひどい。。あいつは悪魔だ!せっかく可愛がってやったのに、、こんなこんなのって。。あんまりだ、俺も悪いがうっうっ;」と泣き崩れている。

未愛「くろしるたん、、大丈夫ですか?元気出してくださいね。よしよし、」


未愛「ちなみに、隣も鍵だけあけちゃいました☆」銀黒宇王「おめえさん、やさしいなあ。。さて、うっ、ちょっとまった隠れて!」

未愛「???どうかしましたか、?」

銀黒宇王「行ったようだな・・いやなに、自動ましゅまろの見回りがな。。」

未愛「じゃあ、いきましょう!きをつけながら、出口こっちですっ」足早に出口へ急ぐ二人。

すると、

警報音

魔手魔手魔手魔手魔手!!!!



銀黒宇王「こいつあ、、ちっとまずったな。。囲まれちまった、。だが」

「これでどうだっ、銀めくらましっ!!!」すると、大気中に銀が舞ってきらきらと光が反射している。


未愛「わああ、きっれい・・・ロマンチックですねっくろしるたん!!」

銀黒宇「やっぱ、くろしるたんはなれねえな汗

御嬢さん見とれてる場合じゃねえよ??急ぐぞっ」



未愛「はいっこの出口からうつしよに通じてるので、一旦退避しましょ??」

銀黒宇王「こいつああたまげた。。助かるぜ」と恐る恐る入る二人。

わあああああああ・・・・・っ」


その頃、無二は裏黒宇王にゆきから取得した髪の毛を提出していた。

裏黒宇王「よし、、でかした。無二よ、あとはこれをO00000に提出すればよしと。無二、他の連中からも同じように取って来い、いいな??


またがんばってれば昇進させてやるからなっ。それとだ、おめえ人間界の深夜に出かけてるわけだからな、寝不足や体にはじゅうぶん注意してくれ。事がうまくはこばなくなっちまう。」

と優しく応対している。


無二「ありがたき。すべては裏黒宇王様や魔物界の方々の幸せのために!!」と言い残し、瞬く間に消えた。


そうして、戻ってきた銀黒宇王と未愛が一旦、マツのところに向かう。


すると、マツ「こんな夜更けにすまなかったね、、銀黒宇王あんたのことはちょいと、噂になっていてね。最初は悪さしてたが、無二に倒されたらしいじゃないか。。まあともかく、今日は渦魔の中で回復してゆっくりやすんどくれ。」と銀黒宇を中に案内する。


銀黒宇王「確かに、その噂どうりだ。。みっともねえ、、それと前はみなさんにご迷惑かけちまって悪かった、、


しかし俺はあの無二って娘が末恐ろしい、、それとわざわざこんな立派な渦魔まで、ありがてえ。」とマツに感謝している。


すると未愛が「私まだあまり良く知らないんですけど、信用しても大丈夫ですかね・・まつさん、、」と少々不安げだ。

マツ「ああっ、こいつはもうそんな悪さもしないはず。もう大丈夫だ。それよりあんたももう遅いから早く帰った方がいい、ご両親が心配してるはず、ありがとね!!このれいは必ず!!」と言い残し

マツは去って行った。


その夜0時近く、絵美は遅くまで前世や来世の姿の呼び出す練習に励んでいた。そして・・・・ついに、、


ぼごおーーーーーーん!!!絵美の部屋中がピンクいろの煙につつまれる。

絵美「げっほげっほげほ、もうなんなんもう、

なんや!影がみえてき・・・・」


????「やあっ絵美。こんばんは☆君の前世の姿、

そう僕の名はクマムシ。これからよろしくねっ!!ちなみに僕、過酷な環境にも耐えれるしメリットいっぱいだよっ」←イメージは美化してあります。


絵美「な!!!!!?な!!!!!!っ

うち、うちの前世が・・・クマ、、クマムシ。。、??!!!」


第6話

本当になりたい自分、それぞれの将来!!!キノコ狩りにはご用心??!


そして、翌日。この日は朝から無二が桜魔学園に出席していて、大きく分けると明日に向けて2つの課題を控えていた。


いつものように、ゆきたちが席につくと、


担魔「ええ、そのなんだ。前、先生の不注意で一時期おかしなことに生徒を巻き込んでしまった。。悪かった、このとうりだ!」と頭を下げ、


「じゃあ、今日は将来のなりたい自分について考え時間を与えるから、各自話し合う時間にしたい。


なりたいものならなんでもいいっ、他の子たちがどんなふうになりたいのか友と知り合うのは大事だからな」

と告げた。その間しばし自習とする、友と話し合っていてくれ。と言われ、クラスメイトがそれぞれ、話し出す。

そんな中、


ゆき「いきなり、夢きかれてもむずかしいよねっ・・あたしのなりたいものかあ。そりゃあ、ME6の一人になること!!そして、あこがれのまほさんと・・だめだっ考えただけで。。頭がぼああっとなって、そんでもって、これがこうでああなって恥」



ゆき「でも、やっぱね友達や人のためになることがしたいかなっ☆絵美は何になりたいの??」


絵美「ううんそやなあ、。うちのなりたいものなんて

考えたこともなかった・・基本的にうちなあんもあらへんし、第一昨日、うちの前世アレからの将来って。


よし、イメージしよイメージ!!・・・・

あかん、ほんままったくおもいつかんやん」



絵美「めっさ気になるのは無二やねんっ!{色々あったから余計きになるなんていえへんけど}

「ほんまに、なにになりたいん??本当のとこ教えてっ」と興味津々の絵美。


ゆき「あたしもめっちゃ、そこが気になるんやけどっ。気になって気になって、」


無二「そうね、私は・・・・・本当にいろんな人に恵まれてて、大切な友達や家族にも。だからねいつかは、恩返しができるように誰かの力の源になりたいなっ。それにはまず何かで一つトップになりたい、そういう気持ちを持っていたいなって」


ゆき「そうなんだあっ☆その、無二の夢。あたしずうっと応援してるからねっ!!もちろん絵美も♪」と前向きにとらえるゆき。


絵美「無二のそういう風に言えるとこも、ほんっますごいわあ。うちなんて、家では自堕落の帝王といっても過言じゃないくらいやから汗」

にぇにぇの声「家では・・?どこでもの間違いにぇ。」


絵美「な、、な・・・この、あとでおぼえときいやあ自分っ」

ゆき「あはは、絵美一応授業だから、こらえてこらえて汗」そうして、その日授業が終わった後



担魔「ええっと、では、まだ決まってない生徒もいるだろうからそれはそれで考えておいてくれ。


それともう1点明日の課外授業であるキノコ狩りについてプリントを各自読んでおいてくれ。」と、クラス中にお知らせが回された。


ゆき「いよいよ明日、キノコ狩りに出発だねっ!!わあすごく楽しみっ☆また絵美や無二と思いでできるねっ!!」

絵美「うち、名前は覚えれへんねんけど食べれないやつは見分けられるんだあ。はよいきたいなあっ」


無二「私も、いろいろ大事な友達に迷惑かけてるみたいだから何かお返しができればいいんだけど・・ゆきたちと行けるなんて嬉しいなっ。早く明日にならないかな??」とわくわくしている。


そうしてその夜は、ゆきは絵美無二たちとゆきの家に

泊まる事になった。


ゆき「さあ、あがってあがって!ようこそ、私の家へ♪」ゆきの玄関の横にはずらりと、珍しい植物がならんでいる。


絵美「おっ!!なんかうち見たこともないような植物、、なにこの花??ひょっとしてこれが噂に聞く

らふなんちゃらしあ??」

ゆき「あっうん!パパがね、しょっちゅう海外から買ってきてコレクションしてるのっ。正直多すぎて困ってるとこもあるんだけどね笑」


絵美「そうなんやあ!!見てるだけでもたのしいっ、まあともかく

、、お言葉に甘えておっじゃまっしまあす!」


無二「こ、こんばんは。お邪魔します・・」

と3人その夜は語り合うのを楽しみにゆきの部屋へと階段を上がった。


ゆき「入って入って、散らかっててごめんね!適当に座って??」絵美「うちゆきん家は初めてきたわっ、いかにも女の子らしいピンク基調の部屋やなあ!

置いてある小物やぬいぐるみまで全部かわいい・・」


にぇにぇ「まあどこぞの小娘にはないセンスだろうにぇ。踏むと危険、真逆の汚部屋・・」

絵美「だ、だれのこというとるねん。。またしても、腹がたつうう、。にぇにぇ、いつかみとけよお?」


ゆきたち「あははっ、私そんな大した部屋じゃないよ笑

にぇにぇもほどほどにねっ??」


無二「私もはじめてきたけど、私とは方向性はちょっと違うけどいいセンスね!好きだなあ、ゆきの部屋!」


ゆき「そう、かな?照

汚部屋じゃない??全員我が家にいると思ってくつろいでねっ」絵美たち「うんっ!!おおきにやでっ」


絵美「せや、ほんまわるいけど爪きるん忘れとったわ。。

今、、切ってていい??」

ゆき「どうぞご自由に☆無二、明日楽しみだネッ!」

無二「うんうんっ!こないだ花火パーティのおもひで

できたとこやのに、また一つ増えるとか嬉しさこみあげてくるよ;」

無二「あっ絵美、その私が爪捨てておくから、疲れてるだろおし今日は休んでてねっ!」



絵美「ほんまに??マジで助かるわあ、きがきくなあ無二はっ。ありがとう!」

と笑みがこぼれる。


死角にて

無二の小声「ふふ・・・回収完了」


そうして夜が更けて、翌日の朝。

ゆき「おっはようっ無二絵美!!二人とも、きづいたら寝ちゃってたよ??いよいよ今日、朝食すませたら一緒に出掛けようね☆」とさわやかにふるまうゆき。


絵美「おっはあ!!ほんま疲れて爆睡だったわ。。無二がここにいる安心感ってあるよねゆきっ」

ゆき「うんうんっ!!それなっ、

今日もうれしいことおこるといいよねっ」



無二「私、精一杯思い出そうとするんやけど、全然思い出せなくて本当にごめんね涙

今日恩返しなにかできると、いいなっ」


といいつつその後3人は朝食を済ませて出かけようとした。そうして、学園前からバスにのってクラスメイト全員と、キノコ狩りに出発するのであった。


バスの中

担魔「今日は、クラスで楽しい思い出つくれるといいなあ!!先生もお前たちとすこしづつでも仲良くなっていくのが本当うれしくてな;あまりうるさくしすぎない程度に、着くまでゆっくりしてくれな」


生徒たち「はああーいっ、今日マツタケ生えてたりするのかなあ??私キノコ狩りって初めて。こういう行事ってなんかいいよねっ」


そうしてバスでわいわいがやがやしながら、ようやく欲取れる山に到着したのであった。

担魔「さあて、ついたぞ!お前たち一応先生が食べれるきのこと、そうでないの見分けられるから。ついてこいなあ」


生徒全員「はああいっ、マツタケマツタケっ☆」


ゆき「わああ、いい景色。お天気だし、最高!!さて、じゃあ絵美無二さっそく一緒に行こっか☆」

無二「そうねっ!じゃあ気を付けながら山道進もっか♪」


絵美「せやなっ♪

れっつらマツタケ!!」


ゆき「わあ、本当名前どうりよくとれるねえ!あっちにもはえてるっ、あこっちにも大きいのが」「っいったあーーい、、なにかわからないけどつまずいたよ??」


絵美「ここでもゆきの派手転び?笑

冗談はさておき、なんやろこの・・銀っぽい根みたいなん??」


そういえば、この山穴場って聞いてて・・それとなんでも怖い噂もちらほら。なんでも人食い植物があるとか笑

個人的には、そんなもんあるならお目にかかりたいもんやわあ(笑)」


無二「もう絵美ったら、おどかさないでよ・・」と不安げな表情を顔に浮かべる無二。


一方クラスメイトの女子

こうのとり「ねっねえ、、ちょっとまってってばっ


勝手にコースからはずれていいの??先生についていかなきゃ。。」

クラスメイト女子りゅか


「そんなん、気にしてたらもったいないよお!!取り放題、何ていい響き♪ああマツタケ・・・ごくり。


マツタケ欲が出てきて・・あとで合流して絵美か先生に、食べれるか調べてもらったらそれでいいから、どんどんいこうよっ♪」



りゅか「おっ、なんかおっきい二つの葉っぱにギザギザがついてる。記念にこんなおっきい、葉っぱの間に、入って2ショットとろうかな☆目立ちそうだしっ」


クラスメイト女子ここうのとり「ええっ、なんか不気味な雰囲気だよ・・やめときなよお??」


????「ピピッ生体分析完了。特に際立った魔力なし。尚、栄養養分あり。」

????「では、頂き・・・・」


山のとある場所

「きゃあああああ、、っ」こうのとり「ひっひい、、」


担魔「ふう、、ようやく山の山頂についたぞ!!ん??今悲鳴が聞こえたような・・ただの、やまびこかな??


よしっ全員並んでくれ。数かぞえなあかんから、ひいふうみい・・ええっと38人と、あれっ2人足りない??そんなはずは、、ひいふうみい、・・・やっぱり38人しかおらん・・勘弁してくれよお。。」


担魔「ちょっと、先生そのあたり探してくるからここで待機しててくれっ!!」


ざわつくクラスメイト達。ゆき「確かに言われてみればりゅかと、こうのとりさんがいない。。??!

なにか、あったのかなあ・・大丈夫かな、」


絵美「ううんわからへんけど、せやっこっそりあたりうちらも探してみよ??緊急事態やし・・」

無二「私も賛成、ゆきクラスの友達に伝えておいて、先生にすぐもどるのでって」


ゆき「分かった!!あたしも伝えたらすぐ後追うねっ、、」


絵美「ううん、この辺・・も特に変わった様子ないねんけどなあ??」


無二「ねえねえ、見て絵美。この銀っぽい根みたいなの、{銀、、まさかあいつじゃないよね??あいつはたしかに、わたしが・・よくみると銀ではなさそうだし、}


無二「ずっとあっちにつながってるみたいだよ?!それに・・・なにこのぼこぼことなってる地面、、あっちに行ってみよ、?」と恐る恐る歩を進めると、

しげみの中に根が足にからみついた

こうのとりさんが倒れていた。


絵美「こうのとりさん!こうのとりさんっ大丈夫???しっかりして、、」と声をかけていたところにゆきがおいつき、


「こうのとりさん大丈夫??今なおしてあげるからねっ!!ゆきは手のひらを、彼女に向け慈愛魔!!異常解放っっと言い放ち、柔らかな綿雲のようなオーラで包み込む。


こうのとり「う、、うう・・っ

こ、ここは・・・」

その直後、

地面がいたるところが、ぼこぼこと盛り上がり、ついには黒植宇王(AI型)が姿を現し



黒植宇王AI「ぐへへへへ、、この少女はただの少女のようだが吸えるものは全部吸ってやった。俺は未来出身なんでなあ、そんじょそこらの人食い植物とはわけが違う。。


おまえたちがここへ到達するまえに、既に

俺のAIの一部となっている。


その娘は、さわがれると

面倒なんでな、ほとんど動けない状態にしてやったわ。」

ゆき「りゅ、りゅかあっ!!!そんな、、ちょっと!!私の大事な友達になにするのっ


誰だかしらないけど

私。。友達にこんなひどいことするの絶対許さない、」

絵美「あんたかっ!!うち今ごっつ機嫌悪いねん。いいかげんにせえよ、このテカテカ卑怯植物!!」


黒植宇王AI「それは、ほめことばか?ぐっへっへ、それに・・そこの小娘。そう、おまえだ。どこかで見たようなと思っていたが、なぜ黒姫がそちら側に?


これは裏切りととっていいんだな、まあどちらにせよ俺を倒さない限りは報告させてもらう。」と眼光を光らせている。


そうこう会話しているうちに、

絵美「うわああああっ!!足、足がっ

たっていられなく、、うちのエネルギーが吸われ、くっ。」」


第3章


1話「思いがけない来客と

強敵黒植宇王の策略」


絵美「あ、あかん足が・・しゃべっとる間に金属の根に絡められ取る、しもたなあこれは。。」



ゆき無二「絵美っ!!!足大丈夫??あたしたちがしゃべってる隙を突くなんて、卑怯だよっ;」


絵美の回想

「前世のクマムシは確かにうちとしては、ショックなとこもちょっとは


あるにはあるけど。。それならそれで、いっそのこと極めたくなるわあ!!確か、真空状態や極寒とか、


極端な環境にめっちゃ強いねんなあ。あと・・・もし、うち自身身動き取れんくなった時の事想定して、


笛を吹ける練習しとかなあかんわ。。」


「今度こそ絶対ゆきや無二たちのなにか、一つでも役に立つようがんばるでえ!!それには練習あるのみやなっ」

2時間後


きっつい体勢から、笛を


吹くんほんまきついわ、やけど

手さえ拘束されてへんかったら、ふけるようなってった☆」

「はあ、はあ・・はあ、、


あとひと踏ん張りやな、呼び出すの。。

あえて負荷かけとるけど、いつか役に立つやろ!多分。」


そうして今現在

絵美「今こそ、練習の成果で呼び出す時やな・・ゆきたちにはびっくりされるかしらんけど。。なんとか手は動く、ぎりっぎり足の横につけてた笛、取り出せたわ!」


♪♪♪♪(呼び出す音楽)

ぼごおおおおおん!!!突然ピンクの煙で辺り一面つつまれる。

黒植宇王AI「なんやっ!!!なにしたんや、そこの生意気な小娘っ、」

ゆき無二「えっ、、???絵美何を呼び出して・・・・」


絵美「いや、これはやね。。その・・・・

前のうちっていうか、

ゆき「え、これまた絵美らしい独特なの呼び出したねっ!!



無二「これはこれで、すごいのかも。。あとで私たちのも見たくなってしまう、。」


クマムシ「はじめまして☆僕、クマムシっ

体は小さいけど絵美のお助けするよっ!!お守りすることが僕の宿命っ」

クマムシ「ではさっそく・・よいしょ、よいしょ、よいしょっ・・・「ゆっくりゆっくり歩く」



「地中進進、異物解放っ!!!」


絵美「うっ、、ふうっ

なんとか足抜けたわ・・・あ、ありがと!クマ♪」


クマムシ「僕からすれば自分も同然!当然クマっ」




無二「ここは私に任せてっ、!にぇにぇっこんなのさっさと片付けるよっ」

にぇにぇ「おてんば娘でも、いちお大事な仲間にぇ。

一点極奥義

吸魔獄穴!!!!!


すると、にぇにぇの十八番でもある異空間へ吸入する技が放たれ


黒植宇王AI

「うぐああああああああ・・・

何だこの穴、俺としたことがすいこまれ、、」


「・・・・・・・ない」


黒植宇AI「ふははははは、、残念だったな。。もふもふ生物。未来出身の俺にはとっくに対策済みよ、」


無二「そ、、そんな・・・」


黒植宇AI「そうだ、めいどのみやげといったらなんだが


いいことをおしえてやろう。


みあという娘が、魔物界に来た時追跡型花粉を飛ばせて、、

この娘の事は監視させてもらった。


まさか

銀を助けにくるとは、やってくれる。。ちなみに子を産んだりし、

魔力の少なくなったものにはきかんが


一旦監視下においた人物には植物を通して


花粉とともに


AIチップを体内へと吸入させることができ、


心の奥に深く眠る、


意思を呼び覚ますことができる・・・


まあ、まだ開発途中なんでな

その後その対象物がどうでるかまで

は俺にもわからんがな。。くく」


ゆき「な、なんで??みあちゃんがそんなところにいたの・・・??

絵美「なっ、なんやて!!でも


ちょっとまって、みあちゃんって今どこにいるねん??無二ん家いるはずやし大丈夫やろ。。」

無二「未愛が

銀を、、助けた。。。(小声)」


その頃未愛は・・

未愛「ゆきちゃん、、こないだきたときスマホ忘れってってる・・・ちょっとこの間無二に住所教えてもらっててよかったっ!


ゆきちゃん家とどけにいってこよっと☆」


未愛「こんにちはっ、ゆきちゃんの友達の


みあといいます。ぺこりっ


ゆきちゃんの忘れ物届けにきました♪こないだスマホ・・・」


こまゆ(ゆきの母)「あらあら、雪のお友達??こんにちは!わざわざありがとねえっ。せっかくだし上がってってっ♪散らかってるけど、」


未愛「じゃあ、お言葉に甘えて。。


ほんのちょっとだけ・・おじゃましますっ。わあ、玄関にめずらしい植物、素敵ですね!!!この植物ゴルテリア???

だったような・・あれっそれにこのプリント、キノコ狩り?欲取れる山。。」


こまゆ「あらっ??変ねえ、。みあちゃん・・どこいったのかしら?」


そして現在


ゆき「今、わからないことだらけだけどとにかく

この敵をなんとかしなきゃ、。」「これでどうっっ、

慈愛拡散剣!!!!」

黒植宇AI「キーーーーーン、くっ


なかなかやりおる。だが・・・・」


黒植宇王

AI根「足元♪足元♪足元♪」


ゆき「きゃ、きゃああああっ、地面に沈んじゃうっ何この根っこ、」

「いや待って、ひきずりこまれる!!、」


絵美「ゆきっ!!!くっ、もっかいクマムシ頼むわっ」

クマムシ「あい了解クマ!!地上に上げ上げっ、地面激隆起☆」


ゆき「げっほげほ、助かった、もう少しで地中に。。」


そんな中、黒植宇王AI「そろそろ、、出番だ。くく・・本日の目玉イベント開催?ってな」


すると、黒植宇王の陰に隠れ、後ろから

人影が見え始める。


ゆき「・・・え、、??な、なんでみあちゃんがここに。。」

にぇにぇ「でも待ってにぇ、いつもの彼女と様子が少しへんにぇ。目が、目の視点が定まってないようだし目の色が、、。」


絵美「みあちゃん、、なんでやっどうなってるねん!!あんたまさか、、みあちゃんにまで・・・・」



黒植宇王「くくやはりこの、みあという小娘とそこの無二だったか、そっくりな。。それはさておき、

みあ。さっそくショーをはじめてもらおうか」


みあ「御意。」

すると、見たこともないような魔物界の植物の大きな花にとある映像が映し出される。


ゆき「これは・・・普段の私、、?」


黒植宇王AI「察しがいいな、そうだ。このvisionには過去に起こった真の姿が映し出される。まあみておくがいい、」


ゆき「6月2日は、無二のお誕生日☆本当におめでとう!!!私、無二が友達ってたとえねっ無二が、そう


思ってなくても・・・・・私にとっては、かけがえない友達って信じてるからね☆」


ゆき「世界一強力な磁石みたいなもんだから、」


ゆき「えっ今日まほさん学園に来るの??どうしよっやば、やっば照」


ゆき「うわあああ、まほさんの顔がこんな近くに・・これじゃ赤面して、


練習に集中できないよお。。けど集中しなきゃっ!!私いつかはあこがれのマホさんのME6に

入るのが夢なんだあっ。」


ゆき「これっ想いのこもったパワーストーンブレスレッド、無二にあげるねっ☆」


「急にどうしたんかな、無二後ろからぎゅって・・本当は寂しかったんかな?」


ゆき「私、無二の事ずっと信じてるから!!!」


にぇにぇ「小娘ゆきっ、こんなんに


惑わされたらあかんにぇ!!敵の作り出したvisionにぇ。無二も、ほらなんかいうんにぇ!!」

ゆき「ちっちがうの!!無二、あのねっ・・これは、そのっ・・私にとって無二も大事な大事な友達でっ、だから!!!

気にしないでねっ??」


無二「・・・・うん、大丈夫だよゆきっ。敵の策略って事くらい分かってる、全然気にしてない・・から。大丈夫っ」といいつつ

パワーストーンをぎゅっとにぎりしめる。



絵美「ゆき無二、大丈夫??こんなやつの都合のいい幻やからな。きにしたらあかんでっ」



絵美「これでも、くらいなっ!!!」

ペットボトルの水を勢いよくなげつける。


びしゃあああああっ!!ばちばちっばちばちっ「電気回路の放電」


黒植宇王「く、こ、こむすめえ!!!機械の弱点

つきやがったなあっ怒

もう、もうゆるさん!!!


瞬間捕獲蔦!!!闇夜吊り!!!!


ゆきたち「きゃああああああっ、「全員つたでつるし上げられて動けない」絵美「これは、まずいって・・蔦がしんじられへんくらい、固い!!うちらどうするきやねんっ」




黒植宇王AI「さあ、未愛。そこのお仲間を始末してもらおうか」


未愛「了解。主の赴くままに・・・」



未愛「処分実行、開始。目標確定。

これより一掃。」



ゆき「やめてっ、、未愛!!!もうとっくに目を覚ましてるんでしょ??おねがい・・・・

どんどん歩を進める未愛。


ゆき「も、もう・・・・だめ、、終わり。。;」



一歩後ずさりし、逆方向を向く未愛。


黒植宇王AI「な、、血迷ったか!!!?こっちじゃないっ、あっちだ、あっち。ば、ばかこっちにむけ、、」


未愛「・・・・ガチャ、拡散呪囲囲札!!!!ルベル二クスっ!!

未愛「開呪」


黒植宇「う、うあああああ、頭頭の中があ!!!!ま、まさかその双子。。言い伝えに聞く大昔村を、丸ごと殲滅し・・・・くっ」「うがああああああっ!!!!」



ゆき「タ、倒したの??はあ、はあ・・・全員大丈夫??」

無二「うっうん、なんとか。。」

絵美「なんとかやで、ほんま・・」


ゆき「あっ未愛ちゃん!!!気うしなってしまったみたい。、

それにりゅかっ、大丈夫??!もう心配したんだから、」


りゅか「あ、あれ、あたし・・なんでこんなとこに。。それに、ゆき・・・」


ゆき「全員無事でほんっとよかったあ!!」


無二「小声「・・・・ま・・」


ゆき「無二??、なにかいった??」


無二「うんんっ、何でもないよっ。それより全員無事で本当よかったよ!!」


無二の元に空から、緑の虹の息吹が舞い降りてくる。。


無二「これで、あと3つ・・」


絵美「そろそろ、先生とこもどろ??うちらおらんくなって大騒ぎなってたりして、。」


そこへマツが現れ、心配そうに事情を聴く。


ゆき「あっまつさん!!来てくれてありがとう、、こうこうこんなことがあって・・・」


マツ「大体、わかったよ!あんたたち、よくがんばったねっ。まさか、こいつを倒すとは。。!!色々と噂が回っていてね、だが

安心して。


コイツを倒すと体内のAIチップは自然と消えるから。


それに・・未愛、なんでまたここにきちまったんだろうね、あちきが

未愛を送ってくるから。あんたたち安心して、かえったらゆっくりしとくれね。ありがとう」


そう言い残しマツは去って行った。


絵美ゆき無二「じゃあ、せんせのとこ、いこっかっ♪」

りゅか、こうのとり「うんっ♪」












第2話「最強の座でLV99になっていても、時や場合により

心はLV1って事もありうる件について」



そうして、ゆきたちは担魔のもとへと一旦もどり無事を告げた。


担魔「りゅかと、こうのとりが、いなくなったとおもってたら戻ってきたら


今度はゆきたちまでいなくなってて。心配したんだぞお!!!まあ、なんにせよ無事で良かった。」


ゆき「ごっごめんなさい、色々あって遅くなってしまって・・」絵美「先生、すみませんでした。私がついていながら、、前に先生にあったような不思議な出来事にまきこまれてしまって、」


担魔「まあ、おまえたちのいうことなら不思議な事や、信じられないこともあるんだって分かるよ。気分変えておまえたちのとってきたキノコ試食会でも開こうか☆」


担魔「絵美、キノコの判別てつだってくれな♪」「さあ、どんどん焼いて、調理するぞお!!」



ゆきの内心「無二、本当のところはどう思ってるんだろう・・・あの時のふとした表情、、それに1秒に満たないほんの一瞬の仕草。いやだめだめっ無二の事信じるって決めたんだからね!!ここは積極的に無二に明るく

話しかけたりしておこうっ」


ゆき「無二っ、どこか痛くない??けがとかしなかった?キノコパワーで元気になれるといいよねっ☆」


絵美「そやでえっ、うちが今焼いたるからなっ。無二らしくないほど食べたら元気でるで♪」


無二「うんっ!ありがとうゆきっ。やっぱイツメンと一緒にたべれたらおいしいよねっ♪わたし、出来上がったら


他の子たちの分とりわけるねっ」とゆきに優しく語りかける無二。


そうしてその後はクラスメイト達と貴重な時間をすごすゆきたちであった。


また、一方マツ&未愛たちは・・・


マツ「おや、、きがついたかい。ここは渦魔の中、あちきも心配したよ、あんたどこか様子がおかしくて、


視点が定まってなかったらしいじゃないか・・しばらくはここでゆっくりしとくれ。」


未愛「わたし、、あれっどうしてマツさんが、、。


いたっ。頭が・・・確かゆきちゃん家にスマホを届けに行ったとこまでは覚えてるけど、その後???」


マツ「あまり覚えていないようだねっ、むりもない。それにしても未愛をこんな目にあわせるとは、、


未愛「まつさん、ありがとう!!」

マツ「礼なら、ゆきや絵美むににいっとくれ。あたしはただ運んできただけ、何もしてないからね。」


そうして、ゆきたちが帰宅後。

無二「、ただいま。今帰ったよ」


有愛「あ、無二っお帰り!!楽しかった?


今日はつかれてるよね、

家でゆっくりくつろいでねっ」


無二「うん!!ありがとう☆あ、未愛・・・は、いないんだった・・・」

そういいつつ、ベッドに寝転びながら

スマホを眺める無二。

すると、脳裏に出来事が鮮明に映し出される。


無二「今日も、また思いで出来て楽しかったな、、」


頭の中「ゆき「私、ずっと信じてるから!!!」「たとえね友達って思われてなくても、私は無二が友達って信じてるからねっ!!」

「世界一強力な磁石みたいなもんだからね。」


「うわあ、、ME6憧れのまほさんだっ

近すぎて顔見れないよ;集中できない・・・・」


「無二、お誕生日おめでとう!!!このパワーストーン無二にあげるねっ」


「えっ今日まほさん学園来るの??やっば、やっばあたしどうしよ。。」


無二「・・・・色々あったけれど、楽しかった。よね。」


すると、無二家のインターフォンが部屋にまで響いた。ぴーーーんぽーーーーん。


無二「はあーーい、こんな時間にだれだろう?

急いで玄関に向かうと

ゆきとシャーベットが一緒に扉前にいて、

ゆき「これ、無二今日帰りに山に落としてたから、

届けにきたんだあ☆」「はい、パワーストーンっ」


無二「あっゆきちゃんっ、わざわざ届けてくれて

ありがとう!!ゆきっ、シャーベットちゃんもっ」


シャーベット「私は、ゆきちゃんから昼間の話を聞いて、無二ちゃんが誤解や、気にしてるといけないからって思ってて。。


無二「そうだったんだっ、私は・・・

大丈夫だから!きにかけてくれてありがとねっ♪」


ゆき「あの、。ちょっと無二にお願いがあってきたのもあって

それは・・その、

今後ずっとお互い呼び捨てで、いいかな?」


無二「・・うん!!もちろんだよっ☆私いい慣れてなくて


かなりてれるけれど

ゆ。。ゆき「赤面」

ゆき「よかったあ!!!ありがとっ、

無二。

」意外に堂々といいのける、ゆき。


シャーベット「ゆきちゃん、無二ちゃんほんとうよかったね!!私もキノコ狩り行きたかったなあっ、、残念だけど今日は遅いから、また明日ねっ」


そうして無二は雪とシャーベットと別れて、家に入って行った。

無二「はあああ。やっぱ今日はいい日だったなっ、ゆきや、シャーベットちゃんにもあえたしっ☆それに・・・」


TVの放送

アナウンサー「ええっ先日ひそかにカメラが潜入した、ME6のまほさん、あかりんとゆきちゃんの練習風景を、われわれ取材班は

どきどきしながらも、


撮影におじゃますることが

できましたっ。

その模様をお送りいたします。


ゆき「わああああ、どうしよやっばやっばっ


憧れのまほさんが目の前に。。顔が真っ赤になっちゃう、ダメダメ練習に集中しなきゃっ!!!


あかりん「ゆきちゃん、顔真っ赤だよ??」


まほ「ゆきちゃん、はじめましてっ。よろしくね☆」


ゆき「はっ!ひゃい!!!!赤面」「あたしも、いつか憧れのまほさんみたいに・・・・」

とレポーターがひそかに撮影した様子が放送されており、

その後

練習風景が放送されている。


無二「・・・・まほ

私。ゆき・・・。


ゆきにとって私って一体。。」

そうつぶやいたあと、無二はとぼとぼと壺のある部屋に入っていった。

無二「今日はもう休もうかな、あ。。そういえばだれがこの部屋に入ったのかな、?

このツボ前から気になってたけど、私が生まれる前からあ・・・・。


すると、毎度のごとく無二の目つきが、

みるみる変わり

その夜何かに呼び出されるかのように

家の外を

彷徨いあるいた。


裏黒宇王「無二よ、。今回も回収してきたものを

手渡してもらおうか。」

無二「はっ。では早速、絵美の爪と今回は特殊なルートでひそかに仕入れたとある生物の髪の毛となります。お納めください・・・」


裏黒宇王「うむ、ところで一体何の生物の髪の毛だ。。」

無二「詳しくは言えませんが、裏黒宇王様の最もよくご存じな生物の毛でございます。」


裏黒宇王「よくやった!!!これで0000000もお喜びになるぞっ。早速渡しておこう。

お主も、昇格、獄千姫という地位にしてやろう。


無二「はっ、、ありがたき!!!」



そして、ここはとある虹彩識別部屋。


?????目の虹彩をスキャンし、入室する。

ピピッ、虹彩情報・・・・100%本人。ロックを解除します。


?????「ようやく、集まってきたな。ほほう、この毛は、。スキャンにかけてみるとするか。


@@@@@の毛100%一致。


????「・・なるほど。これはいいものだ」




手紙:裏黒宇王様宛て


内容:短期有給休暇取得完了のお知らせ


裏黒宇王 よし

一旦、わしの最後の任務はこれで達成したな。しかしあんなものを一体@@@@@様は何に使うきだ、、


さて・・・・

その真夜中。無二の家のツボから光が満ち溢れ、


がたっがたがたがたがたがたっ!!!!


?????「よっこらせ、ふうやっとでれたわ。」


裏黒宇王「現実世界か、変わった部屋やな・・・無二のやつこんなとこすんどるんか。まあ今は


おらんとして。あれだけは、伝えてこないとな


扉を開ける音ガチャ。


有愛「ふああああ、、なあにこんな夜更けに。。

ま、まさかどろ、どろぼ???やばいわね、あの扉光漏れてる・・・」


裏黒宇王「よっと、・・・・え?」有愛「・・・・え?」

目が合い一瞬戸惑う二人。


有愛「ぎぇえええええええ、ふほーしんにゅう!!どろ、どろ!!!悪霊退散っっ、深夜徘徊!!!すこーーんすこーーんっ」

{スリッパやペットボトルを投げる音



裏黒宇王「ぎぇええええええっ、いたたたっいたっ、

ひいいいい、恐ろしっ魔女か???これには深い深い事情があr、いたっ」


有愛「もしもしっ!!!家の中にふしんしゃが、、ええっすぐ、すぐきてください!!!」



なんとかかんとか、外に出れた裏黒宇王。「はあ、はあっなんでこんなめに;


やっと出れたわ、人間界の、

悪魔の城かなにかかここは・・・おお、怖っこっわ、


とにかく要件をつたえねばな。」


しばらく路地を深夜徘徊、しているとばったり、回復した未愛と出会う。


裏黒宇王「お、おめえは・・・まさか未愛か??」

未愛「な、なにもの??!!ただならぬその姿、禍々しいそのオーラ、誰なの??!」


裏黒宇王「我は裏黒宇王。その、不器用なもんでうまくいえんが

やはり、無二にそっくりだな・・・


立ち話もなんだ、、無二の城にて

無二の事で

どうしても伝えなければならぬことがある。」


「第一おめえ、、こんなよふけにおなごが深夜徘徊

危険極まりないぞ。」


未愛「急すぎるし、結構上から目線??私はあまり覚えてないけど


くろしるたんをあんなとこに閉じ込めたり、

ゆきちゃんたちにひどいことしようとしてるのも、あなたの指示?」


裏黒宇王「黒銀のことか?閉じ込めたのは、わしじゃないし、確かにお仲間に敵を送り込む指示を出したりして、それは本当にすまなかった;


未愛「私はお友達にひどいことしたのは許さない。無二の事・・・裏さんのいうことも一理あるわね・・・


とりあえず無二の部屋でいいなら、そこで。ただし妙な真似したら・・わかってるわねっ」


「それと

その姿じゃ散々な目にあうの目にみえてるから、

今だけね。幻想魔、人姿変革魅!!!!!



裏黒宇王「こ、これ・・

わしか。。。心の声(未愛、怖い。。)



未愛「こんなとこね、意外に美少女の

姿に変えておいたわ。」


裏黒宇王「分かった。礼をいう、


伝言と渡すものがすんだら今回はすぐもどる。


「心の声:意外にってなんだ??


もう一度あの悪魔の容赦なき魔城にもどるのか、、ただでさえあんな怖いのいるのに。。」「本当に行くの?怖い;」













第3話

「動き出すそれぞれの想いと、@@@@@パーティ」


そうして裏黒宇王と未愛が、無二家に帰宅すると

夜更けにもかかわらず赤いランプで、あたりは騒然としていた。


有愛「ええっ、まるでこの世界の人じゃないような、それはもう怪しい人?でした!!どこにいったのかしら、。」


未愛・裏黒宇王(変装中)

「た、たっだいま、なにかあったの??ごめんなさい心配かけて・・ど、どうも夜分遅くにごめんなさい、


はじめましてっ。裏く、あっ裏子です・・・。


有愛「あっおかえり!!未愛、どこいってたの??

未愛「いやちょっとね、、。」


有愛「未愛、、もうどんなに心配したか、、あらっ


ずいぶんかわいいお友達ね・・こんな夜更けに、。


はじめまして??」

有愛がやや鋭い眼光でにらむ。


未愛、裏黒宇「ま、まあちょっと私たち用があって急いでるから、あとでねっ!!」


未愛「さて、じゃあ話してもらおうかな。まず、

なんでこっちの世界にきたの??」


裏黒宇「それはだな、ひょっとしたらもうきづいてきてるのかもしれないが無二のけんでどうしても伝えねばならんことがあり、参った。


それは無二の奥底に秘めた本音のエネルギー(嫉妬や妬みも含む)が

、徐々に暴走の前兆をみせておる。わしは仮にも裏黒宇王だが、あやつがどれほど末おそろしいコか・・・


原因は、おぬしら察しておるんじゃないか??


そこでだ、今回わしの尻尾を持ってきた。といっても今は小型化され持ち運びできるようになっておる。



これはだな、はるか昔わしがとある勇者に倒された時、尻尾を切られたものを数百年保管しておいたもの。


基本的に回数の限度があるが、無二との対面で危ないときにちょっとは役にたつはず?じゃ。わしの尻尾は長い年月で再生するので問題ない。


ただし・・・これを万に1つ、いや兆に1つ

なくしたりした場合や


無二の想いが予想以上になった場合は。。

わしにもとめられん。そこでだ、お仲間たちで無二をくれぐれも刺激しないよう、そうならんよう予防してもらいたいんだが。。


以上だ。」


未愛「分かったわ。ひとまずこの尻尾は預かっておくわ、。


裏黒宇王「それとじゃ、わし個人的な事になるんだが

一応は今、魔物界の王座におるにはおるが、、

誰も王座=最強とはいっておらん・・・。


それは日々、隙あらば


座を奪おうとするものたちに囲まれているということ。わしの気持ち、どんなにそれが怖いか;今こんな姿だが、威厳をたもたねばならぬ。。


未愛「トップもなにかと大変なのね、、。」


そうして

裏黒宇王は、その日

ツボから魔物界へ帰還していったのであった。


翌日、ゆき絵美たちは直接学園へ向かったのだが


時間が早かったためか、まだ無二はきていなかった。


ゆき「おっはあ、絵美!まだ無二きてないみたいだけれど・・ちょっとこないだの事。きになることがあって。、

絵美「おはよお、ゆき☆ああ、多分やけどキノコ狩りのあとのことやろ??



あんとき・・・うちらが空いた時間で、それぞれの前世だけ笛で呼び出してみてんなあ。


ゆき「うんうん、、そのことなんだけどね・・あたしは、まさかの前世がフクロウだったなんて


めちゃくちゃにおどろいたよお!!!まだ実戦はないけれど、こうなってくるとかわいく思えちゃうかもっ☆


絵美も、その独特だったし

あのゆっくりゆうっくりしたとこや話し方がまたかわいいよね!!


ただ・・・・


何回何十回絵美が無二の前世をよびだそうとしても

どういうわけか一向にわからなかったんだよね、ピンクの煙ばっかりで。。


絵美「そうねん!!不思議でしゃあない、あれは。」


ゆき「それに、。あの時黒植宇王がいってた、双子がかつて村を滅ぼしたとか・・」



絵美「あれは、敵のいうてたことやし気にせんでいいとおもうなあっ」


ゆき「それから、今度ハローウィンイベントがあってねっ!!私思うんだけどやっぱ、イベントとかいっぱい無二たちと一緒の時間すごしていきたいなっ」


絵美「その考えいいね♪仮装とかあるんでしょ??うちもたのしみになってきたあっ」

無二が構内へ到着する10分前の出来事

水晶玉を見つめる謎の女性

「そこのおぬし、そうおぬしじゃ・・・余がおぬしの前世を言い当ててみせようぞ。」


無二「私??あやしいわね。。


今急いでるんだけどな、けど

ほんのちょっとならみてもらおうかな。。


謎の女性「ではさっそく、おぬしの前世をこの特別な水に映して進ぜよう」「・・・・・・・・うむむむむ、


おかしい。。今までこんなことは一度たりともなかったのだが、。


暗雲に覆われ何一つうつしだされんとは、。


その時一瞬にして、特殊な水が蒸発し消え去った。


謎の女性「こ、こんなことが・・・おぬし、一体なにものじゃ、。」


その後、無二がいつもと同じように学校に到着する。

無二「おはよおお、ゆきっ、絵美!」


ゆき「あっ無二、おっはよお。あのさ、今絵美と話してたんだけど今度ハローウインイベントするんだけど、無二もくる??私ね、無二がいないと・・・」


絵美「ゆきもこういうてるし、いこうやあ無二いっ☆」


無二「うっ、うん!!そうだねっじゃあ、私もいこっかな☆」



ゆき「やったあ!!!くううあたしのえらんだ、ベストフレンド♪♪」

絵美「ははっ、よかったなあゆきっラブラブやなほんま、」


一方そのころ、魔物界では

裏黒宇王が帰宅していた。


裏黒宇王「よお、、わい今帰った。」

裏黒宇王D「だ、だれだこの華奢でかわいい、女性は??!裏黒宇王様はいずこへ、


裏黒宇王「だから、。わい今帰ったというておろうに。

わしじゃ。裏黒、」


裏黒宇王D「・・・・こんなかわいい娘、魔物界にいたか?裏黒宇様、本当にどこいかれたんだ。。館内を探してこなくては、


裏黒宇王「まてというておろうに、見よ!!この尻尾、これで分かったじゃろ??」

黒宇王D「た、たしかにこれは裏黒宇王様の尻尾・・た、たいへんしっ失礼いたしました!!!」


裏黒宇王「わかればいいんだが、、「ここはわしがびしっと威厳を保たねば。しかしまさかみあげにこんなふりふりのをもらったなど、断じて言えん;」


黒宇王D「そういえば、人間界ではハローウィンというイベントらしきものが毎年にぎわっておるようで、」


「裏黒様はご参加されますでしょうか??!」


裏黒宇「わし??!ちょっとその件考えさせてくれ。」


黒宇王D「なんでも、明細書を

くれなきゃ、制服きちゃうぞ!!!」とかいううわさだとかで、、他にも黒宇王達がなにやら企てをたくらんでいるようです。


裏黒宇王「そんな噂がまわっとるのか、、これは確かめに行ってみるべきかもしれんな。。」


そうした中、学園の休み時間にマツから突然着信があり

ゆき「もしもし、マツさん??急にどうしたんですか?

マツ「もしもし、ゆきか??たのしんでいるとこすまない・・・・


ちょっと、大変な事がわかってね。。それは


ずいぶん前に無一というもの、覚えておるか?

やつには、娘がいることが明らかになったんだ。」


その娘無三「むみ」というのだが、、簡単に言えば無二の遠い遠い先祖のおばけのようなもので


「ちとやっかいな娘な上、きをつけなきゃならない事が起こってな。また詳しく説明するが


下手をすると・・現実の世界にまぎれこむ可能性がでてきた、。


あちきのリサーチ不足だ、本当にすまない。。」


ゆき「それってかなり、まずいんじゃ・・・

とにかく、用心にこしたことないですね汗


ゆきは考えた末、このことは無二にはだまっておくことにした。






第4話


「どっきどき波乱のハロウィンパーティ」



翌日、いよいよ楽しみにしていた

ハローウィンパーティが「七秘まほ」家で開催され、ひそかに裏子として出席している裏黒宇王や、


シャーベット・未愛、

絵美無二たちも招待され共に楽しむこととなった。


それぞれが仮装を楽しみ、豪勢な料理を存分に味わっていた。


ゆき:

魔女見習い仮装中「いよいよ待ちに待った当日だねっ!!!今日はいーっぱい楽しんでいこうねっ☆心の声今日憧れのまほさんの家で!!くううう


テンションおさえきれないよお。。」


絵美:

プチサタン仮装中「せやでえ、今日たのしまんとそんやからなあっ☆」


無二:ちびっこゾンビ仮装中


無二「わたしも、今日ゆきたちと一緒にいれて嬉しいなあっ、この衣装。。似合ってるかな、?


ゆき「うんっ!!無二に背丈やサイズもぴったりで

かわいいよっ♪♪無二っ


無二「ゆきにいわれると照れるなあっ、ありがとお!!


シャーベット:ナース仮装中「私はその、ひとみしりがはげしくてこういった場は本当緊張します汗

みなさんそれぞれ、素敵な仮装ですねっ。うら裏子さんでしたか??ぷりべっ!!!

シャーベットと申します」


裏子:かぼちゃお化け仮装中「あっ、どうもごていねいに!!


人間界のナースとやら、がまた。。魅力あふれる・・


私は裏く、

じゃなかった、、裏子です。以後お見知りおきをっ

わし、にあっとるんかねこれ汗


裏子「わし、人間界のことよーわからんけど

全員幸せになれるよう、なにか一つでもしてやりたい。。


まほ:ドラキュラ伯爵仮装中

遅れちゃってごめんねっ!!ゆきっ、みなさん!それに無二ちゃん☆私もこれきてみたんだけど、


どう。。かな、


本当なかなか決められなくて;


ゆき「くううううう、まほさんのドラキュラ伯爵、。かわいいよお、至近距離で見れるとか幸せ。。、


まほ「っゆきちゃん、ちょっと後ろ向いてみて??

こんなとこにゴミついてる、とってあげるからじっとしててねっ?キャッ、ごごめん!!といいつつ

勢いで

ハグするまほ。


ゆき「はっはいっっ!!赤面


やば、やばいまほさんがは、はぐとか頭が真っ白に・・・


あれっ、いつだったか、

前にもこんなことあったような。。同じ感覚、


無二「心の声:わ・・わたしのゆきを・・。」


未愛:うさぎ仮装中

「私も遅れて今ついたばかりで、ごめんなさい;


きたばっかりだけど、ちょっとゆきちゃんこっち来て??

これすごくすごーーーく大事なものだから、渡しておくねっ


絶対絶対なくしたりしたらダメ。」といいつつ裏黒宇の尻尾を手渡した。


ゆき「なに、、??これ・・・材質が変わってる、それに・・・」

未愛「いいからっ☆お守りみたいなものだからねっ」



無二「、はあはあ・・・っ」



ゆき「無二、どうかした??」

無二「うんんっなんでもないよ!ありがと♪それより、そろそろあの時間じゃない??」


ゆき「うんっあれの時間だねっ!♪お菓子の準備みなさん大丈夫かな??

裏子「あれ・・??あっ明細書くれなきゃ制服きちゃうぞ!!!!の時間?」


ゆき「あはは、、裏子さんなにをいって、、。もうユニークな人だなあ☆」

絵美「そろそろ全員お菓子もってクラスメイトんとこ回りだす??」


シャーベット「ええっ♪じゃあいきましょっ

とはいえ、私先頭は恥ずかしいので・・・


裏子「さっきから、お菓子とはいったい。。



未愛「じゃあ、さっそく!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞーー♪」そういってクラスメイト達に未愛たちは

お菓子をいっぱいわけてもらうのであった。


裏子「よし、せっかくじゃし、雪のクラスメイトとやらに

ためしにいってみるかっ」


「明細書くれなきゃ、制服着ちゃうぞ!!!!」「大声」


クラスメイトたち「うおおおおおっ、今日は裏子さんがおごってくれるらしいぞ!!!♪♪しかも、制服きるってよっ」

「それは、ふとっぱらやねっ☆裏子さんすっごーーい!!」


裏子「・・・え、?」


そうした中、「みなさーーん、ハロウィンケーキの準備ができましたよっ♪♪」とアナウンスが流れる。




ゆき「ケーキだってっ、ああまほさんに・・・まほさんに、口の中にケーキ入れてもらえたら

どんなに。。考えただけで幸せだなあ、なああんて、何考えてるんだ私;


まほ「ゆきちゃんゆきちゃん「ささやき」

私がケーキ、口に入れてあげたいな。迷惑、かな?


ゆき「え、、??今なんて・・・赤面

ま、まほさん今日大胆じゃない??気のせいかなあ」


無二「・・・ケーキ、まほ・・

ゆき、、。」「あぐぐ、、私が・・・私の、


「頭、いたっ。。あ、頭の中があ!!!!!!」

ゆき「無、無二??大丈夫、?なんかやっぱ今日具合とかよくないのかなあ;無二ちょっと、休む??


絵美「いやちょっと、ほんまどうしてん??無二、あんたどっかきょうおかしいで、いや今日だけじゃないかもやけど。


心配やねんけど。。」

無二「ふ、ふたりともありがとっ

ご、ごめんちょっとの間私一人にさせてもらってい?



未愛

心の声:あいつ、。大丈夫よね、雪に渡したけど

ほんとに効果あるんでしょうね・・・と、鋭く裏子を睨む未愛。



絵美:回想中



絵美母「今日も、机の上にご飯のお金おいておいてたからっ」

今日も、パパもママもお仕事で遅くなるから、自分でご飯食べて洗い物して、早く寝るのよ。いいわねっ」


絵美「えええ、ここ最近ずっとずーーっとお仕事だったじゃん。。今日、いちおー私のお誕生日、そんなひくらい一緒にいてえやあ涙」

絵美母「今日は大事な会議なの、、今日も出張ですっごく忙しいんだから・・」


絵美の同級生「何だコイツ、おまえっていっつも変わってる見た目で、

しかも普通じゃないよなあ。やーーいやーーい、また今日もひとりぼっちかよ」


絵美「・・・・普通って何やねん」


絵美の同級生「はああ??おまえみたいなのをいうんだよっわかんねーやつだな。」

絵美「・・・・そう。何だコイツって私にいった言葉そっくりそのまま返したるわ。それってあんたが決める事なの?


ところどころ突然に絵美の脳裏に、幼少期の

過去のシーンがよみがえってくる。


絵美:心の声

うち、ほんまになんもあらへんし。せめて、なんかあったら無二の事くらい助けたらなな・・



まほ「裏子さんっ、はじめましてっ!!わたし、ゆきちゃんととっても仲がいいまほと申します。


あの。。急にこのようなことをいって申し訳がないのですが

次の休憩時間に、ゆきちゃんのことでちょっと相談させてもらいたいことがあって。。ごめーわくでしょうか;


裏子「えっ、わっわし??いや、わたくし?

は、・・・はい私でよろしければ、。


まほ「ありがとうっ!!裏子さん♪じゃあそろそろ休憩時間なんであちらのほうへ。。


そう伝えると、休憩時間のアナウンスが流れ一時的に仮装を脱いだりし、他のメンバーもわいわいと楽しんでいた。


ゆき「ふうう、仮装楽しいけどめっちゃあっついね!!休憩時間もまほさんと一緒だなん・・あれっ、まほさんそれに、、裏子さんだっけ、


どこいった??


絵美「ゆき、あんたなあ・・なんていうたらいいのか

ほんとマホさんのことになるとあれやな、


もうちょっと周りの気持ちを察するようならんとやな、ほかに大事なコわすれてへんか?


ゆき「えへへ、褒められちゃった、


絵美「いや、そこはほんまほめてへんし!!たのむわ、ほんま;それに、無二

大丈夫なんかあのこ・・・



シャーベット「みなさん、スパシーバ!!ワタシいつもどこでも

ひとりだった。でも、こうしてみなさんといれる時間本当に幸せ、ありがと!!


シャーベット内心:ちょっと、無二ちゃん一人じゃ心配だな・・・やっぱり私探してこようかな、



ところおなじく某大部屋


まほ「裏子さん、ふふかわいいわ。


これからお話しすることとっても大事なのでもうちょっと近くによってください・・そう、もっと・・


裏子「こ、こうか??大事な話とは、、??


まほ「ふふ、そ・れ・は・・・」


裏子「ぐうあああああああああああっ、お、おぬし

何をし・・・た、」








































本作品を貴重なお時間を割いて、読んでいただき本当にありがとうございます!

マイペースながらまた更新させていただきます。みなさまのおかげで、励みになりますっ

私ごときので、ほんのわずかでもお楽しみいただければ幸いです

ありがとうございます!

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