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■ 女神の加護

所々崩れている箇所はあるが、中はとても広い通路になっていた。


そのまま奥まで進むと急に広い空間が現れた。

そこは大聖堂のようになっており女神の像が祀ってあった。


そして眩い光が誠たちを包み込んだ。

とっさに目を瞑った誠。


 ――「汝、よくぞ我がもとへ。辿り着きし者よ。」


不意に、耳元に清らかで優しい声が響いた。

誠は思わず身を強張らせるが、ゆっくりと目を開いた

次の瞬間、光の中に女性の輪郭が浮かび上がる。


銀の髪が漂い、星々を閉じ込めたような瞳が誠を覗き込む。


 ――「我が名はディメトリア。空間を司りし者なり。」


彼女は微笑むと、そっと誠の頬に手を添えた。

暖かな光が、その指先から誠の胸へと流れ込む。


 ――「汝の歩み、いと健気にして尊し。

   されど、この先の道は更なる重荷を背負わん。」


ディメトリアの声には、どこか母のような慈しみがあった。


 ――「故に、我は汝に空間の祝福を与えん。

   その掌にて、全てを抱え、必要とあらば手放せ。」


彼女が手を広げると、誠の胸に淡い青い光が刻まれた。


 ――「汝に、空間の加護を。」


瞬間、誠の周囲にいくつもの光の箱が浮かび上がり、ふっと空に溶けていく。


 ――「再配置の理と、この空間の理を繋げば――

   汝の道はさらに開かれん。」


誠の心に、無限の空間が確かに息づいた。


『空間とは全てを繋ぐ理。

汝らの絆と力を祝福に変えよう――』


さらにアリシア達の胸にも淡い光が吸い込まれていく


ディメトリアはふわりと微笑むと、その姿を光の粒に変えて消えていく。


 ――「勇み行け、我が選びし者たちよ――。」


白い残光が、古代神殿の柱に反射し、やがて静寂が戻った。


誠はそっと拳を握りしめた。


【スキル〈空間収納〉を獲得しました】


【スキル〈再配置〉〈空間収納〉を統合します】


【統合に成功しました】


【スキル〈空間再構築〉(スペース・リフォージ)を獲得しました】


【鑑定スキルにより詳細を記載します】

空間の切り取り・移動・転送・封印。物理・魔法・概念の再配置。

即席ゲートや倉庫生成。


「みんな無事か!?」


「大丈夫よ!」


「私も問題ないわ」


「いきなり目の前が光って女神さまが現れて

急に加護を与えるって頭の中で言われたんだけど、誠、私たちを鑑定してみてくれない?」


【スキル〈鑑定〉を発動しました】


「え、なんか全員凄い事になってるんだけど・・・」

アリシア

加護名:『風界のエアリアル・リンク

効果

 空間の流れを読む力が飛躍的に強化される。

 風だけでなく、相手の攻撃や魔法の「軌道」すら風の流れと見なして操作できる。

 これにより、風魔法+空間操作の応用で相手の攻撃を受け流し、跳ね返し、時には攻撃を増幅できる。


リノア

加護名:『重奏の秩序オーバーレイ・マトリクス

効果

 空間内の物質構造を瞬時に解析し、再構築できる。

 魔石・水晶・自然の魔素を自在に組み替えて新たな魔法媒体を生み出す能力。


ミラ

加護名:『精霊空環スピリット・リンク

効果

 本来は精霊と契約するエルフだが、空間の女神の加護により、遠く離れた精霊たちと常時繋がれるようになる。

 これにより、状況に応じて複数の属性精霊と同時に契約可能。魔力供給は事実上無制限。

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