瞳へん
日焼けというのは肌に起きる現象であるが、その要因は肌にあたる紫外線だけが原因ではなく、目、瞳から受けるダメージというのが意外と大きいらしい。
らしいというのは、ネット上で日焼けについてアレコレと調べた時に出てきたもので、その情報が正しいのか、実は間違いであるのか、それを判断する知識も学力も僕にはなく、おそらくそうなのだろうというようなやや曖昧としているからであった。
しかしながら、僅かにでも可能性があるのであればそれを取り入れるべき。プロのロード選手は当然として走り慣れた人でもアイウェアを着用している。これは走行中の風圧、走っていると風邪で目が痛くなるから、から目を守るためでもあるが、それ以外にも飛んでいる虫や車などが弾き飛ばした意思をからもガードするという役割を。そしてもちろん、陽の光を遮断、サングラス的な役割も。
ロードバイクで走るのにアイウェアというのは非常に重要なのである。
僕もKOGAさんから勧められた。
が、僕は未だにそのアイウェアを購入していない。
それは永遠に素人から毛が生えた程度の走行しかできないから、そんなものは必要ないというもまあ理由の一つではあるが、それ以上に僕は眼鏡をいうもの常時かけているからであった。
眼鏡を着用していれば、アイウェア程ではないが風が目に入るのをある程度を防いでくれるし、虫の特攻に対しての防御も。
しかしながら、陽の光までは防いではくれない。
ならば、やはりアイウェアは必要ではないのかということになるのだが、眼鏡をかけているとアイウェアを着けられない、まあ上から重ねて着けられるものもあるのだが、それなら眼鏡を止めてコンタクトレンズにするという選択肢もあるが、実際KOGAさんからも言われた、僕の視力は非常に悪く、今はどうか分からないが随分と前にコンタクトを作った時には視力が悪すぎて希望のソフトレンズではなくハードレンズになったという過去が。ソフトの場合は使い捨て等があり非常にお手ごろな値段で購入できるが、ハードレンズとなるとそれなりに高価になり、万が一にも落とした時にはかなりの悲嘆に暮れてしまうことは容易に想像できてしまう。それに落とさなくても走行中にズレたりなんかしたら。そう考えるとコンタクトレンズという選択肢は僕の中から除外されることに。従ってアイウェアも着けないことに。
眼鏡のままでKOGAさんに乗ることに。
まあこれでも大半の場合は問題は無し。けど、時折、というか具体的にいうと西日が目に入ると眩しくて見えにくくなるという、走るのが少しだけ怖くなってしまうのだが、それでも僕は眼鏡のままでKOGAさん今も乗っている。




