争いの管理者
新たなものに出会った
そのものは人間の争いの管理者だと言う事だ
非常に長い間、にんげんたはお互いを殺しあった
縄張り争いや繁殖のためである
管理は困難を極めたそうである
様々な抑止策、推進策を試したがなかなかうまくいかない
いや、うまくは行くのだが、別なところから争いが生まれ、しばらくするとまた争いが生まれる
その繰り返しだったそうだ
人間1個体ずつの全ての欲望を全て叶え、奪い合いの争いをなくすことも考えたが、現実化でやるとなると技術が追いついていないらしく、目下計画のみであるらしい
大量の宇宙か多層現実が必要になる
確率の揺らぎで現すことも考えたが観測者たる人間が認知できるできなければ意味がなく推進には至っていないとのことだ
試作として仮想現実で叶えることは他の管理者に任せたらしい
他にも試作を行う管理者は何も次々生まれた
当の管理者は、人間自体を変える事を試すことにした
人間の構造に問題があるのである
根本的な改造が必要とされていた
人間たちは変わった
これはいけるそう思わせる傾向をつかんだらしい
さらなる改造を試み争いのしない人間の実現を目指していく
邁進あるのみであると管理者は語っていた
争いをしない人間たち
それはもう直ぐ実現し継続するはずだ
世界の明日も幸せが満ちている