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冒険者の教育学校。  作者: アン
ー 第二章 修行 -
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修行編①

リンとレンは今ロウさんが作った亜空間で修行中である。

ここの空間は外界とどうように魔名が溢れ外界に似せた世界となっている。

僕は元勇者であるユズハさんとレンちゃんは大魔王であるロウさんと修行となっている。

クエストで疲れた体が癒えぬままの修行で体はとても重いがひとたび修行が始まるとなると体が自然と動いた。

僕はまず筋トレから入る。

1tある岩を背中に乗せ腕立て伏せ、その岩を使い全速力で走る。

最初の頃は、腕立て伏せをすると体中がきしみ、岩は全然動かなかったのだが今となっては修行にはいるただの前座だ。

次に竹刀でのユズハさんとの真剣勝負。

元勇者のユズハさんの剣技は竹刀でも発揮される。

一太刀一太刀が空間を空気を切裂く鋭さを持ち僕自身はまだまだと思わされる。

「今まで頑張ってきたつもりだけど、まだまだだな」

小休憩中にレンちゃんとロウさんの修行を見た。

「風の魔名よ、我に従い我を覆え」

レンちゃんが作るのは風の防護壁

ロウさんが打ち出す魔法弾を打ち消している。

「ふぅ、僕も頑張るか!」

持っていた水筒を地面に置きユズハさんにまた稽古をつけてもらった。

なんでも今日は次の段階に進むとか・・・。

「ユズハさん、今日は何をするんです?」

ユズハさんは、剣をすぅーと鞘から抜き剣に魔力を付加させる。

「今日からこれをしてもらうわ」

ニコニコしているが、ユズハさんが笑うときはすんごい大変なことがあり天然のドsだなと思った。

「今なんか思ったかしら?」

「いえ、なにも」

心の声が聞こえるの?と思いつつ僕はユズハさんの真似をしてみたがやはりできるわけもなく・・・

「・・・」

「・・・」

この間がすごく辛い。

僕は取り合えず剣に魔力を付加してみる。

一点に集中しようとするが魔力が上手くまとまらない。

「・・・」

「・・・」

しばらく間がまた続きユズハさんがふと何かを思いついたのか一度リンゴを取りにいってそれを手に持つときれいに八棟分にした。

「こんな感じで何かを手に乗せて自分の思うように切れるようになったら魔力が思うようにコントロールできてるわ」

そんな風に言われリンゴが数千個生っている木の前まで連れてこられた。

「まぁこれで足りなかったらこっちもあるわよ」

隣そのまた隣と永遠にリンゴの木がある

「樹齢何年なんですかね」

普通のリンゴの木とは大分違うので疑問に思ったことを聞いた。

「外界にはこれより大きいものも在るわよ?」

・・・

改めて外界は規格外だと思った。

「あ、それとリンゴ切ったやつはこっちに入れといてね、粉々のやつでもいいわ」

ユズハさんいわく、それでジャムやおかしその他の物を作るらしい。

「そんじゃ頑張ってね、後リンゴ取る時は一個一個自分で取ってきてね」

え?木・・・

この木を一回一回上り下りするの???

天にもとどきそうな木々を見て僕は思った。






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