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第4話:卑怯とは

俺は教会で目を覚ます。

そして、素早く周りを確認しながら、教会を出る。

スナイパーの射撃もなく、人に見つかることなく、俺は家らしき建物に身を隠す。


「重力使いだったか。・・・防具がぼろぼろになったはずなのだが・・・。」


俺は自分の身の回りを確認し、防具に傷一つないことを確認した。

防具って壊されても、元に戻るのかと思ったが、あの赤毛は防具が壊されたとか言ってたことを思いだし、


「死んだから、肉体と共に修復されたわけか・・・。デタラメな世界だ・・・。」


俺はそう思いつつも、ほっとしている気持ちもある。

やっとのことで防具が手に入ったのだ。すぐにおシャカにされては気が滅入る。

例としては、新車の車を買って、その日にオカマをほられたような気分だろう。


「武器がほしいな。あの赤毛が腰にさしていた剣はきっと武器屋で手に入れたんだろう。

 専用武器を隠しつつ、戦えるという利便性がある。

 ・・・・ということは、弓か銃にするべきか・・・。」


そんなことを考えつつ、俺は武器屋を目指すため、家らしき建物を出た。

出たとこで辺りをゆっくりと見渡す。

今までの町とはまた違うみたいだな・・。死んだら、教会のある町にランダムでテレポートするのか。

気配を消しながら壁伝いに、武器屋を探す。

その時、近くで金属音が重なり合う音が聞こえる・・・。


「近くだな・・・少し見てみるか。」


俺は金属音が鳴り響く場所を目指して歩き出す。

そこには、金髪の髪の女で兜はつけていないが明らかに騎士っぽい格好をしており、剣を握っている。

対するは青い髪の男だ。こっちは革系の装備で槍を装備している。

戦況を見ていると・・・カキーンっと女が男の槍を弾き飛ばす。


「もらったぁぁぁぁ!」


女はそのまま男の頭上から剣を振り下ろす。

すると男は何もない空間から杖を取り出し、剣を受け止める。


「な、・・・・・そ、そうか。それがお前の専用武器か。」

「そ、そうだよぉ。そして!」


男は女の剣を弾き飛ばし、女の肩に杖を叩きつける。

女は鎧の肩の部分が潰され、苦痛の表情を男を向けている。


「見た目にだまされたな。俺はこうみえても戦士なんだよぉ。この格好をしているだけで誰も彼も魔法使いと思って接近戦を挑んでくる。フハハハハハハ、血祭りにあげてやったぜ。」

「ぅぅぅ、、そういいながら杖を選択している時点で・・・お前、魔法使いになりたかったんだろ?」


女は男につってかかった瞬間、男はだまれーといいながら女の頭上に杖を振りかざした。

その男の喉に槍がつきささる・・。


「えっ、な、こ・・・これは俺の槍・・ブハアアアアア。」

「!?」


男は血を吐きながら倒れ、女はその状況を理解し、周りを見渡すと3m近くにいる俺を見つける。

そう。槍を男にサイコキネシスで突き刺したのだ。

レベル1では3mの範囲にあるものしか動かせなく、5mまでしか飛ばせない。

俺はあの二人が戦っているところ、気配を消しながら近づいたのだ。


「あ、あ、ありがとうございます。」

「・・・・。」


女は礼をいいながら、俺に近づいてきた。


「助かりました。私の名前はパルっていいます。これは助けてもらった・・・


女は名乗りながらも俺に近づいてきて、短剣を俺に投げつけてきた。

先が緑色になっている・・・きっと毒がついているんだろう。

俺は、サイコキネシスを準備していた為、女が投げた短剣を、そのまま、女の喉下に突き刺す。


「この世界は本当にこんなやつらばかりだな。」

「な、なにをした・・・こ、こんなこと初めて・・・。」


そういうとさっきの男は粒子となって消えていた。

俺はそのまま女を放置し、武器屋を目指す。


何か頭の中で音がするので、ステータス確認と呟くと、レベルが4になっていた。

きっとどちらかが高レベルだったのであろう。


「卑怯でもなんでもしないと、生きていけない世界・・・・俺は狩る側の人間になる。」


ステータスはというと以下のようになっていた。


空 大地   レベル:4  専用武器:魔法剣  職業:超能力者

特殊能力:サイコキネシス 空間制御 透視



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