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第35話:シズカとオーパールの決着

「ウフフ、鉄拳の司祭も手を出していいのよ~、まあ殺してしまうかもしれないけど。ウフフ。」


オーパールは、勝ち誇った顔をしつつ、顎を右の手の甲に乗せながら薄笑いしている。

手で制されていたコロンは、ぐぅっと拳を握り締め、一歩踏み出す。


すると、シズカの周りを飛んでいた無数の足に大きな爪を持つ蝙蝠の一匹が迫る。

コロンはその一匹が来るのを待ち構えるが・・・・・



その一匹の胴体に何かが刺さり、地面に落下していく。


「少し離れて・・・・護りながら戦うのは少し難しいかしら。」

「わ、わかりました。」


コロンは構えをとかないままバックステップで、シズカから数十メートル離れる。


「シズカさん・・・。」


「手伝ってもらえば私に勝てる見込みはあったのにね。」

「・・・・そんな思ってもしない事を言われてもね。」

「あら、わかってしまったかしら。この絶望に・・・。

 まあ今更土下座したところで・・・・遅すぎるけどね!!行きなさい、お前達!!」


オーパールが命令すると、特殊な蝙蝠たちは我先にとシズカに襲い掛かる。


「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


シズカは蝙蝠達を連続突きで一匹一匹串刺しにしていく。


「へぇ~、やるじゃないの?・・・でもいつまで体力が持つかしら・・・。」

「ハアアアアアアアアアアアアアアアアア。」


シズカは自分に近づく蝙蝠を一匹一匹仕留めていきながら考える。

・・・・この蝙蝠、全員に意思があるわ・・・無駄に全部読み取ってしまう・・・。


シズカは頭痛に耐えながら、無数にいる蝙蝠を一匹一匹倒していく。


「はああ~、無駄なのに。よく頑張ること・・・。」

「あなたもねぇ~、こんなもので私を倒せると思わないことね。私の体力が尽きる前に貴方の魔力が先につきるんじゃなくて?」


すると、オーパールは高笑いをする。


「アハハハハハハハハハ、この魔物一体呼び出すのに必要な魔力は1。

そして、私のMPは10万よ。ウフフフ・・・無駄だとわかったかしら?」


「言いたいことはそれだけかしら。」

「こ、このバカ女が!!!!!」


オーパールが叫ぶと数万の蝙蝠が出現し、一斉にシズカに襲い掛かる。

シズカはその位置から消えたように速く動き、次々と蝙蝠を一回の突きで4匹倒す。


「一匹一匹が弱すぎるわ。」

「な、強がりをおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「そして・・・・私の回復魔法にはスタミナも回復できる効果があるの。」

「か、回復魔法?」

「さあ、どっちが先に魔力切れになるかしら。」



「ば、馬鹿な・・・・あの、あれだけいた蝙蝠たちが・・・・。」

「・・・・・・教えてあげる。私の武器・・・実はソウルイーターと同様の性質があって、刺した相手のMPを吸収できるの。・・・・あなたの魔力は、私の糧となったの。」


「こ、このくそ女があああああああああああ。」


オーパールはシズカに向かってレイピアで突こうと突進する。

シズカは動こうとせず、そのレイピアを左肩に受ける。


「や、やったあ!このまま・・・」

「残念でした。 はい、回復。」

「!?」


レイピアが刺さったシズカの体が緑色の粒子に包まれ、回復していく。

オーパールは一歩一歩後ずさりしていく。


「・・・か、勝てない・・・。こいつには・・・。」


オーパールは背を向けて全力でシズカから逃げようとする。

・・・・が、シズカはそれを読んでいており、オーパールの前方に現れ



「これでチェックメイト。」

「ぐはぁ・・・・あ、あああ・・・・。」


シズカはオーパールの腹に剣を突き刺していた。


「わ、私が・・・。」

「大地の敵・・・取ったよ。」


シズカは、消え行くオーパールを見ながら、大地の事を考える。


「そろそろ私が助けに行こうかしら。」





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