第28話:オーガストの本気
オーガストの第二陣が来てから、2日後・・・
町や大地は自然回復ですっかりと直り、町人も全員生き返り、またも平穏がおとずれていた。
「オーガストはまだこの町を襲ってくるかな。」
「さあ、どうだろうな。」
「まあ来たら今度はあたしが八つ裂きにしてやるわ。」
「おいおい、真っ先にやられていたくせに。」
「アハハハハハハ。」
町には笑い声さえ聞こえてくる。
コロンはその光景に自然と笑みが出る。コロンは今オーガストの連中が町に迫っていないかパトロールを行っている。戦闘に参加できなかった償いとばかりにパトロールをかってでたのだ。
「このまま、平和な時代になればいいのに・・。」
「それは、残念ね。」
コロンは後ろから声をかけられ、はっと後ろを振り向く。
そこには黒髪ロングヘアー、160cmくらいの女性がいた。
「あなた、今私がその気だったら、一度死んでたわ。」
「なあっ!?」
「昔の私だったら今頃、あなたの胴に剣をぶっ刺していたわ。」
「貴様・・・何者だ。」
「あららら。つい先日まで戦っていた連中をお忘れ?」
「オーガストかぁああ!」
コロンは、その女に正拳突きを放つ。
その女はコロンの正拳突きを紙一重で交わし、その腕を一本背負いで投げ、地面に激突させる。
「うあああああ。」
「鉄拳の司祭って聞いてたから楽しみにしてたのに。この程度?」
その女は起き上がろうとするコロンの後頭部を踏みつけ、コロンの顔は再度地面に衝突する。
「あぐぅぅ。」
「ほらほら、いつまで寝てるの?」
「ぐああああああああああああああああああ。」
「おお。」
コロンは踏みつけられながらも顔を上げ、その女はコロンから距離をとる。
「あなたを殺してしまったらゲームオーバーみたいだから、最後に殺してあげるわ。」
「くぅぅぅ・・・ま、待てエエ!」
コロンは、倒れたまま町の中に入っていく女に手を伸ばす。その時、コロンのいる町の逆側から爆音と共に煙が上がる。
やばい・・・・町が・・・町がああああ、私達の町があああああ。
コロンは必死に立ち上がろうとするが、さきほどのダメージが大きく、体がいうことを聞かない。
「だいじょうぶ?」
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アルフィは爆音がした方向に向かって走り出した。
オーガストの連中が来たのか!!
どれくらいの規模だ・・・レアンと大地は何処に行ったんだ!
爆音地につくと、2人の男がそれぞれの武器を構え、襲い掛かる町人を倒していくのが見える。
「お前達は下がれ!!お前達の勝てる相手じゃなさそうだ。」
アルフィはそういうと町人達に避難するようにいい、2人の男達の前に歩み寄る。
「おっ!強そうな奴がきたぜぇ。」
「ほぅ~アルフィじゃねえか。最近見ないと思ったがこんなとこにいたなんてな。」
「・・・ハーガか。」
棍棒をもった鬼みたいな顔の男と自分の嘗てのライバルであったハーガを確認するアルフィ。
アルフィも専用武器の短剣とナイフを召還し、2人を前に構えを取る。
「おいおい、正気か?俺一人でも勝てるか怪しいくせに、2人同時に戦うきか。」
「・・・・待ってくれる気はないんだろ。」
「当たり前だろ。」
「ふははははははははは、速いものがちだああああああ。」
鬼みたいな顔をした男が棍棒を構え、アルフィに向けて突進してくる。
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「そこのお姉さん、中々いいおっぱいしてるね。」
「え?レアンのこと?」
「そうそう。死ぬ前にいっぱい俺の前であえいでくれていいからね。」
「・・・・・殺す。」
レアンの前にピエロみたいな顔をした男が現れ、ハサミを取り出し、レアンに向ける。
レアンも専用武器である扇子を取り出す。
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「リュウガ様。見つけました。」
「ふむ。ではいくか。」
俺は武器屋で武器を物色していた。そこに二人組みの男達が武器屋に入ってくる。
見慣れない顔だな・・・・。
俺はその者達に視線を向けた時、
「これで死ぬなよ?」
一人の黒髪のマントを羽織った男が、俺に巨大な火の玉を放り投げてきた。
魔法か!! 俺は武器屋の窓をわり、武器屋の内部から避難する。
「回避したか。中々のものだな。」
「リュウガ様、遊びは程ほどにして下さい。」
あの威力で遊びだと・・・。
俺はお返しとばかりに、武器屋から歩いて出てくる男達に向かって空気の弾を放つ。
「見えない攻撃か。・・・取るに足らん!」
リュウガとか呼ばれた男は、俺の見えないはずの空気の弾を手で地面に叩きつける。
なかなか面白くなってきたじゃないか。
俺は魔法剣を召還し、ソウルイーターとの二刀流で構える。




