ニートからの脱却 その一
不定期ですが<(_ _)>
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食べ放題の帰り道
コロンビアか、スペイン、ポルトガル語圏だな……うむ話せん。
大丈夫ですよ、直接脳に焼き付けるのと、脳内翻訳ソフトのどちらが(・∀・)イイですか?
どちらもいやじゃボケー、聞き取りは変換して貰った方がいいけど、喋るのは自動変換できないよな?
出来なくもないですけど、次元を越えてですからタイムラグがかなり出ますよ(ΦωΦ)
子機でなんとか処理できないのか?
……それ程容量を使わないのですが、他の緊急時に必要な機能が制限されますよ(´・ω・`)
なる程万能って訳では無いんだな。
より万能に近づける為には容量を大きくするか、もしくは本体の近くでないとキツいですね(ΦωΦ)
ふむ、本体を何処に置くかそれが問題なんだな。
あくまでも端末は小さい方が(・∀・)イイのですかな、そうですね出来れば同じ次元上に置いてもらえれば同期確認のロスが無くなりますし、子機から使える機能も増えますから(・∀・)
木星圏に月が一つ位混じってても判らないンじゃ無いかな。
世紀の大発見とか言われそうですが、次元上に存在していれば海王星軌道の外、太陽系辺境地帯でも問題なく機能を使えますが、タイムラグやエネルギーロスが少ない方が良いでしょうから軌道と直角方向に少し離れて地球を追尾してはいかがかと(・∀・)
見つかりにくいかな?
あらゆるジャマーや透過システムを展開しますので、地球文明程度では見つからないかと(^∇^)
なんかそれはそれで腹が立つんだが。
ではそのようにして、モモちゃんで翻訳可能にしておきますね(・∀・)ところでテレポートで帰らないんですか(?_?;
モモちゃんって……まあ良いか、こんな人通りの多い所で光ったら注目されるだろ、あの仕様はなんとかならないのか?
キャンパス内ならいいんですか、ウーン今までそれに疑問を感じたことが無かったので、そうですね枠でも作ってそこに光を吸収させますか?(ΦωΦ)
何処でも窓か、危険な匂いのする発想だな扉で無いだけましだが。
……ダメだ大人の事情で使えん、仕方ないテレポートはなるべく控えよう。
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東京二十三区内にある自宅の二階
「ポチは恒星系管理システムだったよな。」
「ハイ、恒星系丸ごと管理出来るスペックはありますとも(≧∇≦)b」
「太陽系の管理をするってどんなことができるんだ?」
「ええと、例えば太陽の急激な膨張や縮退の抑制、重力異常の是正、彗星や小惑星、巨大隕石激突の防止、ブラックホールの接近の回避等々、太陽の身の回りのお世話をさせて頂きます(ΦωΦ)」
「なるほど、人類滅亡を回避してくれるか。」
「まあ、計算上何十万年に一回あるか無いかですし♪(´ε` )」
「現状のポチは管理可能なのか?」
「(´・ω・`)すこしオプションが足りません、今できるのは地球に激突する隕石を回避する程度ですかね。(´`:)」
「重力制御で?」
「重力制御です(゜∀゜ゞ)」
「そのオプションを作り終わるのにどれ位かかる?」
「うーん(-”-;)、その辺からブラックホールを捕まえてきて分身ユニットを一から造りますから……二、三年あれば太陽系程度は把握できるかと(ΦωΦ)」
「なるほど廃棄されたときオプションは別に処分されたのか。」
「いえ、姉妹ユニットに持っていかれました(。>ω<。)」
「ああ、圧倒的性能の後継機か……いつの世も妹の方が優秀なのね。」
「ショボーン(´`:)」
「まあ、機能回復のオプション造りは許可する、一人でできるんだろ。」
「問題ありません。(^∇^)」
「なるべく、地球から離れた所の奴にしてね。」
「ハーイ!(゜∀゜ゞ)」
「さて、俺は九月からコロンビアとして、まだ四月だしな、アルバイトでもしようかな。」
「おお、ニートからの脱却を図るのですな(・∀・)」
「小銭が無いと、お昼御飯が食べられん、家では朝夕だけにされてしまったしな。」
「三日留守にして遊び呆けてると思われてますな(´・ω・`)」
「まあやってることは普段と大して変わらないんだがね、アルバイトかあ学校で取った資格が使える楽な仕事場を探しますかね。」