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侵入と掃除

ひさっびさの投稿。またまた性格がかわってきてやがらぁどうしよ…


長く放置していたのは様々な理由があったためです。人生の分岐点をさまよったりしてました。

追跡をすること5分弱。特に続くことのない会話ばかりの5分間はとてもつまらなかった。まぁ俺の感想はどうでもいいか。


今はシーランドの中心部から少し離れた場所。2階建ての建物の前で豚が騒ぐ。


「おお〜い!サラドさんよぉ〜!いるんだろぉ!」


豚が大声を上げると、ガチャとドアが開く。俺は少し離れて、バレないように見ている。場所が分かった時点であの2人は用済みだし、どうしようか。


「なんだ、あんたたちか。新しいのを見に来たのかい?入りな」


容姿は痩身で特徴がない。主犯はコイツだろう。


建物内に入っていったのを確認した後、一度通路に降りる。辺りは光も少なく、よほど大きな音を立てない限りは騒動にならないだろう。


建物に近づきながら、どうやって侵入するかを考え……いや、2階の窓が開いてやがる。


「……都合良すぎだろこれ。エレキアシスト」


メンドくせぇので今回は詠唱なしで壁を登る。と言っても2階なのですぐに窓から侵入できた。順調すぎて欠伸が出るな。


どうやらここは寝室らしい。ベットと机、何かの紙。値段や人名が載っている……が、そのほとんどが契約済みと書かれていて、残っているのは一人。


その一人が救出目標で間違いない。しかし、かなり儲けているようだし、警備として何人か居ても不思議じゃねぇ。


妄想よりも行動したほうが早いな。


俺は寝室から出るためにドアを開けようとした。


その瞬間。ドアは何かによって爆散した。直接あたっていたら拙かったかもしれないが、エレキアシストを切っていなかったため、瞬間的に直撃は回避することができた。


右手に多少の怪我はあるが、筋肉や筋がダメになってない。まだ、痛みを我慢して動かせるならこの程度ならマシだな。


罠。嵌められたか。


「動くな!侵入した理由を話せ!」


面倒なことになった。仕留めて進むしかないだろう。人数は4人で全員男大柄でかなりの筋肉質。元冒険者の可能性があるが……掴まえられなければいいだけだな。


「理由?剥奪」


俺はシンプルすぎてつまらない回答を返した後、一番手前にいた男の首元に手を当て、小さく呟く。


「スタンガン……うらぁ!」


当てられた指先と男の首元からバヂッという音を聞いたあと、男は白目を向いて倒れ出す。その前にほかの4人に隙を作らせるため、その身体を蹴り飛ばす。


「チッ、情けないな!それでも傭兵か?」


どうやら、こいつらは別に殺傷しても構わん部類の人間らしいな。一応、しないようにするが。


傭兵たちは気絶した奴を後ろに放り投げ、またこっちを向く。そして一人は剣を持ち、残りの二人は詠唱を始める。


てか、こいつら驚かないのか?普通はガキに蹴り飛ばされたら唖然とするはずだぞ?


「ガキは家で寝てればよかったのになぁ!」


剣を持った傭兵が剣を振り下ろす。いつの間にかに近くまで接近されていたらしい。エレキアシストで身体を左に動かし、回避する。


「くっ、ちょこまかと動く野郎だな!」


その次は横に薙ぎ払いをしてくるが、それを跳躍で避ける。そのついでに飛んできた火球と鉄球を避ける。薙ぎ払った剣は壁に突き刺さり、傭兵でも少し手こずるようだ。


その隙を見てまたスタンガンを唱え、気絶させる。その直後、先程よりも威力の下がった火球が飛んでくるが、気絶させた傭兵の身体を使って防いだ。


この男も死ぬだろうか……


「火を消しされ。ウォーターベール」


俺がそう唱えるとどこからか水が集まり、傭兵に燃え移りそうになっていた炎を消した。


時間がない。さっさと終わらせよう。


もうすぐ効果が切れそうなエレキアシストを酷使して相手の懐に潜り込み、スタンガンを打ち込む。最後の一人が呆気に取られている隙にそいつの顔面に全体重を乗せた

かかと落とし。


「疲れた。もう、これしか使えるのがねぇよ……」


腰に備え付けられている無駄に切れ味の良いナイフを手に取る。今の音でバレている可能性が高い。だが、今残っている魔力なんてない。これ以上身体を使いすぎると二日ほど

筋肉痛になるかもしれないし、それは困る。一撃決殺が一番だ。


「片付いたか?……え?」


そう決めていたところに、丁度いい獲物が現れてくれたようだ。中肉中背の男は信じられないと言った顔をしている。こいつが、奴隷商。


いいところにきたなぁ。決めたことが実行できる……


「こんにちは、さようなら」


手首のスナップを効かせて肺にでも突き刺してやろうと投合したが、重心がぶれて脇腹辺りに突き刺さってしまった。奴隷商は痛みに負けたようで、その場に倒れ込んだ。


だが、これはこれで好都合。少し尋問できる。


「グアァ!?い、痛たっ!?が、むぐ!」


少し黙ろうか。あまりにも大きな声だとばれる。取りあえず口を手で塞いだあと、そこらにあった布に塞ぎ変える。


「少し質問しても、いいな?まず一つ。一番でかい奴隷売り場を教えろ」


話せるように少し布を離してやる。


「ぁぁぁあぁ……一番でがいのは、大陸をごえた地域だぁ……詳しい場所はしらねぇ!ゲフ!早く、助けてくれよ!」


「その前にもう一つ。名前は?」


「ジョン、ラセル・ジョンだ!早く抜いてくれ!」


「善処しよう。二つ目だ。ここらでの奴隷商はお前だけか?ほかにいないか?」


俺の目的っつーかレティアさんの目的の一つには欠かせないことを聞いとかなければならん。忘れていた。


「お前が知っている商人の人数は?」


「ここらにはいない!俺だけだ!知っているのは二十人だけだ!集会に出ている人数は知らない!」


集会?なんのことだろうか。


「集会とは?何が目的なんだ?」


「集会は機密事項の塊だ!知るかよ!目的は教えられない!」


少しは知っているようだ。最後まで吐いてもらおう。


「何をして、待ってくれ、頼む!何をするんだ!」


脇腹に突き刺さっているナイフを掴み、抉った。不快な肉の感触がするが、それも決めたこと。否定してはいけない。


「グウゥゥンンンンンンァァァッァァァッァァアアァァァァァ!!」


あまりの痛さに我も忘れて飛びかかってきた。頭で考える前に手が勝手に動き、奴隷商の頭を掴み、何度も、何度も、何度も、打ちつけ、奴隷商だったものの


鼻と口から血が出ているのに気がついたら止まった。


突然の出来事で身体も反射的に動いたようだ。


「ハァ、ハッ、ハァ……」


筋肉痛は決定事項だろうか。……さっさと救出しよう。

中途半端Myクオリティですなぁ。いやぁスイマセーン。

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