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エビフライは飛ぶ  作者: 藤原永遠


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3/3

エビフライのしっぽ

今日は時間がない。

朝から、仕事の予定がある。

服を部屋着に着替え、身だしなみをする。

洗面台にくしがあるので、取りに行く。取りに行く時、リビングを経由しなくちゃいけない。

急いで、洗面台に行った。

(今日もエビフライがある、用事あるから少ないといいな)

行くついでに確認して、身だしなみをした。

エビフライのくしを使い、髪を整える。そのまま、エビフライの香水を首元にかけて髭を剃る。

あいにく、エビフライ型の髭剃りはさすがに売ってないのでエビ型の髭剃りで軽く剃る。

身だしなみが終わり、リビングへ行く。

置いてあるお皿を見た。

そこには、エビフライの尻尾があった。

(少ないといいなと思ったけどそうじゃねぇよ)

と思ったが、形が変だった。

エビフライサイズのエビフライのしっぽだった。

ややこしいわ。

時間もないので、エビフライのしっぽを食べる。

ふと、昨日見たエビフライ特集を思い出した。


「エビフライのしっぽはGとおなじ成分なんですよ〜」


その瞬間、食べていたエビフライのしっぽを吹き出した。

(じゃあ、僕はエビフライサイズのGを食っているのと同じじゃねぇか)

と思い、箸を止めたが食べないわけにもいかないので急いで気にせず食べた。

食べ終わり、食器を流しに置き急いで自分の部屋に戻った。

エビフライは、しっぽがなければエビの身の揚げ物。エビフライは奥が深い、アイデンティティだったんだ。そう思うとなにもかも大切なんだなと思った。

「よし、やるか」

と言いパソコンを起動する。

かすかにその時、

「のこさないでね」

という悲しげな音が聞こえた。

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