表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/38

前書き なんやかんやで物語は始まる

 南城なんじょう矢萩やはぎ神田かんだ夜宵やよいは幼馴染みである。同じ高校に通う二年生で、これはまぁ余談だが、男子校だ。


 細かい経緯というか、心情なんかは一旦割愛させていただくが、この二人、実は両片想い中である。二人は男子校に通う二年生であるからして、当然男同士だ。実は特殊な家庭の事情により男の振りをして男子校に――などということはない。もう完全に男だ。男丸出しである。いや、丸出しではない。出してはいない。安心してください、履いてますよ。


 つまりは、BのL、ボーイズのラブなのである。


 これは、そんな両片想いの幼馴染み同士が、とにかくなんやかんやあって美味しいシチュエーションに持ち込まれるものの、互いに「まさか自分のことを好きなはずがない」「あいつは普通に女の子が好きなんだろうな」「いまの関係を壊したくない」「あいつが幸せならそれで」などと考えて最終的には日和ってしまい、チャンスをものに出来ないもだもだぶりと、それを陰に日向に、あの手この手で、ありとあらゆる手段をもってサポートしまくる『自称・ハッピーエンド請負人・遠藤初陽(はつひ)』の苦労を温かい目で見守ることを目的とした物語である。


 もういい加減付き合え。

 ここに教会を建てろ。

 神父が来い。

 遠藤お前だけが頼りだ。


 などなど、思っていただければ幸いです。



★次回予告★

 なんやかんやで十一月十一日でもないのにポッキーゲームをすることになった二人!

 ゲームという体ならキスもイケるのでは!? と慎重に一口、また一口を食べ進める二人は無事唇を触れ合わせることが出来るのか!?


 次回、『なんやかんやでポッキーゲームをすることになった二人』!

 ご期待ください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ