思い合うっていうことは
つき合う時は、別々の拠点(家)から、お互いに合わせて、同じ時間の共有(要するにデート)をします。だからそれは楽しい。でも結婚すると、拠点(家)がひとつになって、ひとつの幸せな家庭を作るその視点は同じでも、役割分担ができて、同じことをするという時間の共有が減ります。(ひとにもよると思いますが)
距離感は近くなるのに見えない部分ができると、どんなに好きあっているふたりでも、むむ?と思う事が出てくると思います。その上で、大切なことを改めて意識できたらいいな、なんて思うのです。
あのひとと、つき合っていた時にはね
毎日LINEや電話して、夜遅くまで話してた。
同じ時間を過ごしてた。
次の休みはどこへ行こうか、なにをしようか?
楽しい時間を作ってた。
同じ気持ちで過ごしてた。
お互いの家は遠くても
同じ気持ちで過ごしてた。
見えない時間 会えない時間
同じ思いで過ごしてた。
それはとても愛しい気持ち。
…だけど一緒になった時
別の思いで過ごしてた。
別の時間を過ごしてた。
見ているものは同じなのにね…
見ている夢は同じなのにね…
仕方がないのは確かなんだ。
それぞれの場所で 立場で
生活の為できることをしてるから…
お互いの見えない時間 会えない時間
「お疲れさま」と言い合えた?
「がんばったね」と言い合えた?
「ありがとう」と言い合えた?
ほんとは、そのこと、そのひとは
「ありがたい」ということ
どうかお互い気づいてほしい。
お互いの見えない時間 会えない時間
「どうしてそれができないの?」
「どうして分かってくれないの?」
「そんなのできてあたり前だよ?」
なんて言葉を言っちゃった…?
ほんとは、そのこと、そのひとは
「あたり前」なんてなにもない
どうかお互い気づいてほしい。
それもほんとは同じ気持ち
分かってほしい同じ気持ち
「ごめんね」って言い合えた?
同じ時間は過ごせなくても
同じ思いはあったんだ…。
つき合っていたあの頃の
切り抜いた時間の共有だけでなく
ずっと一緒の
繋がっていく居場所の共有
ほんとは愛しいはずなのに
見えていないと不安になるの。
見てくれないと不安になるの。
好きになったそのひとを
どうして信じられなくなったのか…
こんなに近くにいるのにね。
大切なのは見えない部分の
相手を信じるその気持ち
大切なのは見えない部分の
相手を愛しむその気持ち
お互い大事に思い合う
お互いの気持ち。
なにか心に残って頂けたなら幸いです。
末永く仲のよいご夫婦が増えることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。