崩壊
数時間後:某国某組織
"Why is the Japanese Defense Force is so weak?(なぜ、日本防衛軍はそんなに弱いんだ?)"
"No! We aren't weak.(いいえ!我々は弱くないです)"
"Then, why did you lose to only one person?(では、なぜたった一人に負けたんだ?)"
"It・・・it is because WHOLE was so strong.(それは・・・それは、WHOLEがとても強かったから)"
"But you couldn't suppress him, right? It means you are weak.(でも、お前たちはそいつを抑えることができなかったんだろ?それは、お前たちが弱いということだ)"
"...So, can you win him? Maybe NO! He is so so so strong!!(・・・つまり、あなたは彼に勝てるんですね?恐らく無理でしょう!彼はとてもとてもとても強いんです)"
"Shut up. I won't lose. And do not make excuses.(黙れ。私は負けない。そして言い訳をするな)"
"Give me one more chance. I'll arrest him. So...(も、もう一度私にチャンスをください。彼を捕らえて見せます。だから・・・)"
"Good bye SHADOW and ZEUS. Hey you kill them.(じゃあな、SHADOWとZEUS。おい、そこのお前ら、奴らを殺せ)"
"All right.(承知しました。)"
「御意」
「おい、ZEUS、何としても生き延びるぞ」
「ああ。」
「お主ら、言い残すはないでござるか?ないのなら拙者が殺してやろう」
「言い残したいことか。そうだな、お前に勝つ」
「ははははは。気に入った。その言葉嘘にならないといいな」
"Don't forget me.(私をお忘れなく)"
「俺が、ニンジャを相手する。俺はヌケニンみたいなもんだしな。能力もシノビっぽいものだ」
「そうか。わかった。俺は、あっちを相手しよう、いくぞ」
「面白い。たった一人で向かってくる心意気」
「うるさいな。影撃ち」
「影か。是非、その能力を拙者によこせ」
「意味が分からんな。実にナンセンスだ」
「千本苦無」
「な、っぶねぇ」
「よけたか、しかしお主はもう生きられない。鎖鎌・連鎖」
「あがっ。ひ、左腕が、動・・・かない」
「毒だ。安心しろ。すぐには死なない。それでは、お主の能力をいただこう」
「あ、あぐ」(ち、力が入らない。というか抜けていっている)
「良き能力を頂戴した。」
「て、てめぇ。か、えせ、よ。俺、の能、力」
「まだ立ち上がるのか。和の者なら、あきらめて腹を切るんだな」
「あきらめてなる、ものか。苦無、お前の、武器だよ、な。くらえ」
「乱蓮斬舞」
「だめ、か」
「さらばだ。」
刀を腹に刺された。
=ZEUS視点=
"So, how do you do?(調子どう?)"
「最低で、最高だ」
"What? I can't understand Japanese. But, one thing I know is you are crazy.(なに?私日本語わかんない。でも、一つ知ってることがあって、それはあなたが行かれてるってこと)"
「はっ。やかましいわ。てか関係ないだろ。ダークサンダー」
"Wow that's cool. Jadgment meteorite(わぁ、かっこいいわね。ジャッジメントメテオ)"
「いいね。雷霆」(これで、隕石を破壊する)
"So fast. I can't see you. But I can move like you. Thunderstorm(とても速いわね。見えないわ。でも、あなたと同じように動けるのよ。サンダーストーム)"
「速い。でも、やる」
"That's too bad. But you have lost. Eruption(残念だけど、あなたの負けよ。エラプション)"
「は?しまった」(下からマグマのようなものが、よけきれない!)
"Good bye. You were cool.(さようなら。かっこよかったわ)"
そして私は何もできずにもろにすべてをくらった。
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同時刻:神田家
俺は一人で外にいた。そして、月に代わって夜を支配している闇を見ていた。このままで大丈夫なのか。なんで俺の能力はこんなに強いのか。
「おい、一葉。」
「和真か。どうした。」
「おれは、能力者だ。」
「は?いやでも、無能力者の特徴と合致してるじゃないか」
「ああ。だから、そういう能力なんだ。ほかの人は力の量を調整できない。言うならば、50の力を持っているなら50の力しか出せない。でも俺は強くも弱くもできる」
「別にいいんだが、なぜ今?」
「いうの忘れてたから」
「どうやって使うんだ?」
「え?ああ。全身に力を籠めるだけだ」
「簡単だな。ふっ」
全身に力を籠めてみた。しかし、何も変化しなかった。
「使えない。お前の能力が使えない」
「マジ?使い方がわかればどんな能力でもつかえるんだよな?」
「ああ。」
「よぉ。お二人さん。桐一葉っていう男を知らないか?」
「それは俺だが?」
「拘束・樹木の女王ユグドラシル。久しぶりだな、一葉くん」
「あぐ。」
この、能力は田中太郎。畜生、全身に巻き付かれて火を出すこともできない。
「ついでに、ここの住人も捕らえるか。指名手配犯を匿ったってことで」
「や、やめろ。青海たちに手をだすな」
「女か。遊びがいがありそうだ」
「こ、呼吸が・・・」
「準備万端。」
「は?お前、あんときの和真か」
「眠れ」
そういうと和真は一瞬姿が見えなくなったかと思うと、田中太郎のいた場所にいた。田中太郎は反対側の田んぼに落ちていた。
「今助けるからな」
そういって、木を一発殴った。すると、木はいともたやすく硬直状態を解いた。
「お、恐ろしい能力、だな」
「しゃべるな。傷が痛むだろう。運んでやるから」
そういって和真はひょいっと俺を持ち上げ運んでいった。
「あ、おかえr、どうしたの!?その怪我」
「あ、ちょっとな」
「一葉、逃げよう。おっれら四人で」
「え?ちょっと待って。どういうこと?」
「おい、話してなかったのか?」
「わかった。取り敢えず、おろしてくれ」
「ああ、すまねぇ」
「んーっと、どこから話そうか」
そう悩みながら自分の傷をいやしていった。
「待って?話についていけないの。なんで逃げなければいけないの?」
「樹里が狙われている。」
「狙われてるって、誰に?」
「警察だよ。強い能力者を集めて最強の組織になろうとしている」
「それとこれと何の関係があるのよ?」
「操れていない人は警察学校に無理やり入れさせて警察にする予定らしい」
「なんでそんなこと知ってるのよ」
「一時的に警察についていたから。その時に聞いた」
「何よそれ。意味わかんない。でも、どこににげるのよ」
「別に俺は逃げるなんて一言も言ってないぞ」
「は?お前逃げないと捕まるんだぞ、わかってんのか!?」
「自警団。静岡と三重はもう自警団が支配してるんだろ?じゃあ、そこ二つの協力を得て、俺が、俺らが支配する」
「どうやって?警察が、あなたよりもよわいといっても数の差が」
「大丈夫だ。俺は分身ができるからな」
「じゃあ、大丈夫なのかしら」
「今週中に作戦を考える。」
「あれ?あなた学校は?」
「半年ぐらい行ってない。」
「それは知ってるけど」
「ああ。行かない。いつ通報されるかもわかんないからな」
「そう。お前らもいかないほうがいいと思うぞ」
「わかったわ」
「そうだ、樹里」
「ん?なに?」(。´・ω・)
「能力を発動させてみて」
「え、うん。でも、どうやるの?」
「地面に手を当てて、当てたところに力を籠めてみる?みたいな?」
「うんわかった!じゃあ、ここで」
「ダメーーーーー!!」
「さすがに家の中はな・・・」
「はーい!外に出てやればいいんだね」
そして俺らは全員外に出て樹里を見守った。
「はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」
「こ、これは恐ろしいな」
「ああ、やばいな」
「すごいわね」
あっという間に家の周りが樹海に変わってしまった。何をもって樹海というのかは知らないが、森ははるかに超えている。
「なんか、眠い」
そういって樹里は倒れそうになった。そこへ俺はそっと手を差し伸べて抱きかかえた。すっかり眠ってしまった樹里を布団まで運び、テーブルへと戻った。
「樹里は大丈夫だよね?」
「ああ。そこは安心しろ。体に負担がかかっただけであろう。疲れただけっぽいぞ」
「そう。取り敢えず、どうするのよ?」
「ああ。策もなしにこうしたわけじゃなかろうな」
「安心しろ。全て考えてある。一週間で細かいところを考える」
そういって俺は、部屋を出た。
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「ついについた。ここが愛知か」
ついに準備を終えて、わしは今名古屋駅におる。
「かりはきっちり返させてもらうで、桐一葉」
そういって名古屋駅を出た。そこで声をかけられた。
「あの~、すいません。あなた、檸檬さんですよね?」
「ああ、せやけど?」
「あなたに、逮捕状が出ています」
「警察かいな。すまんが時間があらへんねん」
わしは空間に亀裂を作りそこへ逃げた。
「待ちなさい」
そんな言葉は無視し、わしは適当なところで出た。
「モールか?」
わしは、ショッピングモールのようなところの近くに出た。しかし、もう閉店している。
「せや、ここを一時的に占拠しよう。そしてここを拠点に桐一葉を探す」
「あら?誰かしら?」
「そらこっちのセリフや。時空断」
「いきなり攻撃とは野蛮ね。」
そしてその女は祈るような体制をとった。すると、攻撃が外れた。
「な、なんやお前。」
「私はFATE。愛知県警のトップよ」
「警察が多いな。ところで、フェイトってどういう意味や?」
「いうわけないでしょ。話し方的に関西人かしら?そして能力的に檸檬で間違いなさそうね」
「あぁ。イライラすんねん。そういって、偽物の正義ばっかり押し付けてきやがって。昔から警察は偽物の正義を執行しやがる。隠蔽、改ざん、冤罪えらい存在やな」
「相当嫌ってるみたいね。」
「本当の正義はな、全員に同じように執行するものや。なんで優遇される者がおる?金か?権力か?くそくらえ」
「いうことはそれだけ?」
「何言うてんねん。もう一つ言いたいことがあんねん。」
「何かしら?」
「滅覇波」
そうい言いながら、両手を相手にかざした。両手から衝撃波が発生し、空間がゆがみ、相手を包み込む。
「くっ。」
そして、球状になったその女を拾ってわしはそれを遠くに投げた。そして、空間を切り裂き、仲間を呼べるようにした。