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愚者達の戦記  作者: 六三
征西編
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第24話:寵姫達の逃避行(4)

 セレーナを荷台に乗せ馬車を走らすアリシアは、王都が見えなくなるほど離れると一旦馬車を止めた。そして2人で荷台から余分な物を捨てる。


 なるべく日持ちしそうな物を残し、野菜など生物なまものは腐らす前に食べられそうな分だけ残す。もったいない話だが、荷を満載していては2人が荷台に乗る場所が無いし、馬車を引く馬にも負担になるのだ。


 こうして場所を空けた荷台に改めて2人は乗り込み地図を広げた。


「帝国に向かうなら北東に向かうのが一番近いんだけど、初めは南東に進みたいと思います」


 アリシアは地図を指でなぞり、王都から一旦南東に進んだ後、海岸線に近い場所を進む順路を示した。


「どうしてなのです? 遠回りになるのではないでしょうか」


 一刻も早くサルヴァ王子に会いたいセレーナにしてみれば、なぜ遠回りなどするのか分からない。不思議そうに首を傾げている。


「まっすぐに進むと、殿下に立ちふさがろうとする者達と同じ道を進む事になるの。それは危険でしょう」

「そうですか……」


 セレーナは意気消沈して言ったが、地図を見て

「それでは東に真っ直ぐ進んではどうです?」と地図を指でなぞった。


「そこを通るには山道が多いから危険と思うわ」

「馬車が通り難いのでございますか?」


「いえ。このような山道は山賊などの野盗がよく出没するの。それどころか人気の無い山道では、女2人しか居ないと知れば、ただの旅人でも襲ってきかねません」

「まぁ! そのような事があるのですか?」


 驚くセレーナに

「ええ」と答えたアリシアに苦笑が浮かぶ。


 本当にこの娘は、ほって置くととんでもない事になりそうだった。


 いつ戦いの巻き添えを食う分からず、野盗の襲撃にも備えなければならない田舎暮らしでは当たり前の配慮も、丈夫な城壁に守られた王都や領地の城で生活する公爵令嬢にはまったく縁がないらしい。


「最後の最後で国境を越える時は山道を進む事になるけど、それまでは出来るだけ山道は避けたいと思います。確かに遠回りだけど、たどり着けないよりはいいでしょ?」


 セレーナも頭ではアリシアの言う事も理解できるが、やはり遠回りになるのは残念だ。

「はい。そうですね」と答えたものの幾分残念そうだった。


「大丈夫です。きっと会えるわ」


 アリシアはセレーナを安心させるように優しく微笑んだ。



 それからアリシアの提案どおり南東に向け、改めて馬車を進ませた。やはりこの時期に帝国へと向かう者はいないのか、人影の無い道を車輪が土を踏む音だけが響いている。


 夜になると馬車を道から逸らせて進ませ、林の中へ止めた。


 馬を馬車から外し、綱を木に括り付ける。そして荷台から干草を運んで馬の前に置いてやった。そして2人は干し肉やパンと言った火を使わない物を食べた。


 冬の最中である。火を焚き暖かい物を食べたかったが、その火に誘われ旅人が

「ちょっと火に当たらせて欲しい」と言ってきては面倒だ。


 女の2人旅であるし、さらにその内の1人は貴族のご令嬢。アリシア1人なら逃げ遂せる事も可能だが、おそらくセレーナは足手まといになる。なるべく目立たないようにした方がいい。


 当然寝る時も火を焚かず、食事の後は狭い荷台で、2人は寒さを紛らわせる為毛布に包まりくっつくようにして横になった。


「後宮では騒ぎになっているでしょうか……」


 荷台の屋根の隙間から僅かに差し込む月明かりに照らされながら、セレーナが心配そうにアリシアを見つめた。


「ええ。そうでしょうね」


 それこそ今更な上に当然としか言えずアリシアも苦笑する。


 しばらく沈黙が続いたが意を決したように、またセレーナが口を開いた。


「どうしてアリシア様は、私をサルヴァ殿下の元へと連れて行ってくれるのですか?」


 それこそ今更な質問だが、王子に会いたい一心で気持ちがいっぱいになっていた彼女には、なぜアリシアが手を貸してくれるのか今まで考える余裕が無かったのだ。しかし改めて考えると、本来、後宮の寵姫達の中で一番手を貸してくれそうにない相手のはずなのだ。


 アリシアは、僅かな月明かりに照らさ、白い肌を微かに黄色く染めるセレーナへと目を向けた。


「私の婚約者は戦いに出てそのまま帰って来ませんでした。出て行く時はまさか帰って来ないなんて思いもよらなかったのに……」

「アリシア様……」


 リヴァルが帰って来ないなど考えもしなかったアリシアだったが、もし今のセレーナのように愛する人と二度と会えないかもしれない。それを前もって知る事が出来ていたなら、きっと自分もリヴァルに会いに行っていた。


 アリシアは無意識にセレーナと過去の自分とを重ね合わせていた。彼女は過去の自分に手を貸しているのだった。


「大丈夫です。貴女は殿下に会えます」

 アリシアはそう言うとセレーナへと微笑み、彼女を抱きしめた。セレーナもアリシアの胸に顔を埋め、美しい金色の髪がアリシアの頬を擽る。


 可愛い女性ひとだ。アリシアはそう思い不意にクスっと笑った。


「どうしたのですか?」


 不審に思ったセレーナは、抱きしめられながらも微かに顔を上げ、また彼女の金髪がアリシアの頬を擽る。まるで子犬のようだと公爵令嬢をさっきより少し強く抱きしめた。


「いえ。とても宴の時のセレーナ様と同じ人とは思えなくて」


 それは、カーサス伯爵を招いた宴である。あの時セレーナはアリシアに散々嫌味を言ったのだった。だが今のセレーナはその時の片鱗も見せない。


「あ、あれは……」


 微かな月明かりではアリシアに見えなかったが、セレーナの顔がたちどころに赤くなる。


「あれは?」

「その……。ああいう立ち振る舞いをするところなので……」


「立ち振る舞い?」

「はい。貴族たる者、公の場では優雅に振るまわなければならないと……」


「はぁ……」


 アリシアは呆れた声を出した。


 どうやら貴族様達は、ああいう公の社交の場では、意識して紳士然、貴婦人然といった立ち振る舞いをしているらしい。


 お行儀が良いといえばそうなのだろうが、言ってしまえば宮廷を舞台に貴族達全員で大掛かりなお芝居をしているとしかアリシアには思えない。あまりに馬鹿馬鹿しいにもほどがあった。


「私は今の貴女の方が好きよ」

「私もアリシア様は好きです」


 2人はクスクスと笑い合うと、抱き合いお互いの身体の温もりを暖に眠りに付いたのだった。




 朝になるとせめて朝くらいはと火を起して暖かい物を食べる。


 少し錆びの浮いた刃物にアリシアが眉をひそめながら、野菜で簡単なスープを作った。


 男の村から王都まで旅する間に必要な物はすべて荷台に揃っていた。ドサクサに紛れてというべきか、あまりのおかしな状況に行商の男もうっかりしていたらしい。まあ、男にはたんまりと代金を払ったのだ。馬車ごと新調するだろう。


 火を使う事になるが、万一旅人が寄って来ても、人の心理として朝方は襲ったりはしないものである。そもそも朝なら火を焚いても目立たない。


 昼食は時間がもったいないと、馬車に乗りながら食べた。


「私こんな事した事ありませんでした」


 状況も忘れ無邪気に笑うセレーナにアリシアも思わず笑みがこぼれる。


 公爵令嬢が馬車に揺られながらモグモグと干し肉を齧り、パンを食いちぎっていると知れば、お父様であるカスティニオ公爵は卒倒するだろうか。


 こうして数日かけ南東へと進んだ彼女達は海岸線近くにたどり着き、今度はそこから東へと向かう。


 遥か右手に海を見ながらアリシアが馬車を進ませていると、前方が光り輝くのが見えた。


 道が光っている!? 一瞬そう見えたが目を凝らすと、なんと矛先を並べアリシア達が進む道を逆にたどって来る軍勢の姿だった。


 災いを避け遠回りしたはずなのに、まさかこんな所に兵隊がいるなんて! アリシアの胸はドキドキと鳴り響いた。


 どうしよう……。馬車を返して逃げた方が良いだろうか? ランリエル軍旗をはためかせているが、国境方面から来るならサルヴァ王子に敵対する者達の軍勢に違いない。


 サルヴァ王子の寵姫だと知られればどのような目に合うか……。しかし軍勢には騎兵も居る。馬車で逃げても逃げ切れるとは思えない。


 下手に逃げてはそれこそ怪しまれて追いかけられると、アリシアは道を外れて馬車を進ませそこに止めた。そして軍勢が通り過ぎるのを待つ。軍勢と鉢合わせた時の民の基本的な振る舞いだが、万一不審だと調べられては万事休すである。


 セレーナの美貌は目に付き過ぎるし有名でもある。兵士の中でも仕官以上で王宮に出入りした事がある者なら、見知っていてもおかしくは無い。そうでなくとも、こんなところで美貌の女性を見つけた兵士達がどのような行動に出るか……。



 アリシアは一旦荷台に入るとセレーナに干草の山を指差した。


「ここに隠れて!」

「ここに? どうしたのです?」


 セレーナは訳が分からず首を傾げた。


「前から軍勢がやって来ます。見つかったら大変だわ。私が良いと言うまで出て来ないで!」


 そして急いで干草の山に潜り込んだセレーナの姿が完全に見えなくなるように干草を被せてやる。


「何があっても私が良いと言うまで決して出て来てはいけませんよ」


 その言葉に、干草の中から「はい」とセレーナの声が聞こえた。


 改めて御者台に座ったアリシアは俯いて軍勢が通り過ぎるのを待った。俯いた視線の先で、手綱を持つ手が震えている。


 もしサルヴァ王子以外の男に身体を汚されては、おそらくセレーナは生きてはいまい。セレーナを守る。もし兵士達が女を求めたら自分の体を差し出す。どうせ……もうリヴァルはこの世に居ないのだ。


 だんだんと軍勢が近づき、アリシアの鼓動も激しくなる。これは唯の古びれた馬車なのだからと、兵士達も気にしないで欲しいと祈る。


 そして遂に僅か50サイトほどまで近づくと、軍勢の先頭に立って進む白馬に跨る騎士の姿もはっきりと見えた。だがその騎士は……。


「リヴァル!?」


 まさかそんなはずは無い。アリシアの婚約者であるリヴァル・オルカはすでに亡くなっている。ならばこれは……。


「サルヴァ王子?」


 どうして帝国で孤立しているはずの王子の軍勢がこんな所に? だが、つま先から首の下までは見事な細工がなされた光り輝く銀の鎧に、兜のみ頑丈だけが取り得の不恰好な物。リヴァルの兜を被るサルヴァ王子に間違いなかった。


「殿下! サルヴァ殿下!」


 アリシアが叫び、その声にリヴァルの兜に頭を委ねる騎士が右手を上げると、その僅か後方に居た騎士が叫ぶ。


「行軍停止だ! 止まれ!」


 軍勢が止まると叫んだ騎士が近寄ってきた。それに応じてアリシアも馬車から降りる。


「今殿下のお名前を呼んだな。どういう積もりか」


 戦勝時のパレードではあるまいし、馬車に乗る田舎娘が殿下に対して名前を叫ぶなどとんでもない不敬であるし不審とも言える。王子自身が来ず、他の者が問いただしに来たのも当然である。


 どうやら本当にサルヴァ王子らしいと安心したアリシアは、微かに膝を折って騎士に会釈し微笑んだ。


「サルヴァ殿下の後宮に仕えるアリシア・バオリスです。殿下に宝物をお持ちいたしました」

「殿下の寵姫だと?」

「はい」


 騎士は考え込んでいるようで、馬を御し身体を左右に揺らしながらアリシアの顔を窺っている。彼なりにアリシアの言葉の真偽を探ろうとしているらしい。その様子に余裕が出てきたアリシアは、お気の毒にと微かに笑った。


「そこで待っておれ!」


 結局騎士は結論を出せなかったらしく、そう言い残して馬首を返しサルヴァ王子の元へと戻っていった。


「アリシアだと?」


 騎士の報告にサルヴァ王子も驚きの声を上げた。


 罠か? と一瞬王子の頭によぎる。だが罠を張るとしてはアリシアを口実に使うのは考え難い。罠の為に名を騙るならアリシアなどではなく、セレーナの名を騙るべきだ。ならば本当にアリシアが来たというのか?


 一部でアリシアは王子の寵愛あついと噂されているが、当の王子はその噂を知らなかったし、実際的外れにもほどがある。王子には思いも寄らない話なのだ。


「はい。しかも殿下に宝物をお持ちしたと」

「宝物とはどのような物なのだ?」


 だが王子の問いに騎士は口ごもる。こんな所に寵姫と名乗る者が居るという事に驚いた騎士は、そこまで気が回らなかったのである。


「聞いてまいります!」


 そう言うと急いで馬首を返し、再びアリシアの元へと向かった。だが馬車の元へと戻り、宝物とは何かと問いただした騎士にアリシアはにべもない。


「この宝物は殿下に直接お渡しする必要があるのです。殿下にお越し頂くようにお伝え下さい」


 王子を呼びつけるとはと憤った騎士だったが、相手は王子の寵姫である。それほど王子と親しいのかもしれないと考え、また王子の元へと戻る。


「殿下にお越し頂きたいと申しております」


 騎士の報告に、子供の使いかと王子はため息を付いた。だがこんなやり取りを繰り返しても仕方があるまい。


 アリシアが後宮に来た理由を曲解し、彼女を傷付けてしまったと悔やんでいた王子だったが、どうしてこのような場所に居るのかと問いただす必要もある。手綱を引き馬首をアリシアへと向けると、身を預ける白馬の腹を軽く蹴った。


 馬車へと近づき、その横に立つ者の姿がはっきり見えると確かにアリシアだった。そしてその傍まで来ると馬から降り、被っていたリヴァルの兜を脱ぐ。


「このようなところまで来るとはどういう積もりか!」


 思いがけない王子の怒声にたじろくアリシアだったが、確かに寵姫がこのようなところにまで来るとは非常識この上ない。少しの外出ならともかく、長期間後宮を出るならその主であるサルヴァ王子の許可が必要なのだ。


 王子が怒鳴るのも分からなくもないが、おそらく王子も愛しているであろうセレーナを折角連れてきてあげたのに。と気分を害し、いっそこのままセレーナを連れて帰ってやろうかとも思ったが、それをしてはセレーナが泣いてしまうと思いとどまった。


「そんなに大声を出さないで下さい。折角王子の宝物をお持ちしたのに」

「さっきの者にもそう言ったらしいが、いったい何の事だ?」


 アリシアを見る王子の視線は、不信の色がありありと浮かんでいる。どうも話せば話すほど面倒になりそうだと判断したアリシアは「少しここでお待ち下さい」と王子をその場に残し馬車の荷台へと姿を消した。


 次期国王陛下を呼び付け、さらに待たせるなど寵姫としてあり得ない暴挙なのだが、アリシアは気にした様子も無く馬車の後ろから荷台によじ登った。


「出てきて良いですよ」


 その声に干草の山から姿を現したセレーナは、全身干草だらけである。干草の山に隠れろと言ったのは自分だしあの場合は仕方が無かったのだが、少し悪いことをしたかなとアリシアは思った。


「もう大丈夫なのですか?」


 干草の山に入っていた所為で、どうやら外の会話はセレーナには聞こえて居なかったらしい。全身に付いた干草を取ってやりながら答えた。


「ええ。もう大丈夫よ。ちょっと馬車から降りましょう」


 出来るだけ取ってやったが、服に付いた干草がそう簡単に取れる訳も無い。セレーナはまだ干草だらけだったが、いつまでも王子を待たせる訳にも行かない。


 王子は御者台側、つまり馬車の前の方に居るのを、あえて馬車の後ろからセレーナと共に荷台を降りた。アリシアに少し悪戯心が疼いたのだ。


 荷台の影から馬車の前の方を覗くと、いらついたように立っている王子の姿が見える。アリシアはにやにやと笑うとセレーナの後ろに回り込み、そして「殿下。宝物です!」という声と共に、セレーナを後ろからドンッ! と押したのだ。


 声に振り向いたサルヴァ王子と、押されて飛び出したセレーナの目が合った。


「セレーナか?」


 サルヴァ王子の前に、干草だらけの服に身を包んだセレーナの姿があった。


「殿下?」


 セレーナの前に、銀の鎧に身を包んだサルヴァ王子の姿があった。そして王子の元へと駆け寄りその胸に飛び込んだ。その身体は硬い鎧に覆われていたが、それでもセレーナには嬉しかった。


 反射的に冷たい鎧越しに寵姫を抱いたが、王子の方はいまだこの状況に戸惑っていた。


「どうやってここに?」


 その声にセレーナは顔を上げ王子を見つめた。その目には涙が溢れている。


「アリシア様が連れてきて下さいました」

「アリシアが?」


 王子の目が驚きに見開く。


「はい」


 視線を巡らしアリシアの姿を探すと、馬車の後ろの方で佇んでいた。そして王子と目が合うと微笑む。


 さすがの王子もこの状況に気持ちが追いついていないのと、アリシアの義母からの手紙、そしてアリシアへのさまざまな仕打ちなどが瞬時に頭を駆け巡り、とっさに言葉が出ずいつもの闊達さが無い。


 本来なら、それでも後宮を抜け出してくるという非常識さに怒鳴るところであるが、目を泣き濡らして己の胸に顔を埋めるセレーナを思うとそれも躊躇われた。


「そうか。礼を言う」

 と、王子は結局無難な言葉を発するに留まった。


 実際アリシアが行った苦労に比べあまりにも物足りない言葉だが、彼女も王子からの礼を期待していた訳ではない。まったく困った王子様だ。とやれやれと肩を竦ませただけですました。


 あくまでセレーナの為という思いが強く、彼女が喜んでいるならそれで良い。という気持ちだった。改めてセレーナに目をやると、彼女は嬉しそうに涙を流しながら王子の胸に顔を埋めている。


 その光景にアリシアは微笑んだ。

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