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異世界カマキリ  作者: 鳥人間
1/1

螳螂になった俺

「ヤバいヤバい。遅刻だ」


通学路を走る俺。


今日は中間テストだっていうのに母親が起こしてくれなかった。


夜までTikTokやってた俺も悪い。


それにしても起こしてくれよなー。


そんなことを考えてる暇はない。とにかく急がないと。


曲がり角を曲がる。


キキーッ!!


「え!?」


目の前にトラックが現れた。


バンッ。







目が覚める俺。


天国か?


いや、目の前には地面が広がる。


立ち上がろうとするがうまく立ち上がれない。


と、緑色の鎌が目に入った。


「なんじゃこりゃー!!」

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