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好きな詩

息継ぎ

作者: 水梨イツ


 特にこだわってもない、ただの落書き.



 




 『青1』


 どこまでも続く桟橋って素敵だと思う

 水平線の彼方まですっと走る一本線

 青色を二つに分かつ揺るぎない直線

 私はそこを歩いていきたいと思う

 燦々と自己主張の太陽が作る影法師

 リュックを膨らませて私は歩き出す

 どこまでも続く桟橋って矛盾だと思う

 それは残酷なほどに素敵なことだと思った

















 『青2』


 僕の人生はcoverだ

 originalの顔した模倣なんだ

 現実と漫画は対義語で

 諦めの青空が果てしなく

 

 僕の成長は過程だ

 老いて死んでいく準備なんだ

 進化と退化は類義語で

 諦めの平穏がその日まで

 

 ああ、本日も全く快晴だ
























 『青3』


 つまらない味の氷菓棒をいつまでも噛んでいた夏休。今年も安楽椅子に座ってボンヤリと過ごしている。明日からラジオ体操が始まる、小学生は氷菓が貰えるらしい。立夏、「幽霊を視たんだ」とそう言って、僕を冒険に連れ出して欲しかった。分かりやすい嘘と夏の涼風をただ感じたかった。そうして、憧れを取り戻したかったんだ。つまりは16才の諦め。






















 『青∞』


 もう迷うことはない

 こんなに僕は生きていたんだ

 確かに知ってくれている人はいる

 だから僕はもういくよ

 悲しいときには思い出してほしい

 光はいつでもずっと

 始まりの場所で待っているから

 もう恐れることはなにもない

 恐れることはなにもない





















 『白』


 一体どうしたんだい

 君はちょっとナーバスだ

 えっ、僕のせい?

 まてよ、僕は君だぞ

 気持ちは今、ずっと凪なはずさ

 なんたって弱さを吐き出したんだ

 だのに、その汚物をみて

 ナーバスになる必要はないよ

 僕は君だ、君の容量オーバーなんだ

 なぁ、気持ちいいんだろホントは

 分かってる、分かってるから

 もう泣かずに寝なよ

 僕を棄ててからさ


 勉強の合間に頭の中で創った無造作な落書き


 テストが終わったらまたちゃんとしたものを書こうと思います。それまでの息継ぎ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読しました。 梅雨ですねえ。 > 僕の人生はcoverだ  originalの顔した模倣なんだ  現実と漫画は対義語で  諦めの青空が果てしなく  僕の成長は過程だ  老いて死んで…
[一言] 桟橋、水没した都市のモノレール線…なども想像しましたが、やっぱり海の桟橋でしょうか。 絵的に綺麗とても綺麗(´ω`) おおう、テストがあるのですね。 体調を崩さない程度に 勉強頑張って下さ…
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