7
砦に向かう途中
「あの軍旗は!!」
ビーグルを運転するバザイは叫び
「マイケル早速だが頼む」
紫のバラの軍旗を掲げる部隊をバザイは見つけてしまう
「いや俺を誘って」
ビーグルを止め立ち上がる
「僕も行くよ父さん」
ゼイナは言う
「良かろうただ」
「分ってる。見届けるだけさ」
ゼイナとバザイは降りようと歩き
「分った。先に砦に向かう後から来い」
マイケルは声をかける
白のザコと青のガーディーが二機悠然と現れる
「ふふ来ましたね」
「君達は白を抑えなさい」
「バザイは私の獲物手出しは許しませんよ」
男の狂気に満ち溢れた声に紫の鎧を着た部下達は傅き皆光る球体を掲げ
「「「<アウトプット>」」」
「さて私も」
「<アウトプット>」
紫の機体<ヴィヴィッドローズ>に狂気の男は乗り込む
「久しいですねバザイ」
「なぜ」
「ゼイナ君今年で14でしょ」
「父が居なくても生きていけるお年頃でしょ」
「待ってくれたのか」
「ええ」
「そうか」
「手伝ってくれません」
「出来ん」
「戯言信じない限りですか」
「お主の子は生きている」
「死にました」
「愛しき妻と共に」
「15年前にねぇぇ」
叫びローズで手にしているソ-ドウィップで地面を叩く
「貴方が破王機の核を起動させなければ」
「貴方が破王機に乗れてさえいれば」
「帝国の甘言等には誰もいや帝国が野心を抱いたのは」
「俺のせいだろうな」
「なら」
「出来ん」
「俺は今でもお前を親友と」
「親友と娘に殺し合いはしはだけは防ぐ」
「あはははは」
「白の良いのか」
ゼイナの駆るザコは<ヴィヴィッドウィード>囲まれでも動かない
「父さんが負けるものか」
「我らが主が負けると」
「そうだ」
「そうかなら共に見守ろう」
「はあ」
「我らは出来れば子供を殺したくない」
「なら何で生きてる」
「狂ってるな」
「そうさ」
「まあだがあんた達も俺もはマシな方さ」
「そうか」
「あはははは」
哄笑と共に二機は動き出す
「<ア ウェイク>」
バザイの叫びと共に光が走り
「此れでお互いスキルが使えませんね」
「ああ」
ローズは手に持つ武器を剣にし
前に突き出す
「ガイ・ミディシア参る」
「バザイ・オルテガ推して参る」
バザイは剣を上段に構える
「ぬうん」
バザイは素早く踏み込み振り落とす
「ふふ」
避けからの刺突が防がれガイは笑う
バザイは振り落とし素早く刺突を受け流し
お返しとばかりに突き返す
ガイも突く
ガァギィギギギとぶつかり合うバサイとガイ
「ふふふ」
「あははは」
両者は笑いあう此れが最後の機会お互い後悔は少なくしたい
「魅せてあげますよ」
「ああどんどん来い」
ガイはバックステップ力をため踏み込み目にもとまらぬ高速の突きを
其れを受け切りバサイは担ぎの一撃
轟音と共に辺りに煙が立ち込める
「良いのか」
煙が晴れつつある中バサイは声をかける
「まあ君の自慢の息子に君の雄姿少しでもいいものとね」
「いやー見てるのいると」
バザイの笑い声が能天気に響き
「盛り上がりますネ」
其の言葉と共に分身するガイ
それぞれが独立して動き
其の全てを受け流し攻撃を加えるバサイ
「あははは」
ガイは笑う悔しさと後悔を隠さず
「此処までかでも」
負け認めた彼の目に飛び込んで来たものは
後ろから黒い腕に貫かれた親友の駆るガーディーの姿
「バサイ!!」
黒い腕が引き抜かれ崩れ落ちるガーディーをガイは支えようと抱きしめる
「ゴメンね」
「君は危険過ぎる」
「此処で退場だ」
ガイの耳に不思議な鈴のような可愛い少女の声が響く
「誰だ!!」
「僕はメノウ覚えておいて」
其の言葉共に黒い機体は消え・・・・
二人ガイとゼナイは機体から降り向き合い
「バサイの葬儀は此方で行わせて貰うが」
「宜しく頼みます」
ゼナイは頭を下げる
「ガーディーは君がしかし修理のアテは」
ガイの心配をゼナイは
「大丈夫です」
「そうか」
「次は戦場ですかね」
「だろうね」
「すまないね」
「ゼナイ君・・君はどうしても私の敵だ」
「バサイの兄デュークに頼ると良い」
「貴方にとって良いデスカ」
ゼナイは悪い顔で伝え
「そうだよ」
穏やかにガイは頷く
其れを見たゼナイは笑い
ガイも笑う
狂い世は狂気のさた笑ってなければやってられない・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




