《あとがき》
古代インダス文明では、『風の神官』と呼ばれる役職が部族の祭を取りしきり、15歳になった少女を祭壇に上げ、その服を脱がせて祝詞を唱えさせ、神を降ろすという儀式が行われていたとされています。本作は、その儀式から着想を得て取りかかりました。
……嘘です。そんな儀式はありません。インダスの皆さんすみません。
さて、短期集中連載『嵐咬のバンセリア ~魔法剣士は悪を斬る! もとい、服を切る!!~』。読者様の期待は裏切ったとしても、タイトルだけは裏切っていない内容だったのではと思います。……うん、それはそれで駄目な気はしますが。
もとは新人賞への投稿作で、まだ評価シートは頂けていないのですが、『出オチ設定を活かしていること、自然とエッチなシーンを作れるのはGJ。ただラストバトルはもっと主人公に活躍させるべき』みたいな途中経過コメントがあったような気がします。
確かにラスト、リード君はパンツの柄を指摘しただけですもんね。どんな魔法剣士だ。
と、いうことで、本編をご覧いただいたあと、あとがきまで読んでくださった皆さまにお礼を申し上げてこの連載を閉じようと思います。
ありがとうございました。