彼女に愛を伝えたい…けどコワイ
パトカーだ…
恐いのに暖かい。
それでも緊張する。
お姉さんがすごい…
でも恐い…
なのに楽しくてずっといたい…
なのに辛い…
僕は勝つ!この戦いは負けるわけにはいけない。戦いは勝つことが絶対だ!なのに俺は夢を追う!勝つんだ!進め!
「魔龍転生愛鬼感化!」
成った!俺は成ったぞ。このまま押し切れば奴のハガナイメンタルは潰れる。その調子だ。進め!
「そんなんじゃ〜まだ届かないぜ?俺は天神勝業忌でゆく。これなら俺の勝ちだ…」
終わった。俺の負けじゃないけどセンスで負け。この作画ではかなわない。なら次からはもっとうまく萌え萌えに。
俺たちはいつも絵を書いて競ってる。このザマにはいつもつらい思いだ。それでも絵に全てを賭けてるんだ。
いつも二人で絵を育ててる。それなのに世間はいつもせまい。だから俺は負けられなかった。あとでいつも泣くんだ。こいつはフリーターなのに絵もうまい。なのに俺はいつもひきこもりながら夢を追うのにかなわない。それでも俺は勝ちたかった。
「お前にはユーモアがあってもセンスがないぜ?俺の仕事先にはいつも先輩がつきっきりで褒めてくれるんだ。もうそろそろあきらめて仕事つけよ。」
殴った。初めてだ。なのにスッキリする。辛い。警察だ。パトカーの音が恐い。
「あなたは未曽有の危機にひんしています!これから連行するところは、所ではありません!しかし怖がってください!あなたは大変なことをしました!これから私の家に連行です!」
「え?…どうしてですか?恐いです…」
「あなたは働いてください。みっちりとです。しかし絵を描いてはいけません。私を描いてはください!」
なんでだろう?恐いのに嬉しい。初めて認めてもらえた。
それなのにこんなにゾクゾクする。俺はこの人が恐い。いつもよりも寒い。それなのにキレイな人だ。なのに暖かい車なのにゾクゾクする。それなのに会話ができない自分が嫌だった。俺は恐いんじゃなくて何なんだろう?
「お巡りさんじゃないですよね?警察官とも違いますけど、あなたは誰なんですか?」
「私は正義のヒロインです!それなのに風当たりが辛くて困ってますよ!私は悪徳刑事に成りたかったです!」
「僕はなんであなたに助けてもらえたんですか?」
「正義だからです。私はあなたの武勇を知っています。だからあなたは助けられたのです!…ッチ」
口を閉ざした。恐いからだ。それでもこのお姉さんは良い人なんだろうと、伝わってきた。なのにこのお姉さんは不思議と目が恐くないのに恐かった。だから僕は話すことにした。
「お姉さん。どうして後ろ髪が長いのにサラサラしてるんですか?キレイですね?」
「ありがとう!良い子でしたね!そんじょそこらの男にはできない偉業の勇気です!…ッボソありがとね」
このお姉さんは泣いた顔をかくしながら、キレイな髪をファサッとした。とてもキレイでなまめかしくて美しかった。
「今度は私の質問の番です!あなたは罪を犯しました!私にキレイと言ってはいけなかったのです!これから30日つきます!大切に刻んでくださいね!」
僕は愛を知った。この人は優しい大人なんだ。大人は優しくてキレイだ。それでも僕は愛されない。それなのに子供には優しいのが大人で、この人は優しくて頭が良いと直感で気づいた。それでも僕はかしこさよりも優しさが大切で、それを武器にしろと初めての友達に言われたから僕には無理だった。この人は優しくて愛が濃いのだろう。それでも僕は愛されたいから優しいんだ。それなのに言葉が思い浮かばない。だから僕は優しくて駄目だった。その人が泣き出したから、声が出せなかった。
「お姉さんはどうしてキレイなのに、怖い顔で運転しながら後ろの人を見ないんですか?後ろに人が立ってますよ?」
「え?…」
ゾクリとした。僕のほうが怖かった。その時一瞬恐ろしいことが起きる気がした。
「今のは冗談です。僕は何か会話がしたかったんです。」
「子供は素敵です☆でも私はもっと怖いんですよ?怪談話聞きますか?それとも見に行きます?」
「お姉さんとなら、心霊スポットに一緒に連れて行ってほしいです。お姉さんはキレイだから強いんでしょ?僕の友達がキレイな人は強いって言ってました。お姉さんには勝てないから僕は守ってもらいたいです。」
「私には勝てないなら自分になら勝ってください!あなたは今勝ちましたよ?あなたとなら私は次に行ける気がします!私も心霊スポットに行きたかったんですよ?私の家です!だから守ってあげますからね?」
「僕守ってもらうの初めて!お姉ちゃんありがと!」
キレイに泣き出したお姉さんは不思議と恐さが消えた。その後は楽しかった…笑いながら産まれて初めて楽しい会話をした気がした。お姉さんは嬉しそうで、僕は泣きながら笑ってた。会話がこんなに楽しいなんて知らなかった。だから僕は眠くなった…
「まだ寝てるんですか?早く起きてください。私は疲れちゃいました。起きないと食べちゃいます。」
うたた寝から目が覚めると彼女はいなかった。その部屋は薄暗く、質素なのにキレイなほどに物が置かれていなかった。そこにはテーブルもなく、椅子もない。台所は何やら床下収納だけが物置のようだ。開けたくても開けたくない。どうしても開けたくない、不思議な雰囲気をかもしだしていた。
「お姉さんどこ?いま起きたよ?」
返事はなく、中ではゴソゴソ音が鳴り出した。開けたくないのに音が聞こえるのだ。怖かった。開いた…
逃げたいのに不思議だ、怖いのに恐いんだ。それなのに泣けない程にキレイだった。
「アァアア?」
声が出ない。それなのにキレイなんだ。僕は泣きたくない。そのお姉さんにハグしたい。そう感じた。それなのに動けないのだ。だから僕は怖いのだ。
「お姉さんはお化けなの?」
「アアァア…」
「怖いけど僕は戦えるよ?」
「あ、り、が、とう」
だからお願い、抱きしめさせて?僕は愛したいんだ?お姉さんは素敵だよ?だから僕にハグさせて?僕は恋がしたかったんだよ?だから僕のことを好きになってもらうからね?だからお姉さん、ハグしよ?その前に愛しあお?
殴った。何度も殴った。これは悲しくない。ただ褒めてほしいとも違う。楽しい!なのに涙がでる。これだから僕は駄目なんだ。こんなに楽しいのに泣いちゃうなんて…
ギュッ「も、う、やめ、て…」
止まった。何でこんなに涙がでるんだろ?僕は泣いた。お姉さんは紫色で声が出せないほどに怖かった。それなのに僕は泣くことしかできない。お姉さんが好きだから泣いた。それでも僕は覚悟した。スキができたことに気づいてしまったのだ。恐い…
「僕は死ぬの?」
お姉さんは何も話さない。それでも温かいのだ。お姉さんの体温を感じる。なのに僕は怖いのだ。
「わ、た、し?」
何のことかわからない。確かに聞こえるその声の意味がわからないのだ。だから賭けた。
「お母さんになってくれませんか?」
「良い答えです!私はあなたのお母さんになります!だから私のことはお母さんと呼んでください!これからは毎日幸せです!放しませんからね?」
「ありがとう!」
違う涙が止まらない。嬉しいのだ。どうしてかはわからない。それなのに涙が止まらない。溢れ続ける。こんなに泣いたのは初めてだ。まるで赤ちゃんが生まれたときのように、これからのこともわからずに泣き続けた。
「もう泣かないでください!私は一人にしませんから!だから泣いたぶん殴りません!泣いたぶんキスしてください!それで仲直りです!」
夕ご飯は一緒に買い物には行かず、渡されたお金で食材を買い僕が作った。
「あなたが作った料理はすごいですね!こんなに美味しいのはひさしぶりです!だからお母さんも明日からがんばりますね?あなたは自慢の息子です!」
「お母さんはどうして紫色なの?」
「私が紫色に見える理由?それは簡単です!私は呪怨って言う幽霊なんです!だから生きてる人たちには姿がわかりにくく見えます。あなたは息子です。なので怖がらないでくれますね?」
「お母さんのこと好きだけど、ゾクゾクする。だけど話し合えて嬉しくてモヤモヤがとれちゃった…だから安心して学校にも通えそう!僕、また学校に通い直して小説家目指したい!だからありがとう!もう悩み事はないよ?だから明日から頑張るから、お母さんは幸せになってね?ありがッ…」
ギュウゥ〜「ダメ!」
お礼を言いたいのに抱きしめられた。こんなに気持ちいいんじゃ眠気も覚めちゃった。だから僕は駄目じゃなかったか?僕は幸せになれそうなのに眠れない。だから僕はこの人を幸せにするために成り上がると決意した。
「お母さんはどうして泣いてるの?僕決めたよ?お母さんを幸せにする。だから僕は小説家になって大成して、お母さんにお金をいっぱいみつぐからね?安心して。僕がお母さんを幸せにするからね?」
泣き止まないお母さんはキレイだ…まるで肌色に戻るばかりではなく、キレイだった。それでも僕は決めたんだ。この人だけは幸せにすると。だから僕はまるで甦った気分でやる気にみちあふれた。これからは努力だ。負けるわけにはいかない。だから僕はお母さんがお母さんで嬉しくてハグし続けて、その晩は気づいたら眠ってた。
お姉さんは何と言っても恐いですね?
それでも少年は前を選びました。
だからさよならは嬉しくて辛いのです。
お姉さんには泣かないでほしいのに、恐かったのです。それでもキレイで最高に良いお母さんみたいです。こんなにステキで恐怖の美しいお姉さんに、連行されたいです…