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喜怒哀楽  作者: ゼロ
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入学式 1

「久しぶりに嫌な夢を見た。」


僕はあんな夢は二度と見たくないなと思いながら、体を起こした。


「ユウく〜ん!もう朝だよ、いつまで起きてるの?あれ、どうしたのその汗の量。」


僕を起こしてきたのか勢いよくドアを開いて、そんな事を言った。その子はこの宿の看板娘のサキ・マリア、サキが名前で、マリアが名字だ。


看板娘ってこともあってすごく可愛い。華奢な体に可愛らしい茶髪のツインテール。小さい背が印象的でなにかと守ってあげたくなるような印象だ。


体を見てみるとすごい汗が出ていた。やはりあの夢を見たせいだ。


「いや、気にしないで大した事じゃないから。」


「そう言って、顔も真っ青だよほんとに大丈夫なの?」


そう言いながら僕に近づいてきて、おでこをくっつけようとしてきた。


「な、何やっての。」


「何って熱を測ってるに決まってるじゃん。」


彼女のいきなりこう言う行動をしてくるからいつも心臓に悪いなと思う。


「うーん、熱はないみたいだね、よかった。今日は入学式なんだから、早くシャワー浴びて今日も頑張ってきてね!」


「う、うん、ありがと頑張るよ。」


サキは満面の笑みを浮かべて僕にそう言ってきた。


彼女の笑顔はすごく可愛い不意にあれをやられた僕はそっぽむいてそう返事するしか出来なかった。


今日は入学式があるので、早急にシャワーを浴びて行かないと遅行してしまうので、早くシャワーを浴びた。


「やべ、もうこんな時間急がないと。」


時計を見ると、もう遅刻ギリギリの時間になっていた。


「いってきます。」


「いってらっしゃい。」


いつも通りに挨拶をしてこの宿を出た。


「入学そうそう遅刻はまずいよな。」


そう思いながらまた、初めての学校にワクワクしながら、急いで学校に向かって行った。



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