1/2
プロローグ
幼い時の記憶。
みんなでかけっこしたり遊んだりとこれから先もこういうのが、ずっと続いていくんだなっと思っていた。そんな日常。
だが、気付いたら全てなくなっていた。
家族も友達も村にある建物全てそして、大切な恋人も何もかも全て無くなって、辺り一面荒れ果てた大地が広がっていた。
僕は自分が何をしたのか一瞬で理解した。
「ウァァァァァァ、、、、、、、。」
手に持っている剣を落として、膝から崩れ落ちただただ悔しい涙悲しい涙を流すのだった。そして、魔力を使い果たしたのか僕は気を失った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
覚醒者それは世界で1000分の1の確率でなれる、言わば人間兵器だ。身体能力向上や魔法、自分専用の武器などが10歳の誕生日を迎えると、突然手に入る。それが覚醒者だ。
覚醒者になると他の者より給料などが高いが、その分命がけでモンスターと戦わなきゃいけないのでハイリスクハイリターンみたいな感じだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー