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3.モンスターを倒すとお金が落ちるシステムになってるんで、筋トレが金になる世界なんすよね、ここ。いやー異世界楽しいわ~。

はじまりの草原を出て

はじまりの街についたけど、

モンスターを狩るためにはじまりの草原に行きました。

おれはエルフの女騎士エロフと最初の街にきたものの、

おれもエロフもはした金しか持っていなかったので、ダンジョンに行って

モンスターを倒して来いよと言われた。

お前ら冒険者だろ?



おれは気が重かった。

エルフの女騎士と会いたいと願って異世界にやってきた。

会った。

もう目的なくなっちゃったよ!!

ダンジョンなんて行きたくないよ!

「ちなみにだが、この異世界では寿命みたいなものはないぞ」

「ゲームみたいな感じで?」

「そう。ゲームみたいな感じで」

「何で知ってんの?」

「転生役所で聞いた」

「エロフ真面目だなあ」

「名前で呼ぶなっ」



でもダンジョンにはいかないといけないんだよね……。

時間は経つし、モンスターを倒さないとお金は得られない。

異世界転生者ボーナスでモンスターと戦いやすいようになってるらしいし。(ソースはエロフ)

「エロフみたいな剣が欲しいんだけど」

「やらんぞ」

「魔法使えるかな?」

「魔法使いを選んだのか!?わたしも迷ったんだ!魔法見せてくれ!魔法!」

「うっさいな……好きなことでは饒舌になるタイプのコミュ障かよ」

「やめろその言葉は私に聞く」

「はいはい。≪エンチャント・フレイム≫!」

とおれは素晴らしく分かりやすいネーミングの魔法を使うと、エロフの剣に炎が付与される。

「「おお~~」」

「エロフ。こうしよう。おれが支援で、前線にエロフ。この布陣だ」

「ふふふ……魔法剣士……」

エロフはまんざらでもなさそうに剣を見つめていた。

剣に映る自分に見とれているようにも見えた。




というわけでひとつ前のエピソードで出てきた、はじまりの平原でおれはエンチャントして

エロフがスライムを狩った。

少しだけお金が貯まった。



今日の感想としては、エロフがいきいきと剣を振り回しているようで、娘の成長を見守っているみたいでよかった。

モンスターを倒すとレベルが上がるみたいで、レベルが上がるにつれエロフの動きがより効率的なものに変化していた。

ゲームっぽい異世界ってホント便利。

現実はなんでこういう風にしてくれなかったんだろうね……。







ちょっとお金が貯まったけど……何を買おう?

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