表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/247

~新たなる住まい~

ついに …私達の 待ち望んだ 新たなる住まいが 出来上がった …


赤茶けた石を重ね コクヤングティに教えられた窓も付けた … 私が言うのも何だが 立派な出来映えだ …


私達は 皆でカチーナに祈りを捧げ 大した物ではないがティピー から 各々の場所へ荷物を運んだ…


皆 嬉しそうに ニコニコと 笑みが絶えない…


妹達はキャッキャッ!と はしゃいでいた …


すると コクヤングティの声が 私の脳に響いた …


「ALO … 度々 スイマセン … 私は レディ達に 私と同じような ドレスの作り方を教えたいのですが… ALOから 伝えては頂けませんか?」と そう言った …


私は 心の中で応えた …


「コクヤングティさん … 貴女の優しさは やはり 貴女が伝えるべきだと想うのです … 皆は口に出しませんが 貴女が私達と違うのだと言う事を知っています 恐らく KiVa の事も … 私達は 貴女にとって 信用できない者なのでしょうか ? 貴女は 心に恐れがあると言いました … その 恐れが恐れではなくなる日は来ないのですか? 私達に伝えられた教えの中に 恐れと戦え !と言う言葉があるのです 正しい者は 誰が視ていようとも正しいものです …例えば カチーナや神であろうと …貴女が 私達部族の 女や娘達に優しさを向けてくれる事に感謝します !貴女を好いている 娘や末娘達に 是非 貴女の真実なる優しさを見せては貰えないでしょうか? 」



コクヤングティ は 「ALO … 貴方は 正しい貴方の言う通りですね … 教えてくれて ありがとう …」と応えてくれた …



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
物語
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ