~ KiVa 語る ~
「此の星を離れ … 遥か彼方の世界には…此の星のように 命を持つ生き物がいるんだ … 姿 形は様々で … そうだな … 皆に伝えられた話しで 人間はトウモロコシから出来たと伝えられているだろ ?赤い肌 ・ 白い肌 ・黄色の肌 ・黒い肌 … それと 同じように 嫌 もっと 沢山の 種族が 生きているんだ … 此の星が 暗い闇に浮かび上がった時 … 沢山の種族達は 此の星の美しさに 見とれたんだ … 青い海 ・ 黄色と茶の大地 ・ それに 緑の山や森 … その美しさに あの星に行きたいと思ったんだ … 道具を持つ 種族は 早速 此の星へと 向かったんだ … 」
KiVa の 話しを 皆 も私も 身を乗りだし聴いていた …
「此の星に住む者達は 皆 素直でね … 他の星から来た種族達は 素直過ぎる 住人達を可哀想に想ってしまったんだ … だからツイツイ 色々 教えてしまってね … でも …それは 神の怒りに触れ 間違いだと気づいたんだ … 人間達は人間達で 自らの星を創るべきだとね …だから … 全てが 此の星に住む人間を含む生き物達に託されたんだ…でもね … 何時でも 視てるんだよ … 星の彼方から … 美しい 此の星を … 」
KiVa は 声を詰まらせた … 大きな瞳から…一粒 又 一粒 と 涙が伝い 不毛の大地を濡らした …
KiVa は 続けた …
「 四色 の トウモロコシが 手を繋いで…其処には 争いもなく 皆 が笑顔で … そしたらね … そしたら … 此の星は 美しいまま…何時までも 輝いていられるんだ !」
KiVa !! 私は 胸騒ぎがして 立ち上がりKiVa に駆け寄った
QALETAQA も 何かを感じたらしく 私と同じく KiVa に駆け寄った …
QALETAQA は叫んだ 「皆で KiVaを囲めー!其を一本 ワシによこせ!!」
尖った石が付いた 背丈程の木を持ち QALETAQA は 目を閉じた …
男達も QALETAQA の声に 立ち上がり 皆で 石の付いた木を持ち KiVa を守るように 囲んだ …
ウィ~ン~ ウィ~ン~ ウィ ~ン ~ !
耳が壊れそうな程の 高い音が辺りを包み…眩しい光を浴び 夜が 一変して 朝に変わった …




