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~ Pai ・ute 宴 ~
私達の歓迎 と 巨人達に襲われる心配が無くなった 事実とで 開かれた宴は 唄に踊り … そして 美味しい食事と …
其処ら中に 楽しげな笑い声が溢れていた
女達の考えで Pai・ute と 私達の部族の料理が並べられた … どちらも 美味い !これには 男達も感激していた …
宴を楽しむ 私の元に尊長が 近づき 真剣な顔つきで 私に こう告げた …
「ALO … 皆 と共に 此の地に留まる事は出来ないのか? 」
私は 尊長に カチーナとの約束の話しをした 不毛の大地に行かねばならない 訳を…
尊長は 俯き それから 頷いた …
「そうか … だが 私達は 親しい者に変わりはない ! 私達は ALO 達 に 何かあれば直ぐに向かうと約束しよう!不毛の大地は 此処から 一ヶ月 程は掛かるが 行けぬ訳ではない ! 約束するぞ ALO !!」
私と尊長は 抱き合い 互いの危機には必ず駆け付けると 固く固く誓い合った …
宴の炎に揺れる皆の笑顔 と 夜空に浮かぶ 青い星に誓って …




