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~ Pai・uteの森~
QALETAQA が 呆然と空を見上げる 私の襟元を掴み 前後に揺らした …
「ALO ! お前 何をしてるんだ !! 皆の目の前で 喰われるとこだぞ !!聴いているのか !ALO !!」
私の 躰は … 力など入らず … 前後に揺らされたまま だった …魂が 抜けたように …
QALETAQA は 腕を大きく振り上げた …
男達が QALETAQA の 躰を 押さえた …
「 あぁ … QALETAQA … 殴ってくれて 構わない … スマナイ … 」
私は そう言った…
「ALO … お前 … 」 QALETAQA は 腕を降ろした 目に涙を溜めて …
QALETAQA は 私に 背を向け …
「一旦 集落に戻るぞ ! 巨人は 明日の明け方に 片付けるとしよう … 皆 行くぞ !」
と 男達に言った …
KiVa が … 私の元へ 近づいたが QALETAQA が 止め 皆 は 集落へと 歩き始めた …
QALETAQA … スマナイ … 皆 を 頼む …
QALETAQA には 解っていたのだ と そう想う … だから 私 を 一人にしてくれた… ありがとう QALETAQA … スマナイ …
私は 走り出した 巨人の住む 洞窟へ …




