~ 現れた 赤毛の巨人 ~
「お前から … 先に喰ってやる … ゴチャゴチャ煩い奴め … 」
巨人の手が ヌゥゥッ と 私に伸びた
「ALO ー!!」皆 の 叫び声が聴こえた…
「 もぅ いぃ … もぅ … 皆 逃げろー!」私は 皆に叫んだ …
QALETAQA … スマナイ … 巨人達と話しをしたかったのだ … 言葉が 通じ合えると言うのに … 一つのもの かも 知れぬと言うのに …解り合えぬ … 此の …悲しみは …
私の躰から力が抜け 涙が頬を伝った…
QALETAQA は 尖った石をブンブン!と巨人達に投げつけた …
私の 躰は 大地を離れ 空中に浮かんだ …
私は 再び叫んだ …
「ありがとう !QALETAQA !! 逃げろー! 逃げるんだー!!」
ゆっくり と 私の躰は 空中を横に動いた…
生温かい 巨人の息が 私の全身に拡がり 私は瞼を閉じた …
ヒュー ヒョロロロロロ ♪
あぁ … 此は KiVa の 鳥を呼ぶ音か …
青い星の カチーナよ … スマナイ … 私は 心の中で 侘びた …
バッサッ!バッサッ ! バサッ !!
鳥 の … 羽音 ? 竜巻のような 風が巻き昇り 私は 瞼を開いた …




