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~ Pai・uteの森 ~

赤毛の巨人を倒す為に…

私達は 女や子供達 皆の力も借り 一斉に森に入り 女や子供達には 小枝を 男達は少し太めの木を 集めた …


巨人が襲ってくる危険がある為 男達は辺りを気にしながら 木を集めた …


巨人が歩くと 大地が揺れるので 直ぐに気づくらしいのだが … 注意するに越した事はない …


男達には 一人に 一つ QALETAQA が石を渡していた それに ベタベタする ヤニを塗り 巨人が見えたら 女と子供達を逃がし投げつけろ!と ヤニ は森の中の 其処ら中にある 赤く先の尖った葉を持つ大木に石を数回 打つと汁が出る それを擦りつけるのだ …


QALETAQA は 森の出入り口にドッカリと座り 巨人が来る方角を睨みつけ 大きめの石と 少し小さな石とを叩き合わせ 石を尖らせていた …


此には かなりの力が必要なのだか … QALETAQAは カンカンカ~ン !と 三度音を鳴らし もう一度 カンカンカ~ン !と 六度音を鳴らすと 一つの 先の尖った石が出来上がった …


此の 勇ましき姿 …

私は QALETAQAは紛れもなく 戦士であるのだと実感していた …


KiVa は 丸木の飾りを掌に乗せ 何やら探すように森の中を歩き廻っていた …


「あっ!」 と 声を上げては何か堀出しながら …



ド ッ ス ン ! ド ス ン ! ド ッ ス ン !


森が揺れ 辺りに 地鳴りが 響き渡った …

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