~ 夜空を見上げて ~
話が終わり 家族達は 各々 テイピーへと向かう …
私は 何故か 哀しげに見えた KiVa に声を掛けた …
「KiVa そろそろ テイピーに戻るか?」
KiVa は ニッコリと 笑顔で 振り返り
「うん ! ALO 戻るよ !」と 応えた …
私の 気のせいで あろうか … ? KiVa の哀しみを 感じたのだが …
私は KiVa と共にテイピーへと 向かい歩き始めた …
「ねぇ ALO 空見てよ !」
KiVa の言葉に 私は夜空を見上げた …
夜空は 黄 赤 青 黒 白 … 星達が キラキラと瞬いていた …
「美しいな … 」 私は 呟いた …
KiVa は ニコニコ と 笑顔で …
「うん ! 青く光ってる星 あれ シリウスって呼ばれるんだ !」
「シリウス ? 」私は聞き返した
「うん ! でも内緒だよ … 本当は言っちゃ ダメなんだ … だから … 青い星にしといてよ … 」
私は KiVa の話の意図が解らず 戸惑った…
KiVa は続けた …
「ALO … 何時か… もしもの話だよ … 俺が … 俺が消えたら … 青い星 見た時でいいから … チョトだけ 俺の事 思いだしてくれないかな … 」
KiVa は 笑顔のまま 青い星を見上げた …
私は 何と言っていいのか 解らず … 只々…KiVa を 見つめた …
星の瞬きが照らす KiVa の 頬を涙が伝っていた …
KiVa の 心の哀しみが …
その哀しみだけが… 波打つように 私の胸をチクチクと 刺した …
「あぁ … 約束しよう … KiVa … 」
それが 私の 精一杯の 言葉だった …




