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~ QALETAQA と KiVa ~

「何だよ ! 何でダメなんだよ!」


「何でだと! そんな事も分からんのか!人間と言うのは 陽が昇り 陽が沈むまで良く働かねばならんのじゃ !!お前は何じゃ ! 娘達の後ばかり追いかけおって!そんな奴は 男としても 人間としてもクズじゃー!」


「違う ! 俺は 聞かせてくれって言われて話てんだよ !クソ爺ぃ!」


「カァ~! クッ クソ爺ぃ?このワシに言ったのか!KiVa ! お前の その 歪んだ心叩き直してやる!!」



QALETAQAはKiVa の首に掴み掛かった !


私は慌てて QALETAQA と KiVa の間に分って入った …


男達 3人が QALETAQA の後ろと前から躰を抑えた …



QALETAQA … 伝えていなかったが …

歳は幾分取ったと云えど QALETAQAは戦士だ… 私達の言う戦士とは 自ら争うのでは無く 危害を加えられた時 集落を守る…


普段は 年2度だけ許される 森の兄弟達の狩りをし恵みを受ける事が誇りだ …


昔 故郷に 人喰い熊が現れた時 … QALETAQAは素手で熊を締め殺し 熊を退治したと言う … 背中の大きな爪痕は その時のものだと 家族達から聞いた …


私は 二人の間に入り 答えを探した …

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