37/247
~ KiVa ~
QALETAQA のお陰で …
KiVa は 3日もすると 集落を散歩出来る程に躰も心も回復した …
私達の言葉はすっかり覚えてしまったようで…7日もすると 自ら家族達に話掛けるなど… 人なつっこい姿を見掛けるようになった …
「でさぁ~ 巨人知ってる?巨人 …」
「えぇー? 巨人 ? 神話の? 」
「うん? 神話じゃなくて… ガチの 巨人 !」
「知らないわ だって 会った事ないもの~本当にいるの?」
「いるいる巨人 ! マジだって !赤毛の奴 人間喰うんだぜ!」
「キャ ー !怖~い ! 」
と … 女達を相手に こんな感じだった…
KiVaの話は とても興味深く …
私達の知らない大地の話は 特に 女達を夢中にさせた …
キャー !KiVa 様 ~ !!お話聞かせて~
等と 女達の黄色い声が 集落の彼方此方から聞こえていた …
男達は 不愉快そうに横目で追っていた …
それから 2日程 経った頃だった …
「A L O ! A L O ! 早く来てくれ !」
私は 畑仕事をしていたのだが 男達に腕を引かれ 集落の中央へと向かった …




