~ 赤土の大地 ~
「ALO … この赤土 … 作り出したは 人間…嫌 … 利用したと伝えるべきか… この世界の 創造主 タイオワは 第一の世には 火を … 第二の世には氷を … して 第三の世には水を使い 清めを起こした … 我欲に溺れ他を見失った人間達に この星は任せられぬと … 嘗ての世で起きた事だが … 先の世でも起きるであろう … 慢心した人間達が我欲に走り 赤土を増やす … この 赤土の大地の下には 慢心し腐りきった心の者が手にすれば この星 全てのみならず 害を与える秘宝が眠っている … 再び過去が甦れば私達もタイオワも 怒りと悲しみに震える… タイオワは迷わず清めるであろう…ALO … 私達はタイオワよりもソナタ達に親い者である … タイオワの決断に反論はないが 人間達が清められる事は … 辛い …ALO … 家族達と共に この地に留まり 強欲なる者達から 秘宝を守って欲しいのだ … 頼む ALO … 」
カチーナ が 涙を流した …
カチーナの涙は… 風に乗り …
何時までも何時までも 見えなくなる迄 輝き尾を引いていた …