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~ 豊穣の祭り ~

ドンドコ ! ド ン … …


太鼓の音か遠くなり … 私の眼を闇が覆った …


音の無い … 静寂なる闇 … 私 は 無限に拡がる 闇に放り出されたように …


フワフワ … フワフワ … と 躰を横たえ 漂っていた …


あぁ … このまま … このままで居たい … 全てから 解放された気分だ …


私は 余りの心地良さに この闇と同化してしまいたいという衝動にかられた …


「A L O … おい ! A L O !」


ホワイト・ウルフの迫力ある声に 私の心臓が ドックンと 大きく波打ち 私は瞼を開いた …


瞳に光が射し込み 私の 眼の前に 不毛の大地が拡がった …


祭りの輪にいた筈の カチーナが私の横に並び こう告げた …


「A L O … ソナタに伝えたき事がある …この … 赤土の大地の嘆きの声を … 」


カチーナは 悲しそうに私に話し始めた …


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