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~ 洞窟へ ~

森に入り 森の兄弟達の示す足跡を辿り 滝を目指す …


何時 訪れても 美しい …


森そのもの が 一つの生きのように 私を包み込む …


そこには 悲しみは存在しない …


心に拡がるのは 私も自然の一部 … 同じものなのだと言う想いだけ …


森の奥へ 奥へ と進む …


軈て 緑に包まれた花咲く大地へ出ると ゴォーゴォー と水の流れる音と煌めく水飛沫の舞う滝へと辿り着いた…


私を待ち構えていたかのように 一瞬 ピタリッと滝から落ちる水が止まった …


私は 足早に洞窟へと向かった …


私が洞窟に入ると 滝は再びゴォーゴォーと 豊かな水を落とし始めた …


暗闇が拡がる洞窟 …


私は洞窟の壁に手を伸ばし 目が慣れるのを待つ事にした …


目が少し慣れて来たので 私は洞窟の少し奥へと進んでみる事にした …


奥へと進む 私の脳裏に文字とも音とも言えない震動が駆け抜けた …


「 お前が これから目にするもの 全てをお前の 心と記憶に刻みつけろ! それが お前の使命だ ! ALO … 」


「ホワイト・ウルフ !この 陽もあたらぬ洞窟で 私には暗闇しか見えないと言うのに 何を見ろと言うのか … 」


私は 必至に姿なき ホワイト・ウルフに叫んだ


「 ALO … 心の眼を開け ! … LKHLKH (レフレハ ) … それが お前の使命だ … 」



LkHLkH (レフレハ ) … 己 を 探 せ …




私は洞窟に座り覚悟を決めた…

心を落ち着かせるため 目を閉じた …


ホワイト・ウルフが何を云わんとしているのかは 今は解らないが …


親愛なる ホワイト・ウルフの言葉に従った …


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